おぐち自給農園、2反百姓の日記

-都市の貧困と農村の貧しさをつなぐ、「生き方」としての有機農業を目指して-

「原発事故と有機農業――有機農業運動論の再構築」

2013年02月11日 12時31分53秒 | イベント
 公開シンポジウムのお知らせです。当日、僕は事務局として走り回ってます。

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公開シンポジウム
「原発事故と有機農業――有機農業運動論の再構築」

日時:2013年2月24日(日)13時~17時
場所:明治大学リバティタワー2階1021教室

 今回の原発事故で、有機農業運動は、きわめて大きな試練にさらされてきました。私たちは、「安全性論」とそれを踏まえた「消費者提携論」に、過度に、安易に依拠してきたこれまでを、強く見直すことを求められているように考えます。
 そんな思いから、事故2年目の節目を意識して、公開シンポジウム「原発事故から有機農業を考える」を開催します。これは、2011年10月16日に「それでも種を播こう」をテーマに行った公開シンポジウムを引き継ぐものです。チェルノブイリ原発事故以後のベラルーシ・ウクライナの状況もふまえながら、「かけがえのない地域で暮らし続ける」「有機農業運動のあり方を問い直す」ことメインテーマとしたいと思います。

第1部 特別講演 本橋成一(写真家・映画監督) 13時10分~14時

第2部 福島からの現地報告 14時10分~14時50分
 南相馬市小高区の現状と取り組み 根本洸一(福島県有機農業ネットワーク)
 科学者の視点から 野中昌法(新潟大学農学部教授、日本有機農業学会理事)

第3部 有機農業運動論再構築へ向けて 15時~17時
明峯哲夫(有機農業技術会議代表理事、農業生物学研究室)
菅野正寿(福島県有機農業ネットワーク代表理事、有機農家)
高橋久夫(福島県有機農業ネットワーク東京事務所(準))
黒田かをり(CSOネットワーク事務局長)

コメント 中島紀一(茨城大学名誉教授、日本有機農業学会理事)
     飯塚里恵(千葉農村地域文化研究所)子

コーディネーター 大江正章(アジア太平洋資料センター共同代表、コモンズ代表)

主催:NPO法人有機農業技術会議、福島県有機農業ネットワーク
共催:NPO法人アジア太平洋資料センター、コモンズ
参加費(資料代):1000円

原発事故・放射能汚染と農業・農村の復興の道(1月20日)

2013年01月10日 23時53分06秒 | イベント

続けて、討論会のご案内です。

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<公開討論会>
原発事故・放射能汚染と農業・農村の復興の道

 今回の原発事故を経験して、有機農業と原発は原理的に相容れないことを痛切に実感しました。同時に、有機農業は安全性論だけに依存しすぎていたことへの痛切な反省も迫られています。今回の公開討論会ではそうした認識を踏まえて、以下の諸点について語り合いたいと思います。
①放射能の危険性をどのように認識するのか。とくに、内部被曝と低線量被曝の危険性認識をめぐって。
②「危険だ、避難せよ」という判断と呼びかけをめぐって。農業と風土的暮らしは土地を捨てては成り立たないことをどう考えるか。安全性の社会的保証と被災地復興の追求は、簡単には両立しないのではないか。
③放射能汚染の下で自然はこれからどのように推移していくのか。人は逃げられるが自然は逃げられない。
④科学者の役割とあり方。放射線管理区域に指定しなければならないような汚染地帯が広がっていることをふまえつつ、そこで暮らし、農業している人たちがいるという現実をどう考えていけばよいのか。

討論者:
小出裕章 京都大学原子炉実験所助教、著書『この国は原発事故から何を学んだのか』(幻冬舎)ほか
明峯哲夫 有機農業技術会議代表理事、共著『有機農業の技術と考え方』(コモンズ)ほか
中島紀一 茨城大学名誉教授、著書『有機農業政策と農の再生』(コモンズ)ほか
菅野正寿 福島県有機農業ネットワーク代表、共著『放射能に克つ農の営み』(コモンズ)ほか

コーディネータ:
大江正章 コモンズ代表、著書『地域の力』(岩波書店)ほか

日時:2013年1月20日(日)13:30-17:00(13時開場)
場所:立教大学 池袋キャンパス マキムホール(15号館) M202教室
http://www.rikkyo.ac.jp/access/ikebukuro/campusmap/

NPO法人 有機農業技術会議・連絡先
 yuki-gijutsu@coast.ocn.ne.jp

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自然エネルギーを有機農業に活かそう!(2月23日(土))

2013年01月09日 22時34分41秒 | イベント
 イベントのご案内です。

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青年部主催-有機農業入門講座2013-
  自然エネルギーを有機農業に活かそう!

 福島原発事故以降、原子力や化石燃料に代わる自然エネルギーに注目が集まっています。今回の入門講座では自然エネルギーを有機農業の営農やくらしに取り入れることをテーマにしました。各地の先進的な自然エネルギーの取り組みを講師の方に紹介していただき、循環、自給をキーワードとした持続可能な魅力ある有機農業を模索してみたいと思います。

■開催日:2013年2月23日(土)

■会 場:國學院大学・渋谷キャンパス1号館 1105教室
        (東京都渋谷区東4-10-28)
http://www.joaa.net/img/moyoosi/1102.jpg

■交通機関:交通機関:渋谷駅東口から徒歩13分/渋谷駅(JR埼京線)新南口から徒歩10分都営バス(渋谷駅東口バスターミナル54番のりば「学03日赤医療センター行」)国学院大学前」下車

■講 演:
1.バイオガスと農業
 桑原 衛さん/ぶくぶく農園・NPO法人小川町風土活用センター(NPОふうど)代表理事
1958年生まれ。1983年から水資源開発、エネルギーの専門家としてJICA、ОECF(当時)の開発計画を通して発展途上国での技術協力に従事。現在小川町で専業農家として3haの農地で米麦、野菜、卵、蜂蜜、トマトジュースを生産している。また、NPO小川町風土活用センターのメンバーとして、地域資源の管理、利用や生ごみ資源化事業などバイオガスにかかわる活動を行っている。
        
2.天ぷら油でトラクターを走らせてみよう
 臼井 健二さん/シャロムコミュニティー、WVO(waste vegetable oil 廃油)グループ代表
自然共生型ヒュッテ建設を仲間と共にセルフビルドでとりかかる。1979年、3年を経て完成したシャロムヒュッテは、現在長野県内有数の稼働率を誇る人気の宿となり自然農、シュタイナ-教育、マクロビオティック、地域通貨、共同体、パーマカルチャーなど、21世紀の循環型社会に必要なキイワードを包み込んだエココミュニティとしていま注目を浴びている。
        
3.非電化で有機生活~電気を使わない選択肢~
 藤村 研介さん/非電化工房 副代表
1980年、神奈川県生まれ。2004年、米国ミシガン大学修士課程修了。 ゼネラル・エレクトリック社入社。半導体製造装置の開発、設計に携わる。 2008年より父・藤村靖之が代表を務める非電化工房で非電化製品の発明・開発に携わる。

■参加費:2,000円(会員:1,800円)

■プログラム:開場 13:00
        開会  13:30
        講演1「バイオガスと農業」13:30~14:30
        講演2「天ぷら油でトラクターを走らせてみよう」14:40~15:40
        講演3「非電化で有機生活~電気を使わない選択肢~」15:50~16:50
        閉会  17:00
        懇親会 17:30~19:30(定員25名)
        ★懇親会会場:「YAFFA ORGANIC CAFE」
(渋谷駅より徒歩8分。 TEL:03-6427-9988)                            
オーガニックの野菜を中心に、素材の味を生かした料理とお飲み物。
                参加費4,000円。
        ★懇親会申込み締切日:2月20日(木)

■参加方法:申込不要、先着順(定員200名)
         ※懇親会のみ、お申し込みください。

■問合先:NPO法人 日本有機農業研究会・事務局
        TEL:03-3818-3078/FAX:03-3818-3417
        ホームページ  http://www.joaa.net/
        E-mail  <mailto:seinenbu@joaa.net> seinenbu@joaa.net 

ヘレナ・ノーバーグ=ホッジ&嘉田知事 特別講演会 in 滋賀(11月23日、24日)

2012年10月23日 10時37分26秒 | イベント
┏・‥‥…━━━━━━━━━━━━━━━━━━…‥‥・┓
      ローカリゼーションという希望
ヘレナ・ノーバーグ=ホッジ&嘉田知事 特別講演会 in 滋賀
       - 懐かしい未来へ、ともに -
 2012年11月23日@琵琶湖博物館、24日@栗東さきら
┗・‥‥…━━━━━━━━━━━━━━━━━━…‥‥・┛
         NPO法人懐かしい未来
幸せの経済学国際会議滋賀実行委員会(愛称:しあわせ・しが)
      http://shiawaseshiga.shiga-saku.net/

 あなたは今、幸せですか。
 あかるい未来が、見えていますか。
 混迷する社会をしなやかに生きるヒントは、あなたの足下に。
 地域に根ざし、ともに懐かしい未来へ……

 グローバリゼーション全盛のこの時代にあって、いま世界のそこかしこで、地に足のついた営みが生まれています。だんだん生きにくくなる社会を希望に変えていく力を持つのが、ローカリゼーションではないでしょうか。

 今回のイベントは、二日間を通じ、希望の未来への熱い思いを共有、交流のできるプログラムです。特にこの滋賀での集会は、2014年1月に予定されている「幸せの経済学国際会議」日本開催のためのキックオフとして位置づけられています。夢や希望を全国の仲間と交換し、ローカリゼーションの輪を広げていくため、大切な時間を共有しましょう。

■ローカリゼーションという希望(映画上映&講演会)■
 ・「懐かしい未来 ラダックから学ぶ」映画の上映
 ・ヘレナ・ノーバーグ=ホッジさん講演 など
日時:2012年11月23日(金・祝)10時30分から17時
場所:琵琶湖博物館 ホール(滋賀県草津市)
定員:240名
※17時半から19時、交流会を行います。

■ヘレナさん&嘉田知事と描く 懐かしい未来と
 ローカリゼーション(対話とワークショップ)■
 ・嘉田滋賀県知事とヘレナさんの対談
 ・「私の懐かしい未来とローカリゼーション」交流 など
日時:2012年11月24日(土)10時30分から16時
場所:栗東芸術文化会館さきら 中ホール(滋賀県栗東市)
定員:400名

主催:NPO法人懐かしい未来
   幸せの経済学国際会議滋賀実行委員会(愛称:しあわせ・しが)
後援:滋賀県立琵琶湖博物館(23日)

【申込み・問合せ】
 しあわせ・しが 臨時事務局
 11月13日(火)までに、下記のフォーマットにご記入の上、送信してください。


━━…‥・‥…━━━ 詳細のご案内 ━━━…‥・‥…━━

■趣旨
 ヘレナ・ノーバーグ=ホッジ女史が今年度の五井平和賞を受賞し、2012年11月に来日することになりました。
 
 311が起きて社会の危機の度合いは一層深まるとともに、今まで見えなかった問題の構造が露わになりました。それに伴い、自分たちのあり方を問い直し、本当に望ましい未来を実現するために本気で動きだす人が確実に増えてきています。

 「懐かしい未来」という未来のあり方を別の立場から提唱してこられた嘉田知事とヘレナさん。今回はこの二人の対話を実現することで、懐かしい未来とローカリゼーションの意味を改めて深く問い直すとともに、希望の道に関するメッセージを今まで届いていなかった人に広く届けたいと願っています。

 そこにないものを求めるのではなく、自分の中に、自分たちの身近なところにあるものを見出し活かしていく、ローカリゼーションという方向への世界の新しい潮流。食と農、エネルギー、金融、住居、福祉、教育等のさまざまな分野で、心ある人たちによってすでに力強く始まっています。ヘレナさん来日を機に、立場、地域を超えて結集し、懐かしい未来への道をともに想像×創造しましょう。

■主催者あいさつ
 (NPO法人 懐かしい未来 代表理事 鎌田陽司)
 ヘレナさんが代表を務めるISECとNPO法人懐かしい未来は、2012 年3月に第1回幸せの経済学国際会議をカリフォルニアで開催。第2回は2013年3月にオーストラリア、そして第3回は2014年に日本で開催する予定です。世界の経済のあり方を抜本的に再考し、グローバリゼーション推進ではなくローカリゼーションへの方向転換を日本、そして世界で促すために、大きなうねりを日本で起こしていければと願っています。

■ヘレナ・ノーバーグ=ホッジ プロフィール
 世界のローカリゼーション(地域化)運動のパイオニア。ISEC(エコロジーと文化のための国際協会)代表。スウェーデン人の父とドイツ人の母の間に生まれる。1975年
外国に開かれたばかりのインドのラダック地方へ赴き、ラダック語・英語辞典を作成。以来ラダックの人々とともに、近代化の波によって失われつつある伝統文化や環境を保全するプロジェクトに携わる。この活動が評価され1986年に、もう一つのノーベル賞と呼ばれるライト・ライブリフッド賞を受賞。著書『懐かしい未来 ラダックから学ぶ』は40以上の
 言語に翻訳され、同題の映画とともに世界各国で高い評価を得ている。また、制作・監督を務めたドキュメンタリー映画「幸せの経済学」(2010年)は数々の映画賞を受賞し、自主上映の輪が各地に広がっている。食糧農業の未来に関する国際委員会の創設メンバー、グローバリゼーションに関する国際フォーラム、およびグローバル・エコビレッジ・ネットワークの共同創設者でもある。
http://localfutures.org
http://theeconomicsofhappiness.com

■プログラム
【11月23日】ローカリゼーションという希望 ━━━━━━
日 時:2012年11月23日(金・祝)10時30分から17時
場 所:琵琶湖博物館 ホール(滋賀県草津市)
参加費:2500円
定 員:240名
スケジュール:
  9時45分  開場
 10時30分  映画『懐かしい未来:ラダックから学ぶ』
        ダイジェスト版上映
       解説「冨江家に学ぶ懐かしい未来」
        中藤容子(琵琶湖博物館主任学芸員)
       映画『幸せの経済学』上映
        博物館・農村のくらし展示案内
 12時30分  昼食休憩・博物館の展示観覧
 14時00分  解説「ローカリゼーションという新潮流」
        鎌田陽司(NPO法人 懐かしい未来 代表理事)
       講演「ローカリゼーションという希望」
        ヘレナ・ノーバーグ=ホッジ
 17時    終了
 ※ 終了後、交流会(17時30分から19時)
   場所:琵琶湖博物館 参加費別途:2500円

【11月24日】ヘレナさん&嘉田知事と描く
      懐かしい未来とローカリゼーション ━━━━━━
日 時:2012年11月24日(土)10時30分から16時
場 所:栗東芸術文化会館さきら 中ホール(滋賀県栗東市)
参加費:2000円
定 員:400名
スケジュール:
  9時45分  開場
 10時30分  主催者挨拶「懐かしい未来とローカリゼーション」
        鎌田陽司(NPO法人懐かしい未来 代表理事)
       嘉田由紀子滋賀県知事による講演
        嘉田知事とヘレナさんの対話
 12時30分 「私の懐かしい未来とローカリゼーション」
        ワークショップ
       まとめ「懐かしい未来に向かう、それぞれの
        ローカリゼーション」
        上田洋平(滋賀県立大学地域づくり教育研究
             センター研究員)
 16時    終了
       (12時50分から14時 昼食休憩)

 ※都合により、プログラムを変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。

■交通案内 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
*23日の会場「滋賀県立琵琶湖博物館」
 (草津市下物町1091 電話077-568-4811)
 http://www.lbm.go.jp/guide/bypub.html (案内画像あり)
・JR草津駅西口から近江鉄道バス「からすま半島」行き
 「琵琶湖博物館前」下車。約25分(9:10発、または9:55発)
・タクシーでは、JR草津駅、守山駅から約20分

*24日の会場「栗東芸術文化会館さきら」
 (栗東市綣二丁目1番28号 電話077-551-1455)
 http://www.sakira-ritto.net/access/index.html
・JR琵琶湖線「栗東駅」、東口より徒歩5分

■申し込み案内 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ご参加には事前の申し込みと参加費の振り込みが必要です。
 下記の申込みフォームへご記入の上、メール、FAX、葉書で11月13日(火)までに事務局までお送りください。事務局からの返信後、指定の銀行口座へ振り込んでください。
 (口座はお申し込みいただいた方にお知らせします)。
 お振り込みを確認した時点で、参加登録完了とします。

■その他 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
※23日、24日、ともに活動紹介コーナーを設けます。
 ポスターやちらしなどの資料がある人はご持参ください。
 (スペースに限りがあるので先着順となります)。
※遠方の方のため、23日の宿泊施設をご用意しています。
・アート・リッツ・ホテル(栗東駅から徒歩4分)
  宿泊費:6500円(シングル朝食付)TEL 077-554-2828
  (ご予約は直接なさってください。行楽シーズンのため、早めの予約をお勧めします)
※本行事への協賛やサポートメンバー、国際会議に向けての滋賀実行委員を募集しています。
※その他、詳しい内容、最新情報は、Webをごらんください。
  http://shiawaseshiga.shiga-saku.net/

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連絡先:幸せの国際会議滋賀実行委員会
    しあわせ・しが 臨時事務局
    (担当:南村 多津恵)
■住所 520-2145 滋賀県大津市大将軍3-7-10
     マンションきよし301 南村方
■Tel 070-5431-8911 ■Fax 077-547-3306
■Mail shiawaseshiga☆yahoo.co.jp(☆を@に変更ください)
■URL http://shiawaseshiga.shiga-saku.net/
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世界同時アクション!×STOP TPP!!(9月18日)

2012年09月08日 07時02分26秒 | イベント
 8月下旬から、STOP TPP! 官邸前アクションが行われています。毎週火曜日、18:00~20:00の2時間、市民たちのアピール、寸劇など、真剣な訴えと笑いも交えながら、200人ほどが声をあげています。

 僕も、4日(火)、塩尻に帰省する前に立ち寄りました。知り合いもちらほら参加していて、「どうもどうも」といいながら、最前列に座り、参加しました。

 前回は東大の鈴木宣弘さんや今回は社民党の福島瑞穂さん、PARC代表の大江さんも参加され、スピーチで熱く訴えました。

 これは野田さんです。普通の中年親父という感じですが、ただコールをするだけではなく、寸劇を交えながら、わかりやすく今の現状を伝えています。

      

 さて、9月18日(火)はOCCUPY MONSANTOとの同時アクションです。モンサントといえば、枯葉剤、牛成長ホルモン、現在は遺伝子組み換え作物で世界の食料と農業を支配しつつある悪名高き多国籍企業です。

 現在、渋谷アップリンクで「モンサントの不自然な食べもの」が上映中です。
 ↓
 http://www.uplink.co.jp/monsanto/

 秋学期から非常勤で教える授業でも、1コマは遺伝子組み換え作物と多国籍企業の動向を扱おうと思っています。現在、さまざまな資料を読んでるのですが、日本では商業栽培されていないとはいえ、食料主権や農民の権利を守るため、連帯が必要だと感じています。

 以下、アクションの詳細になります。ぜひご参加を。

■■■
■  9/18(火)は世界同時アクション!×STOP TPP!!
   TPPを進め命と環境・農を支配する多国籍大企業・
   モ ン サ ン ト に N O !      ■
                        ■■■

 STOP TPP! 官邸前アクションは、8月中旬より首相官邸前で活動を開始しました。市民や国会議員、地方自治体、労働組合や農民団体、NGO等の「反対」の声を無視し、財界と野田首相は「TPP参加」を今なお企んでいます。民主主義を踏みにじり、人々の暮らしを米国・日本の大企業に売り渡す暴挙を止めるため、私たちは毎週火曜日18:00~20:00、首相官邸前で「STOP TPP」を訴えています
(http://notpp.jp/TPP_kantei.html)

 今年9月は、米国で「ウォール街占拠」が始まって1年。全米各地では様々な行動が企画されています。OCCUPY MONSANTO(モンサント社を占拠せよ!)も、こうした中から生まれた世界同時アクションの一つ。世界有数の多国籍企業である同社は、遺伝子組み換え作物を世界に広げ、種を支配することで世界中で農民を、食べ物を支配し、各国の食糧主権を脅かしているのです。こうした暴挙を止めるため、世界各地の農民や消費者団体、NGOなどが9月17日を「OCCUPY MONSANTO」の世界同時アクションデーに決め、全世界に呼びかけています。
★OCCUPY MONSANTO : http://occupy-monsanto.com/

 モンサントはTPPによって参加国へのさらなる「進出」も目論んでいます。もちろん日本もその対象の一つ。TPPを強烈に推進している経団連の米倉会長が会長を務める住友化学は、モンサントと提携をしています。私たちは「OCCUPY MONSANTO」世界同時アクションに呼応して、9月18日、日本モンサント社前と首相官邸前で「STOP TPP」と同時に「NO! モンサント」を訴える特別プログラムを行います。ゲスト・トーク、映画『モンサントの不自然な食べもの』紹介の他、演劇、世界同時アクションの紹介など盛りだくさんです。ぜひご参加ください!

●日時:2012年9月18日(火)

①16:30~17:00
 銀座・日本モンサント株式会社前でのアクション
 ◎中央区銀座4-10-10 銀座山王ビル8F 
 ※都営地下鉄浅草線・東京メトロ日比谷線「東銀座駅」A2出口

②18:00~20:00 首相官邸前でのアクション
 ※東京メトロ日比谷線・丸の内線「国会議事堂前駅」等

【ゲストトーク】(予定)
●脅かされる食の安全と食料主権/安田節子(「食政策センター ビジョン21」
主宰人/NPO「日本有機農業研究会」理事)
●世界の種を支配するモンサントの戦略と人々の運動/印鑰智哉(国際連帯活動家)
●茨城県のモンサント実験圃場で何が起きているのか!?/高士太郎(にゃんとま~)
(自由業)
●STOPモンサント!&TPP!―遺伝子組み換えに反対する団体から
●農民をこれ以上苦しめるな!(農民からのアピール)
●環境も農も壊すモンサントはいらない!-生協の立場から  

【アピール・出し物等】
★映画『モンサントの不自然なたべもの』特別予告編上映!
★OCCUPY MONSANTO 世界同時アクション 世界各地の取り組み紹介
★特別公演! 演劇「モンサントポリスを日本に入れてはいけない!」

●主催:STOP TPP! 官邸前アクション実行委員会 
 http://notpp.jp/TPP_kantei.html Twitter: @TPP_kantei