カエルが一番だ

春の匂いに浮かれたのか、今夜も早々とカエルがかまびすしい

小さい頃から聞きなれているので、カエルの声が一番耳に馴染んでいる。

このあたりに棲むアマガエルは、シュレーゲルアマガエルだ。

田植えの時期になると、水田に湛えられた水の上に白い泡のような塊がたくさん浮かんでいる。

風に吹かれてあちこち、ふらふらと吹き流れている。

今の時期、盛んにケロロロ、ケロロロと、甲高い声で鳴いているのがシュレーゲルアマガエルのようだ。

夜になって、少し冷えが進んでくると、さすがに威勢が鈍ってくる。

それでも、鳴き止むようなことはない。

いい音色だ。

やっぱ自然はエエのう。