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長福寺三重塔(岡山県下最古の木造建築)

2016-11-25 20:08:19 | 岡山
2016年11月24日、お参りしました。三重塔が岡山県下最古の木造建築ということで、訪れたいと思っていました。23日に湯郷温泉に宿泊し、ましたので、近くということで立ち寄りました。
案内説明書より「長福寺は奈良時代天平宝字元年(757)に女帝・孝謙天皇の勅願にて唐の鑑真和上が開基されました。その後一旦衰えていましたが、弘安8年(1285)に天台宗の高僧円源上人が、この寺を中興されましてその後、天台宗と真言宗の住職が交替する時代がありました。明徳年間(1390年代前半)に全く真言宗になりました。当時山上には60余の寺坊がありましたが、江戸中期に25ケ寺、明治維新の際に4ケ寺になり、明治9年2月の火災によって奥の院の1ケ寺が残りました。長福寺がその寺であります。面して長福寺は院号を般若院、山号を真木山といい、村名をそのまま寺の名前としております。古より山上には俗人は居住できなかったので、従って勿論女人は登山できなかったのであります。文化文政(江戸時代後期)より俗人も住み女人も登れるようになったのであります。その後1ケ寺の長福寺も遂に大正14年12月17日に焼失しましたので、昭和3年に現在の神田に移転したのであります。国指定重要文化財、三重の塔婆は棟札銘によれば弘安8年(1285)鎌倉中期大工棟梁藤原国右衛門尉の建立であります。その後寛永元年、ついで文政6年に大修理が施され、尚明治末に部分的修理を経て、昭和24年~26年の移転解体修理になっております。」
岡山県美作市真神414
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説明書



鐘楼門





弁天堂

本堂























三重塔(重要文化財)
「三重塔は県下の最古の木造建築物であり、総高は約22m、方は約6mの木造丹塗で、屋根は3層よりなっております。その特徴は屋根の勾配が緩く、軒先が深く、軒先のえりが軽快であって、中心の柱が初層の床より出て中心を貫いていますので鎌倉時代の典型的なものと称せられております。」









鎮守社







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