はんたろうのがらくた工房

えーと、えーと…。

たいへんなたい、たいそうなたい

2008-04-02 13:33:40 | その他
1円オークションというのをやっていた。
先着順で、どえらい商品を1円で落札できる、という人気企画だ。

ヨメさんが参加して、めでたく鯛を落札した。

養殖の真鯛、1尾。
送料はふつうにかかるから、まあ千円ちょっとで買ったようなものだ。



が。

この鯛。

重さが2.5kgと書いてあった。



届く前から大騒ぎである。
とりあえず、包丁は2本、研ぎなおした。
冷蔵庫のチルド室を、鯛のために空にした。
ネットで、さばき方を探して印刷した。



クール宅急便が届いた。
トロ箱から出した鯛は、まな板からど~んと溢れた。



洗って、鱗を取った。
親指の爪よりも大きく、頑丈な鱗が、がっちり全身を覆っていた。
包丁を立ててばきばきこすったら、台所じゅうに鱗が飛んだ。

水洗いしながら、ずんずんと解体する。
白身魚は淡白、なんて嘘っぱちである。
1本目の包丁は、みるみる脂にまみれ、切れ味が落ちていった。
柵から刺身を作る頃には、2本目にバトンタッチした。

ちょっとつまみ食いする。
ぷりぷりの身は、何もつけなくても美味い。



1日目は、もちろん刺身である。

松皮造りと洒落た(じつは皮の取り方がよくわからなかった)つもりだったが、出来はいまひとつ。
生では皮が硬いし、お湯をくぐらせると身まで煮えてしまう。

思い立って、熱したフライパンに、皮の側だけじゅっと押し付けてみた。
これが大正解。
ジューシーで香ばしい。
薄く切る前にやればよかった。



そういうわけで、これからしばらく、我が家は鯛づくしである。
あらは鍋に、背骨は鯛めしに。
素材はまだ、どっさりとある。

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2 コメント

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1円で (ともっち)
2008-04-07 16:40:57
そんなタイそうな鯛が落札できるなんて凄いですね!!

炙り鯛、美味しそうですね。
いいなぁ・・・

私もオークション、覗いてみようかな。
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ラッキーでした。 (はんたろう)
2008-04-07 21:34:10
鯛を小脇に抱えた恵美須さんが、どうしてあんなに嬉しそうに笑っているのか、はっきりとわかりましたよ。
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