日々是マーケティング

女性マーケターから見た日々の出来事

バレンタインチョコ見直し傾向?

2017-02-13 15:32:09 | アラカルト

明日は、バレンタイン。
今日所用があり、繁華街へ出かけたら百貨店の地下洋菓子(=チョコレート)売り場はもちろん、特別催事会場を設けて、普段手に入らないようなショコラティエ(チョコレート専門のシェフ)の商品を販売するなど、年々ヴァレンタイン商戦は、高級化?しているのかもしれない。
地下街でも、チョコレートと思しき紙袋をいくつも下げている女性を何人も見かけた。
今年のバレンタインは、平日ということもあり義理チョコを用意する女性も多いのかもしれない。

とはいうものの、この女性から男性(本当は「好意を持っている男性限定」)へバレンタインにチョコレートを贈るという習慣は、日本独特のもので海外では男性から女性(もちろん「好意を持っている女性限定」)へ、花などを贈るのが一般的だという。

これだけバレンタインのチョコギフトが一般化したのは、1980年代に入ってからという気がしている。
いわゆる「義理チョコ」の普及である。
結果、たとえ「義理」であっても、バレンタインにチョコレートを貰う・貰わないというのは、ある種の「人気投票」とか「人望バロメーター」のような、ニュアンスで受け止められるようになってきた感がある。
だからだろう、バレンタインとは無縁の男性(?)からは、「バレンタイン粉砕」なるデモがあったようだ。
AFP:バレンタインデー粉砕デモ、「非モテ」に連帯呼びかけ 渋谷

ただ、「非モテ男性(?)」だけではなく、実は女性側も「バレンタインのチョコは止めたい」という気持ちは、あるようだ。
日本法規情報:職場におけるバレンタインデーは古き習慣か?! 職場での「バレンタイン義理チョコの禁止」に賛成が7割超え

職場の女性(ほぼ全員)で、一人〇〇〇円と徴収をされ、職場の男性全員に配るという手配も案外大変なのだ。
まして、一人でいくつもの義理チョコを用意せざる得ないような状況では、1個当たりの単価は安くてもそれなりの出費となる。
止めたくなりのもよくわかる。
男性側も、1か月後の「ホワイトデー」での出費を考えると、(バレンタインのチョコを)貰ってうれしい!では、すまされない現実もあるはずだ。
なぜなら、バレンタインでもらったチョコ以上の金額の物をお返しする・・・という、暗黙の了解があるからだ。

そう考えると、「バレンタイン」そのものの在り方を考えなおす、という動きも当然出てくる。
それが「ギビング・チューズデー」だ。
「今年のバレンタインデーが火曜日」だからという、理由ではなく、米国の祝日「感謝祭」が火曜日にあるためのようだ。
これまで、バレンタインのチョコレートが「コミュニケーションツール」としての役割を義理とはいえ、果たしてきたとすれば、そろそろ違うカタチの「コミュニケーションツール」としての「寄付」が登場しても良いのかもしれない。
チョコの売り上げの何%を、カカオの産地の子どもたちへの教育に使うなど、「売る・買う・貰う」それぞれの行為が、好意として違う人に伝わるような仕組みづくりが必要となってきているのかもしれない。


『社会』 ジャンルのランキング
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« トランプ氏を支える、もう一... | トップ | 事業を見直す勇気 »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
ブログ作成者から承認されるまでトラックバックは反映されません。