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「感性」を磨こう!

2017-05-17 15:24:28 | ビジネス

日経新聞のWEBサイトを見ていたら、面白い記事が掲載されていた。
日経新聞:ニッポンのビジネスマン、なんで服に感心ないんやろう
インタビューされているのは、伊藤忠商事の岡藤社長。

岡藤さんは、繊維部門の出身ということもあり、相当ご自身の服装にもお金をかけていらっしゃる様子がうかがえる記事だ。
しかしながら今の経済状況の中で、気軽にアルマーニやトラサルディのスーツを購入できるビジネスパーソンは、余りいらっしゃらないのでは?と、想像する。
バブル経済真っ盛りの頃、20代半ばの男性がアルマーニのショップでスーツを試着している姿を、窓越しに見かけたことがあったが、20代半ばの男性にはアルマーニが似合っているようには思えなかった。
やはり、ファッションというのは、その人が似あう時期というモノがあるのかもしれない。
だからと言って、若いころからアルマーニを諦める必要はないと思う。
「いつかアルマーニが似合うようになれば良い」のだから。
そのためには、何が必要なのだろう?

それが記事中にある、「感性」ということのような気がする。
自然の移り変わりを敏感に感じるような感覚や、様々なモノ・コトに「不思議さ」を感じること、「なぜ?」と疑問を持つ好奇心などなどが、「感性」の源泉になっているような気がすることがある。
何より大事なことは、子どもの頃だけではなく、大人になってからも「感性を磨く努力」なのでは?と、思っている。

先日、AIを使うのは人ではないか?という内容のエントリをした。
AIを使いこなし、AIが太刀打ちできないモノ・コトがあるとすれば、それは「感性」なのでは?という、気もしている。
何故なら「感性」は、数値化・データ化できるモノではないからだ。
違う言い方をするなら、AIが一番苦手(あるいは「できない」)なことが、「感性」をよりどころにした発想力だという気がしている。

岡藤さんは、日本人は感性がないわけではなく、発揮するところが違うのでは?という指摘をされていらっしゃる。
岡藤さんが指摘されているように「匠の世界」のような、機械などでは測りきることができないような微妙な差異を感触で見つける力などの「感性」は、日本人独特のものだとしても、それが今のようなグローバル化した社会の中では、「凄い!」と言われても「豊かな感性」とはならない。
社会人全般が「磨く感性」というのは、上述したような自然の移り変わりを感じたり、不思議に感じること、好奇心などのほかに様々な自分とは関係がないと思っている芸術や文化に積極的に触れることで、磨かれていくモノなのではないだろうか?

日本のビジネスパーソンの多くは、社会人になってしった途端芸術や文化に触れる機会を失ってしまう傾向があるように感じている。
芸術や文化というと、クラシック音楽や著名な芸術家作品を美術館で静かに鑑賞することのように思われがちだが、もっと気軽に楽しめば良いのでは?
大切なことは「積極的に非日常的環境に身を置く」ことで、何かを感じ・発見することだと思うからだ。

ジャンル:
経済
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