映画を観た～ハンガー・ゲーム～ネタバレあり

もっと残酷に魅せてほしい…






ストーリー＆解説：富裕層によって支配され、パネムという名の独裁国家と化したアメリカ。そこで民衆の絶大な支持と人気を集めているのが、各地区から選出された12歳から 18歳までの男女が森の中で殺し合い、生き残った者に巨額の賞金が渡されるという殺人サバイバル「ハンガー・ゲーム」だった。まだ幼い妹がプレイヤーに選ばれてしまったカットニス（ジェニファー・ローレンス）は、彼女の代わりにゲームに出場することを決意。家族を養うための狩猟で鍛えた弓矢の腕と持って生まれた鋭い勘を生かし、強豪プレイヤーを打ち倒していくが……。

アメリカで驚異の2,000万部以上のベストセラーとなった、スーザン・コリンズの小説を基に映画化したサバイバル・スリラー。独裁国家となったアメリカで実施される、プレイヤーたちが一人になるまで殺し合うゲームの出場者となった少女が、決死の戦いに臨む姿をスリリングに活写する。『ウィンターズ・ボーン』のジェニファー・ローレンスが主人公にふんし、弓矢を駆使したアクションを披露。脇を固めるドナルド・サザーランドやスタンリー・トゥッチら、実力派の共演も見もの。監督を務めるのは『シービスケット』のゲイリー・ロス。（シネマトゥデイより）


【五つ星評価…】


『Ｘ－ＭＥＮ：ファースト・ジェネレーション』でミスティークを演じたジェニファー・ローレンスが主演で、深作欣二監督の名作『バトル・ロワイアル』に良く似た設定なので期待を込めて鑑賞しましたが非常に不満の残る作品でした。

描き方が良い子ちゃん過ぎてまったく面白味のない作品になってます。テーマ的にもっと凄惨な内容にしたほうが絶対に良いと思うんだけど。なんだ？小中学生の女の子向けの映画なのか？？

バトル・ロワイアルは闘いが激しくてグロさもあったからこそ、中学生のクラスメイト達が殺し合いをする不条理を強く感じとることができた。殺害描写もセンス抜群だったよね。肝心な部分が欠落してないか？

前フリも長くて退屈。ゲームが始まるまで１時間以上あったんじゃないかな？前フリが長かったので戦闘はさぞ激しいのだろうなと思ったら、なんのひねりも無くまったりしすぎ。センス無いんじゃないのか…色々と制約があったのか？？

別に前フリの部分がつまらなかったわけじゃないんだよ。戦闘の描き方なんだよな～テンポも悪いしカメラブレブレでよく分からないし最悪。個人的にはクリーチャーもいらない。

木の上で隠れてまったく闘う気のないカットニスの視点が多いのもつらい。他の参加者の視点で色々な攻防が見れるかなと思った管理人が悪いのか？

管理人的にはプレイヤーの品評会でカットニスが審査員のリンゴを射抜いたくだりがピークだった。

カットニスとテラビシアにかける橋に出てたジョシュ・ハッチャーソンが生き残るのは分かりやすい。でも綺麗な終り方で嫌いではない。

続編の公開が決定らしいけど、もともと続編ありきの企画なのか？もっと激し方向に変わってくれたら見たいけど…。

ジェニファー・ローレンスは良かったよ













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