詩はここにある(櫻井洋司の観劇日記)

日々、観た舞台の感想。ときにはエッセイなども。

富士宮やきそば

2017-07-12 23:22:18 | 日記
今日はホテルのバーベキューを楽しみました。心地よい風が吹き抜ける芝生広場で、食べ放題&飲み放題 時間制限なしの「BBQ×BEER LAND」が今年のテーマ。6種類の生ビールのほか、ワインやカクテルなどが飲み放題。バーバキューだけでなく、ビュッフェスタイルの料理も多数用意されています。飲んで飲んで、食べて食べて、締めはやっぱり「焼きそば」。

ソース焼きそばに紅ショウガと青のりのトッピング。でも静岡県富士市出身者としては物足りない。「だし粉」をたっぷりかけたくなる。「だし粉」とはイワシの削り節のこと。B級グルメとして有名になった「富士宮やきそば」の最大の特徴は「だし粉」をかけること。焼きそばだけでなく、おでんやお雑煮にも盛大にかける。静岡県の東部の人々のソールフードです。

「富士宮やきそば」がすっかり有名になったがお隣の富士市だって同じ焼きそばを食べている。とはいうものの、ド田舎で生まれたので「焼きそば」を出しているような店は近くになくて、中学生になってから隣の学区にあるローラースケート場にでかけて、隣接する駄菓子屋で食べたのが初めてだった。もっぱら焼きそばは家庭で食べるものでした。スーパーに行けば、蒸し麺、肉かす、だし粉は普通に売っていたのです。

高校生になって親しくなったI君の自宅は富士駅の南側にある工場の前。お母さんが駄菓子屋とお好み焼きや焼きそばを出す店を経営していました。夏休みを控えた土曜日。初めてI君の家に遊びに行ったとき、お母さんが焼きそばを出してくれました。家庭で作っている焼きそばと違って具だくさん。だし粉も青のりもたっぷりかかっていました。そして七味唐辛子。「えっ、焼きそばに七味唐辛子」をかけるんだ。胡椒をかけるのだとばかり思っていたので驚きました。

そしてさらにびっくりしたのは、食後にI君が隠し持っていたエロ写真を見せてくれたこと。今ならインターネットでもっと刺激的な動画など簡単に見られますが、I君は高校生なのにどうしてそんなものが手に入ったのか。それだけI君に信用されていたということでしょうが、真面目で潔癖な高校生だった僕は、それ以来I君に近づかなくなり関係は疎遠に。本当はもっとエロ写真をみせてもらいたかったような気もしますが、親しかったのに卒業までは話すこともないような関係になってしましました。

8年前に50歳を記念して同窓会が開かれました。銀行員になったI君とも32年ぶりで再会。どういう訳か三次会まで一緒。なのにお互いに話すこともなく、距離をおいていました。三次会が終わって駅までの道、二人が並んで歩くような状況に。
「俺、ずっと櫻井のこと心配していたんだ」
「心配?」
「変なもの見せてしまって」
「ああ、写真のことか」
実はエロ写真のことは、言われるまですっかり忘れていました。焼きそばのことは覚えていたんだけれど。色気よりも食い気だったのです当時は。














ジャンル:
きいて!きいて!
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« あじくりげ 酒徒随想 『親... | トップ | 映画『ライフ』 »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
  • 30日以上前の記事に対するトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • このブログへのリンクがない記事からのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。