映画を観た～幸せのちから～

レンタルで『幸せのちから』を観ました。


Happｙness


ストーリー＆解説：81年、サンフランシスコ。5歳の息子クリストファーを何より大切に思うクリス・ガードナーは、新型医療機器を病院に売り込む日々。しかし大量に買い込んだ機器は滅多に売れず、家賃も払えない生活が続いていた。そんなある日、彼は高級車から降りた男に成功の秘訣を尋ねたことをきっかけに、証券会社の養成コースに通うことを決意する。受講者に選ばれるように、クリスは人事課長のトゥイッスルへ自己アピールするのだが…。

作品に登場するクリス・ガードナーは、シカゴなどに会社を構える実在の人物で、いわゆる“勝ち組”の人間。しかし一時は住む家を失い、息子と共にホームレス生活をするほどの極貧にあえいでいた。この『幸せのちから』は、そんなクリス・ガードナーの足跡を基に描かれた真実のドラマだ。とはいえ、単に成功を描いたアメリカン・ドリーム物語ではない。むしろ重きを置かれているのは、息子を想う父の愛情。息子を守ろうとする想いこそが、成功への原動力となるのだ。そんな父親をウィル・スミスが真摯な演技で表現。息子クリストファーを演じたウィル・スミスの実子、ジェイデン・スミスとの自然なやりとりが、作品にリアリティを与えている。（goo映画より）


【五つ星評価…☆☆☆】


原題は『The Pursuit of Happyness』

Happinessの綴りが違っているのは、本編の保育所のエピソードからきているみたい。

予告編を観た限りでは感動できそうな映画かな？と楽しみにしていたのですが、どうも感動する箇所が見当たらない…。

凄く貧乏だったというのは痛い程伝わっていましたが（笑）

駅のホームで「おい、恐竜がいるぞ！洞穴に隠れるんだ！」っていいながら便所に入っていき、そこを寝床にするくだりは強烈だったな～((゜゜((Д))゜゜))

便所の床にトイレットペーパー敷いて寝るくらいなら、さっきまで座っていたホームのベンチで寝たほうがよっぽどマシですよ（笑）



なんか貧乏描写ばかり目に付いて、サクセスストーリーとしてのエピソードが少ないような気がします。（少ないというか印象に残らない？）

しかも終わり方も中途半端。

そこからを観たかったんですけど…

親子愛にしても、途中から母親を完全無視した形で話が進んでいくので、「これでいいのかな？」と。

女性の方なんかは特に、父親のクリスよりも母親の方に感情移入してしまうんじゃないでしょうか？



だってあの時点では絶対に母親の方が頑張ってたもんね（笑）

クリスとクリストファーの父子の愛ってのは中々良かったけど、父親の自己中な挑戦のおかげで最愛の息子をホームレスにしてしまっているという状況が邪魔して、どうにも感動するに至らないんですよ。

父親の頑張ってる姿は伝わるけど常に“？”マークが消えないというなんとも不完全燃焼なストーリーにイライラ（笑）

演技はウィル・スミスもウィルの実の息子であるジェイデン君も良かったですね。



上でも書きましたが、トイレのくだりでのクリスの涙は説得力ありすぎです（笑）

ジェイデン君も自然な表情で可愛かったですね。

まぁ中途半端ではありましたが、ホームレスという人生のドン底に突き落とされ、さらに車にもはねられながら必死にインターンシップ期間をこなして一流企業に就職したクリスは凄いと思うし、彼が息子を心底愛してるという事も分かりました。

ラストの内定の知らせを受けたクリスとその上司の５ドルにまつわるちょっとしたエピソードも良いスパイスになっていて好感触。

おまけで☆三つという感じです。


だたoO(無銭乗車はいけません…)



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