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トランプ・リスク

2017-05-19 18:55:08 | ビジネス

トランプ大統領の迷走は、FBI長官をクビにしたころから表面化し始めたような印象を受ける。
もちろん、FBI長官をクビにする前から、様々なことを言われてきたのがトランプさんだった。
就任後100日は、メディアなども「様子見」として、新大統領のネガティブな話題や事件を積極的に取り上げることはなかったように思うのだが、今回のトランプさんに関しては、マスメディアに対して最初から喧嘩腰で「マスメディア=フェイクニュース」と切り捨てるような発言を繰り返してきた。

トランプさんが言う「フェイクニュース」の一つが、今回問題視されている「ロシアへの情報提供」だ。
しかし、トランプさんが「フェイクニュースだ」と言えばいうほど、信憑性の高いニュースへとなってきているようだ。
それが、今やトランプ政権のリスクとなっているのでは?と、感じられるほどで、これで弾劾裁判のようなコトになれば、ニクソン大統領を辞任に追い込んだ「ウォーターゲート事件」どころの騒ぎではないような気がする。

何故なら、この「ロシアゲート事件(と呼ばれているらしい)」によって、経済政策が停滞し始めているようだからだ。
経済政策の中でも最も注目をされていたのは、法人税の減税策だったと思うのだが、減税分の財政確保の説明がされていない(ような気がする)。
自分のことを悪く言うメディアに対しては喧嘩腰なのに、肝心な政策や経済対策となると、発言がおとなしくなってしまう。
少なくとも、公の場では口をつぐんでいるような印象がある。
TwitterのようなSNSでは威勢が良いのに、第三者を通して発信する言葉には、奥歯に何かしらのモノが引っかかっているような発言が目立つ。
これまで得意としてきた?企業に対してTwitterで、あれこれ呟いて圧力をかける、という手法も最近ではあまり効果がないようで、企業からの反応も話を聞かなくなってきた。
圧力をかけられた企業側は、「ロシアゲート事件」の様子見状態のようで、事件の進展によってはこれまでの圧力によって渋々?対応してきたことを見直すかもしれない。

もう一つ米国民が「リスク」として、トランプさんを見なくてはいけないのでは?と、感じることは「アメリカン・ファースト」と言いながら、結果が「アメリカン・ファースト」になっていない点だ。
「ロシアゲート事件」にしても、トランプさんの行動は「俺って、こんな情報を知っているんだぜ!凄いだろう」風の自慢話が発端になっているような印象があり、国家機密という認識は薄いような感じだ。
このような「国家機密」がたやすく外部、特にライバル国に対して流れてしまうと、それだけで自国に対する様々なリスクが高くなってしまう。
その意識の無さ(という印象を受けるのだが)が、「アメリカン・ファースト」から一番かけ離れ、「トランプ・リスク」を高めているような気がするのだ。

トランプさんが大統領を続けることが、アメリカにとってのハイリスクになりつつあるような動きが、既に株価や為替などが出始めているようだ。

ジャンル:
経済
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