横浜心理カウンセリング ブログ

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私の私が幸せでないのは、障害のある妹を助けていたから (その一)・ゲシュタルト療法体験談

2017-04-23 22:12:30 | 障害・体験談

こんにちは。横浜で心理カウンセリングをしているハッピーライフ・トータルセラピーの堀井です。

  

 横浜心理カウンセリングにいらした体験談は、『私の私が幸せでないのは、障害のある妹を助けていたから(その一)』です。

 

以前に堀井さんのセッションを受け、両親との問題はほとんど解消されました。

今度は現在付き合っている彼との間の問題と、過去に付き合っていた元彼たちとの問題を解決してもらおうと思い、セッションをお願いしました。私は彼氏ができても、すぐに別れてしまうことが多くて、それを解消したいと思っています。恋愛の中で、比較されているという感覚に陥ると、見捨てられてしまうのでは、と不安になり、こちらから別れを切り出してしまうのです。

 

堀井さんより、現在の彼と喧嘩した時の無意識のパターンをクッションで表してみましょうと言われ、堀井さんと一緒に感覚を再現しながら、並べてみました。

 

比較されると怒りを覚え、思考が停止してしまうことがわかりました。そして、思考が働きだすと、見捨てられるという感覚になり、好きか嫌いかを試したり、こちらから別れを切り出したりという選択をすることがわかりました。これらの思考・行動パターンが今まで付き合った彼にすべて当てはまりました。また、怒りを感じても抑えてしまうのは、怒りを出すと嫌な父と同じになるので、怒りは出すまい、という信念があることに気が付きました。

 

(エンプティ・チェア技法を用いる)

 

セラピスト・堀井(以下・堀)  並べてみると、比較されるところに問題の原点があるように思いますが

私  そうですね。障害を持った妹と比較される。比較されても構わないけれど……

堀  けれど、何でしょうか

私  嫉妬していたし、ズルいと思った。幼少期から私も具合悪いことが多く、いつも病気になりたいと願っていたことを思い出しました

堀  そうだったんですね。では次に、障害者の障害に見立てたクッションを目の前に置いてみてください。

 

私は、障害者の障害に見立てたクッションを間の前に置きました。

 

堀  二人称で、あなたがいると私は……の後に言葉を続けてください

私  あなたがいると私は、頑張っても何も手に入れられない。あなたが手に入れば、私も父からの暴力を受けないし、母からの愛情も手に入った。親に不平等だと言いたいけれど、不平等だって感じてないふりをしていた

堀  身体にどんな感覚を感じますか

私  怒りと嫉妬

堀  怒りと嫉妬をどう抑えていたんですか。怒りと嫉妬のクッションを出して、そのクッションを抑えながら言ってみてください

 

私は怒りと嫉妬のクッションを並べて、抑えながら言語化しました

 

私  あなたたちは、出ちゃだめよ。出ちゃったら、両親はすごく怒って、私を見捨てる

堀  ここで、怒りと嫉妬の感情を抑えると、見捨てられる感情が浮上してくるんですね

私  本当ですね。不思議な感じです。

堀  では、両親に対して、私はこうして、ずっと感情を抑えてきましたと言ってみてください

 

私は、両親のクッションを出しました。

 

私  私はこうして、ずっと感情を抑えてきました

堀  それを聞いて、両親はどうですか。

 

私は、両親に見立てたクッションの上に座りました

 

私  妹は、望んで障害を持って生まれてきたのではない。あなたは人間としての愛がない

堀  それを聞いてどうですか。

 

私は、元いたクッションに戻りました。

 

私  何も言えない

堀  障害に見立てたクッションに向って、「あなたに何も言えない」と言ってみてください

私  「あなたに何も言えない」。否定してもなくならないし、改善もしてくれない。私はあなたの前では無力。でも、あなたをうらやましいと思って生きていました

堀  では、両親は娘である妹をどうみていましたか

 

私は両親のクッションに移動して座りました

 

私  私たちはどうしたらいいかもわからない。お姉ちゃんは、妹の面倒を見て助けてほしい

堀  「あなたは、お姉ちゃんだから助けなければならない、私たちはどうしたらいいかわからない」とくり返して言ってみてください

私  「あなたは、お姉ちゃんだから助けなければならない、私たちはどうしたらいいかわからない」

 

堀  私になって答えてください

 

私は、自分のクッションに戻りました

 

私  私ばかり。私だってどうしたらいいかわからない。荷が重い。すごく逃げたい感じです

堀  私は、何から逃げたいのですか

私  お姉ちゃんという責任から逃げたい

堀  それを両親に伝えて

私  私は、お姉ちゃんという責任から逃げたい

堀  では「責任」に見立てたクッションを置いてみてください。そして、「責任」に向かって、私はあなたから逃げたいと言ってみてください

 

私は、「責任」に見立てたクッションを目の前に置きました。

  

私  私は、あなたから逃げたい

堀  言ってみてどうですか

私  何も感じないです

掘  それでは、その「何も感じない」という感覚に見立てたクッションを置いて、座ってみてください

 

私は、「何も感じない」という感覚に見立てたクッションを置いて、座りました。

  

堀  ここに座るとどんな感じがしますか

私  責任は感じなくなるけど、無気力で、頭がフリーズします。気力なく、無感情になる。身体が重い。何だか、しゃべるのもツラくなってきました

堀  しゃべらないで、ただ感じ続けてみてください

 

 私は3分間ほど感じ続けました。

 

堀  親指と人差し指がこすり始めましたが、指は何と言っているのですか

私  ここにいたらダメだよ

堀  ここにい続けたら何が起こるのですか

私  前に進めなくなる。どうしょうもない。身体が重いですし……

堀  何も感じられないし、身体は重くて、気力ないのですね

私  そうです

堀  身体から、頭に伝えてください。あなたを感じさせなくするために、私は……の後に言葉を続けると、どうなりますか

私  あなたを感じさせなくするために、私は重たくさせて、気力を失わさせています

堀  それを聞いて頭は、どうですか

私  あなたが、肩代わりしてくれたんだね

堀  私を守るために、身体が肩代わりしてくれていたんだね、と言ってみてください

私  私を守るために、身体が肩代わりしてくれていたんだね

堀  それを聞いて、頭はどうですか

私  ありがとう。涙が出てきます。私を守っていてくれて本当にありがとう

堀  私の責任をあなたが肩代わりしてくれてありがとう、と言ってみてください

私  私の責任をあなたが肩代わりしてくれてありがとう

堀  身体はそれを聞いてどうですか

私  やっとわかってくれて、嬉しい。でもちょっと疲れた

堀  それ聞いて、頭はどうですか

私  ごめんね、今の私なら責任を引き受けられる

掘  それを言ってどうですか

私  楽になりました。鉛のような感覚から抜け出しました

堀  背筋が伸びましたね。伸びた姿勢は何と言っていますか

私  もう、大丈夫

堀  では、「責任」のクッションに向かって、あなたの事は引き受けますと言ってみてください

私  あなたの事は引き受けます。自信が湧いてきました。

堀  では、「責任」のクッションと、「何も感じない」という感覚のクッションを1つにして、その上に座ってみてください。そして、感じてみてください。どんな感覚を感じますか

私  一体感を感じます。とてもスッキリし、クリアになりました。

 

   そのニ に続く

 

 ▲「鉛のような感覚が出てきましたが、解消されて楽になりました」との感想を頂きました。

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