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発想を変えると、形も変わるーキャリーバッグ「スネイル」ー

2016-10-19 18:25:58 | ビジネス

先日、FMを聞いてたら聞きなれないブランドのキャリーバッグが、話題になっていた。
「スネイル」という名前のキャリーバッグだ。
と言っても、このキャリーバッグ、まだ発売されていない。
一般発売予定は、来年になるらしい。
にも拘わらず、話題になっているのはそのユニークな形状だからだ。

株式会社NOVEL:丸形スーツケース「スネイル」

太鼓のような形状のキャリーバッグで、通常のキャリーバッグの底についている車輪が無い。
車輪そのものが、キャリーバッグになっている、というデザインだ。
その結果、わずかな段差で引き辛かったキャリーバッグを気にすることなく、運ぶことができるようになったということのようだ。
階段も持ち上げずに、引いて歩けるらしい。
また押して歩けるようなので、人込みの中では押して歩くことで「キャリーバック事故(キャリーバッグの車輪に引っかかり、怪我をする人が増えている)」が減らせるかもしれない。

もう一つ話題になっているのは、オプションではあるが「簡易充電機能」を付けることができる(予定)になっている、という点だ。
旅先で、スマホなどの充電が切れて困った!という方は、多いと思う。
そのような問題を解決する方法として、「キャリーバッグを動かす」という方法の簡易充電機能があれば、便利だと思う。

それにしても、なぜこのような形状のキャリーバッグを思いついたのだろう?
NOVELのサイトには、海外旅行で石畳の道を歩いた時の車輪音や引いて歩くときの、歩きにくさを解消するために、このようなデザインのキャリーバッグを思いついた、とある。
ちなみに、このアイディアを出したのは長崎の中学校の社会科の先生だ(現在は退職をされ、NOVELの代表者となっている)。

確かに、キャリーバッグが四角でなくてはならない理由はない。
「四角でなくてはならない」というのは、思い込みかもしれない。
丸い形だと、荷造りのパッキングはどうするのか?という心配はあるし、重量も5㎏と重いのが気になる。
外装の紹介しかされていないため、内部構造(?)がわからないこともあり、現実として使えるのか?という、疑問が無いわけでもない。

ただ今現在のキャリーバッグの使われ方を考えると、「キャリーバッグ=旅行用」と考える必要はないかもしれない。
というのも、昼間所用で百貨店などに出かけると、ご高齢のご婦人を中心に「ショッピングバッグ兼杖」のようにキャリーバッグを使って体を支えながら歩いている姿を見かけることがあるからだ。
小型であれば、ショッピングバッグのような使い方もあるだろう。

「キャリーバッグの車輪音や歩きにくさ」という問題点から、キャリーバッグを発想した時「四角でなくてはならないのか?」という疑問が起き、既成概念のような枠を外したところに、新しい発想が生まれたと考えればこのような商品が生まれる、ということだと思う。

ジャンル:
経済
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