ジーンズリペア&リメイク工房 hands-on 日記(旧ブログ)

デニムの産地、岡山から発信するジーンズ日記(2010年12月~2016年1月)

オリジナル ジーンズ 2nd モデル 製作7 サイズオーダー スペシャル版 W40インチ スソ幅23センチ

2014年01月25日 | hands-onジーンズ 2ndモデル 製作

こんにちはジーンズリペア&リメイクのhands-onです。


ひっそりと地味に販売を行なっている

オリジナルジーンズ

超マニアックな作りなので

なかなか売れていません、、、

それでいいんです(苦笑)

本業はリペア&リメイク屋

私の自己満足ジーンズなのですから、、、



世間のニーズは501の66タイプのような

股上が浅めでテーパード(先細)ストレートの

スマートでシュッとしたジーンズだと思います。

常連様からも

「66の復刻を作ってくれたら 絶対買うのに」

というお言葉を多数頂いております(苦笑)



でもね、66タイプのジーンズは世の中にありふれています。

私ごときの個人事業主が そんなトレンドど真ん中の

商品を作る意味があるのか?

と自問自答してしまう訳です、、、



そんな前置きから

今回紹介するのは

オリジナル ジーンズ 2ndモデル W40インチ(101センチ)です。



試着されてからの裾上げだったので

完成直後は裾が切りっ放しの状態になっています。







サイズチャートではW28~36の展開です。


ですが、どうしても当店のオリジナルジーンズが欲しくて、、、

サイズオーダーで作って欲しいとの依頼でした。


サイズオーダーされる場合は

別途サイズグレーディング代が発生します。

洋服というのは

サイズ別にパターン(型紙)が存在します。

その全パターンを引き伸ばして、新たに作らないといけません。

その工賃が10000円です。







今回はスソ幅を23センチにしました。

元のシルエットよりも細めが好みだという事でした。

裾に向かってテーパード(先細)したラインになっていると思います。

今回作ったパターンはお客さま専用なので

そのような修正も可能です。


















バックポケットは2つにして欲しいとの事だったので

左右対称なバックポケットとなっております。













シンチバック(尾錠)もサイズグレーディングで少し大きくなっています。














革パッチももちろんW40の表記です。

Lotナンバーは製造何本目かわかるので、隠しました、、、

(あまりに少ない数なので、お恥ずかしい、、、)



革パッチがツルツルで綺麗な状態なのは

今回はリジッド(未洗い)で納品したからです。


通常は洗って縮ませて裾上げ後の納品ですが

リジッド希望の場合はそのまま納品させて頂きます。




通常販売価格28000円に

サイズグレーディング代10000円を追加して頂きますので

合計38000円(別途送料)となります。



どうしても自分のサイズが欲しいと言う方には

このような対応も行なっておりますので

オーダーお待ちしております。





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オリジナルジーンズ 2ndモデル 製作6 スペシャル版

2013年02月04日 | hands-onジーンズ 2ndモデル 製作

こんにちはジーンズリペア&リメイクのhands-onです。



ハンズオン オリジナル ジーンズ 

こっそり、ひっそり、地味に販売しております。


私の趣味、嗜好に共感する方がいるはずだ という

信念に基づいてやっております。


今回オーダーを頂いた方からは

とても熱いメッセージを頂き

製作させて頂きました。


というのも

なるべく、「当時のオリジナルに近い仕様」で作って欲しい

という物でした。


私よりも当時の1870年代~1880年代における

ジーンズの原点である ウエストオーバーオール の研究をされている

深い知識を持った方からの依頼でした(汗)


その期待に応える事が出来るかどうか?

不安を持ちながら

今回は製作を行いました。


では出来上がりがこちらです。






今回は、未洗い(リジッド)で納品させて頂きました。





ベルトループ無し

当時と同じ サスペンダー で穿くスタイルです。

まさしく、ウエストオーバーオール







ウエストベルトまで

上がった位置に付けられた

ウォッチポケット(今はコインポケットと呼びます)

ポケット下の 適当にカーブ したステッチが

その存在感をアピールしています。









サスペンダーボタンは

ブルズアイ型に変更しています。

より クラシカルな印象です。

取り付け位置も ウエストベルトの中心部分に付けています。











トップボタン以下の

ボタンフライの数を4つから

3つへ変更しました。

※取り付け位置のバランスは

こちらにお任せになります。

















シンチバックをウエストベルト位置に上げて

左右の長さを更に伸ばしています。

革パッチは無しです。







バックヨークのシングルステッチが

ハッキリと見えるのと

シンチバックの存在感が更に増しているように見えます。





何度も説明していますが

現代のジーンズ製作とは違い

パーツ用の専用ミシンを使いません。


全て指先の感覚で縫い上げるので

製作する職人の癖が

ステッチワークに現れます。


ここまでクラシカルなパンツになると

所々に出る、ちょっと歪んだステッチワークさえも

味わい深い物に感じてしまいます。



今回のディテール変更も

お客様の細かい指示はありましたが

取り付け位置の微妙な感覚は

職人にお任せしております。


納品後

お客様からも大変お喜びの

コメントを頂きました。


正直、ホッとしました(喜)




100年以上前の 当時の事を思い返しながら

実際にワークウェアとして

ガンガン使い込むそうです。

ここまでオリジナルに近い形で

作ったのですから

このパンツも道具として使われたほうが

本望かもしれません。


リペアの際にどのような表情になって

戻ってくるのか 楽しみです。



こちらのお値段が 30000円(別途送料)


このような スペシャル版の製作も

おこなっております。


この当時のパンツがお好きな方

オーダーお待ちしております。







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オリジナルジーンズ 2ndモデル 製作5

2012年10月02日 | hands-onジーンズ 2ndモデル 製作

こんにちはジーンズリペア&リメイクのhands-onです。

お待たせしました!


オリジナルジーンズ 2ndモデルが完成しました。

前回縫った分から、ウエスト帯部分のパターン修正をして

作り直した分になります。

今回はサイズもバッチリに仕上がりました。

のり抜き洗い→タンブラー乾燥→裾上げして完成です。




出来上がりがこちら









シルエットは1stモデルと共通になります。

HPでは太めと書いておりますが

実際穿いたお客様からは以外に太くないと言われます。

ゆったりめのリラックスド ストレートという感じです。



私が穿いた感想ですが

生地がややライトな12オンスデニムで

ジンバブエコットンのしなやかで柔らかい生地。

パンツのシルエットとの相性がとても良いのか

とても穿き易いです。

とてもラクです。

ジャージを穿いているようなラクさです。

10月に販売開始して申し訳ないのですが

春夏に適したパンツです(笑)



秋冬に穿くには某有名会社の発熱インナーを

着用される事をお勧めします。



ではおさらいですが

ディテールを紹介します。





フロント部分

股上深めのシルエットでとても穿き易いです。









コインポケットは大きめになっています。

取り付け位置も高めです。

右上に縫い始めと縫い終わりが来る

通称「一筆縫い」です。








トップボタン、サスペンダーボタンは

センターが凹んだ クラシックタイプです。

サスペンダーボタン位置を上につける事によって

ベルトと併用し易いようになっています。

サスペンダーボタンがベルトで押さえつけられる事はありません。








帯裏がセルビッチ使いになっております。

ベルトループも1st同様 センターが膨らんだ

中盛り仕様です。











リベットは先端を叩き潰して、当時の雰囲気を出しています。

(手作業で潰すのでそれぞれの潰れ方も異なります)

こうする事によってリベット留めの強度も上がっています。

色は1stモデルよりもワントーン暗めを選びました。




















バックポケットは右後片側のみ

リーバイス最初期 1879年のモデルを参考にしています。










ポケットの縫製も少し変えました。

ダブルステッチの幅を若干狭くしました。

右上に縫い始めと縫い終わりが来る

こちらも「一筆縫い」です。










シンチバックの位置はベルトと併用出来る様に

下げた位置に取り付けています。

オリジナルと同様の

ベルトループ無し 高めのシンチバック取り付けも

注文して頂くと可能です。


※シンチの金具は先端が尖った針仕様です。

取り扱いに注意してください。

(この部分に拘るマニアさんは分かっていると思いますが)











細かい部分ですが

バックヨークの押さえがシングルです。

端のコバステッチも広めにして雰囲気を出してみました。












革パッチです。

牛革を使っています。

なめしたままの状態で表面加工をしていません。

よって最初のワンウォッシュでインディゴ汚れが付いています。

こちらは意図的に このようになるようにしています。

使い込むうちに色の変化が出やすいようにしてみました。










オールシングルステッチ縫製なので

裾上げもピッチの細かいシングルステッチです。

折幅は10ミリ前後を狙います。













色目の比較です。

左 1stモデルの青々しい色と比べると

右 2ndモデルの濃紺が分かると思います。

茶綿を使った糸を染めているので

更にインディゴの深みが増していると思います。

どのような色落ちをするのかとても楽しみです。










以上

こちらのお値段が

28000円(別途送料)


サイズ展開が1stと同じ

ウエスト28、30、32、34、36 インチ展開

レングスは85センチで作ります。

股下の長さ指定で裾上げを行います。



リペアは毎回2000円引き(返送料込み)の永久補強とさせて頂きます。

ボタン、リベットも同じ物を在庫しておきます。


在庫を持たない受注生産となります。

注文頂いてから納品までに1ヶ月程のお時間を頂きます。

永い時間をかけて 穿き込んではリペアを繰り返す 

「スローファッション」 を楽しみたいお客様


オーダーお待ちしております。



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オリジナルジーンズ 2ndモデル 製作4

2012年09月04日 | hands-onジーンズ 2ndモデル 製作

こんにちはジーンズリペア&リメイクのhands-onです。

9月に入りデニムショーツから

フルレングスのジーンズへ衣替えです。

オリジナル1stモデルの穿き込みも再び開始です。



2ndモデルの問い合わせがボチボチあるので

進行状況をお知らせしないと、、、





今回は革ラベル選びです!




皮ラベルどうしようかな?

と悩んでいると

denimbaのSHINGOさんが

「僕も今、革のサンプル集めているので 差し上げますよ」

とありがたいお言葉


そして、サンプルが送られてきました。






こんなに沢山ありがとうございます。






手書きのリスト付きで 助かります!






今回の革ラベルのイメージは

薄いベージュ系の色

使い込むにつれて色に深みが増して

味が出る。

汚れが付いて目立ってもOK

革の経年劣化を楽しむ方向性です。



ビンテージレプリカジーンズに採用されているのは

鹿革が多いような気がしています。

(あくまで予想 違っていたらスミマセン、、、)


鹿革はしなやかで、伸びがあり

デニムの伸縮にも対応する。

ひび割れもしにくく、耐久性もある。

デニムに最も適した革だろうと思います。



しかし、周りと同じ事をしても

面白くないなー



鹿革までとはいかなくても

ある程度の強度があって

革の色や風合いの変化が楽しめる

ような革が良いなー



そうなると牛革かなー



牛革の種類多いなー





うーん、悩む


革のパッチテストをして決めよう!



という訳で

3種類の牛革をピックしました。




革の刻印はどうしよう?

劣化を楽しむのであれば

プリントかな?

擦れて味になりやすいですし、、、

試しに3種の牛革にオリジナルのスタンプを押してみる。





Aタイプ








Bタイプ








Cタイプ





色目の好みがAです

Bも色目が好みで、Aよりも表面にツヤがあったのでテストします

Cは色目は好みと違いますが、柔らかめで耐久性が強そうなのでテストします






テスト内容は


家庭用洗濯機の全自動コースで普通に洗う

その後、コインランドリーのタンブラー式乾燥機に40分かける


革製品にとっては最もやってはいけない事です(笑)





テスト結果がこちら




Aタイプ








Bタイプ









Cタイプ







まず、Bタイプは縮みが出て反ったので不採用


AタイプとCタイプは洗濯機+乾燥機に耐えました

色目の雰囲気からAタイプに決定致します。



Aタイプに決定した後に

この革の特徴を教えて頂きました。

この革は なめしたまま の状態で

表面加工は一切していない物です。

その為、革のシミ、汚れが付き易いという事です。

実際の物を良く見ると中央にシミが出ています。

私はこれらを味として前向きにとらえます。

革ラベルのシミ、汚れはクレーム対象外とさせて頂きます。

ご理解よろしくお願いします。



長いブログにお付き合い頂きありがとうございます。



次回は製品を

のり抜き洗い+タンブラー乾燥

そして裾上げを行った

完成形のレポートをお伝えします。






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オリジナルジーンズ 2ndモデル 製作3

2012年08月23日 | hands-onジーンズ 2ndモデル 製作

こんにちはジーンズリペア&リメイクのhands-onです。




全国のジーンズマニアさま

お待たせしました。

2ndモデル縫いあがりました。

(縫ったのはいつもお願いしている 児島のジーンズ職人Dさん)



生地色の濃さを分かってもらう為に

屋外で天気が良い日に撮影しました。



こちらです。




のりが付いたリジッド(生デニム)状態です。


裾上げはのり抜き洗い後に行います。






全体のシルエットは1stモデルと共通になっています。

股上かなり深め 腰周りにゆとりがあるシルエットは

当時の作業着のままをイメージしています。


ファッション着としては???なシルエットですが

穿きやすいですよ!

所ジョージさんがインチアップして穿いているような

ダボッとしたイメージ



のり抜き洗い後

私がモデルになって

撮影を行う予定です。

また、ブログで報告致します。





それでは

少しづつアップにしていきます












今回、採用したかった

帯裏 セルビッチ使い

1本製作なので、生地のロスが大きいです(汗)

セルビッチ部分しか使いません。









こうなりゃ ここも セルビッチ使いで!

持ち出し(ボタンの下地)部分も使いました。

下先端は折り込み処理しています。









帯の中心部分は1stモデル同様 

つなぎ目が入っています。

マニアックなディテールとして残しました。










もちろんオールシングルステッチ縫製

バックヨークが重なり合う部分も手で折り伏せ縫いしております。

(Dさんもある程度、数を縫ったので慣れたと言ってます)











1stと同じく

股リベット採用

リベットの形状と色を微妙に変えてみました。

1stよりも頭の潰れが小さくなり

色はよりダークな感じにしてみました。














コインポケットの縫製は

ステッチ幅を少し狭くして

縫い始めと縫い終わりが突き抜けの

一筆縫いとなっております。


ベルトループは1stと同じで

中盛りタイプにしました。











この見えない部分にコダワリがあります。

ポケットの縫製をわざと丸めに適当な感じに縫っています。












トップボタン、サスペンダーボタンも1stから変更しています









センター凹みタイプ

当時の資料に近いタイプを選びました。

既製品ですがクラシックで雰囲気あります。








第二ボタン以降は1stと同じく

ブルズアイ型です。














バックポケットは右側のみ














ポケットの縫製仕様も少し変えてみました。

ステッチ幅を1stよりも少し狭くして

縫い始めと縫い終わりがポケット突き抜けの

1筆縫いにしてみました。














バックヨーク部分のステッチは1本仕様

コバを広めに取って クラシックな雰囲気を出してみました。


ラベルは付いていませんが

革ラベルを使う予定です。

現在、色々なサンプルを集めてテスト中です。

経年劣化を楽しめるような素材を検討しています。













シンチバックも前回同様

下げてベルトループと重ならないようにしています。


要望があればオリジナルと同じベルトループ無しで

シンチバック位置を上げる事も可能です。













シンチ金具は1stと同じく先が尖った針仕様です。

今回は突き抜け無しで留めています。

(取り扱いに注意してください)













耳の折り返し幅は1st同様

12ミリ前後を狙っています













内股はオーバーロック処理しています。

オリジナルと同様の切りっ放しもできます。

洗うと大量の解れ糸が出てくると思います。

(この注文は一度も受けたことが無いです)










縫製糸は全て綿糸にしました。

上糸20番 下糸30番

これだけのマイクロピッチなので

オール綿糸でも十分な強度があります。

ちなみに1stモデルは下糸のみ30番のコアスパン糸にしています。














スレキは1stモデルよりもやや薄めです。

しなやかで柔らかいが強度が強めの物を選びました。

ここにhands-onネームが入ります。

その下にもLotとサイズをスタンプします。







以上です。

ボディーは1stと共通になるので

サイズ展開も同じ

28、30、32、34、36インチの5サイズ展開です。


お値段は、、、

生地代が高く付いてしまって、、、

うーん 

まだはっきり言えませんが

3万円以下です。


1stと同じく受注生産で受け付けます。

Lotがシリアル番号で顧客管理も行います。

リペアは hands-onが永久保障 致します。

(毎回送料込みの2000円引きです)




ブログ公表前に

1件、注文が入ったのですが

1stモデルと2ndモデルの

ディテールミックスが欲しいとの事だったので

それで製作します。


1点製作なので その辺りは融通が利くので

問い合わせの際に聞いてください。

但し、帯周りのセルビッチ使いは生地代を+αしますの

よろしくお願いします。




次回は革ラベルを採用するまでの流れを

記事にしようと思います。





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オリジナルジーンズ 2ndモデル 製作2

2012年08月10日 | hands-onジーンズ 2ndモデル 製作

こんにちはジーンズリペア&リメイクのhands-onです。

更新が遅くなりました。

お待ちになっていた方もおれらると思いながら、、、

今回は生地のお話です。


オリジナル第1弾の生地に使ったデニムは

12オンス 左綾 白耳 青味のあるインディゴ 直産的な縦落ち という物でした。


今回のモデルを採用するにあたって

前回と違いを出したかった部分が

左綾→右綾

青味のあるインディゴ→濃いインディゴ色

直線的な縦落ち→ムラのある縦落ち

でした。


前回はあえてマニアックなNo2モデルのジーンズ製作でしたが

今回は伝統のXXデニムという事で正統派でいきます。




変更しなかった

12オンスというのは自分で穿いてみた感覚ですが

この時代のワイドシルエットとベストマッチした肉厚だと感じているからです。

(当時の9オンスデニムでの再現は生地の耐久性が低いと思います)

白耳というのもシンプルな耳使いで当時のクラシックな雰囲気が出るので

そのままにしておきたかった部分です。





このような条件で数件の知り合いの生地屋さんへ相談し

ずっと探してもらっていたのですが

なかなか見つかりません。

(半分趣味的な活動なので、焦らずに探していました)


そして半年が経った頃に、とある生地屋さんで

イメージ通りの生地を発見しました。





それがこちらです。



生デニムの状態です。









耳部分










耳の先端に丸みを作っている為、脇のアタリが綺麗に出ます。







こちらの生地のスペックです。


12オンス特濃色ムラ糸デニム

ジンバブエコットン使用

繊維長が長く自然なムラ

油分が少し多く、しっとりした印象


糸番手

縦糸9番  横糸8番


色目の特徴

縦糸に茶綿を使用し、そのままロープ染色にて染める。

普通の白綿を使うよりも原綿の色の風合いを生かした

より深みのある色合いになっている。


岡山県井原市産

シャトル織機使用で

織傷がたまに有る。


という事です。





ワンウオッシュしたものがこちら



深みのあるインディゴ色です。








1stモデルと比較してみます。



こちら同じワンウオッシュの比較です。

色が濃いのが良く分かります。

茶綿を使っているので中白ならぬ

中茶なのでしょうか?

どうゆう色落ちになるのかとても楽しみです。








洗い加工テストのスワッチもあるので

(実際穿き込んだ物とは異なりますが)

紹介致します。





ストーンバイオ加工

軽石と一緒に洗い アタリを付けた後に

バイオ酵素の力で生地の毛羽をカットする加工方法です。

縦糸のムラ形状が出てきているのが分かるでしょうか?











バイオフェード加工

バイオ酵素の力で生地の毛羽をカットした後に

フェード(弱ブリーチ)によって色を退色させます。


縦糸のムラ感が伝わっていますか?







アップ




自然なムラ感が出ています。

繊維長が長いジンバブエコットンの特徴がよく出ていると思います。

穿き込みが楽しみなデータです。













今回、スレキ(前ポケット袋布)も前回よりも薄めの物にしました。

前回は強度重視で若干厚めにしましたが

今回はフロントのヒゲをよりハッキリ出したいという願望がありました。

このスレキはリペア用に選び抜いた物と同じです。

薄めながらも目の詰まった強度のある生地です。








という訳で

こちらの生地を使い

新たなパンツを作ってみようと思います。


次回は縫製のレポートをお伝えしたいと思っております。




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オリジナルジーンズ 2ndモデル 製作1

2012年07月26日 | hands-onジーンズ 2ndモデル 製作

こんにちはジーンズリペア&リメイクのhands-onです。



突然ですが、オリジナルジーンズの第二弾を製作しようと思います。



どうして第二弾を作りたくなったか?というと

2011年10月 リーバイスストア渋谷店にて

世界最古のジーンズが展示されたニュースがきっかけでした。

当時、業界内外で話題になり

ネット上から世界最古のジーンズを見ることが出来ました。













↑3枚の画像はネット上のニュースからコピーした物です。

詳しくは こちらをクリック





↓この時にニュースで流れたコメントをコピーしました


世界最古のデニム「XXc.1879」。どこで発見されたかのかは定かでないが、

現在はリーバイスの耐火性金庫に大切に保管されている。

“XX”とは1879年ごろに生まれた最高級を意味する産業用語で、501のベースになったモデル。

現在の501とはディテールが異なり、バックポケットはひとつ、

フィット調節のためのシンチやサスペンダーが付いている。

素材にはニューハンプシャー州マンチェスターにあるアモスゲイグ社製9オンスデニムを採用し、

天然インディゴで染められている。

縫製は1906年のサンフランシスコ大地震の火災によって崩壊した工場で行われたことがわかっている。

レザーパッチが付けられているが、アイコンのひとつであるツーホースマークは使われていない。

ツーホースマークが最初に使われたのは1886年で、このXXの方が先立っているからだ。

発見場所や所有者は謎に包まれているが、労働者が着用していたことは間違いない。

リン・ダウニー女史は、「ひざの後ろのシワの寄り方や裾の形状からカウボーイがはいていたのでは」と推理していた。

また、「ジーンズという言葉がなかった時代はオーバーオールと表現していたのです。

当時はワークウェアの上から着用していたため、『XX c.1879』は太ももなどが少し太めに作られています。

現在の価値に換算すると、最古のジーンズは米ドルで15万ドル(約1200万円)程度になるでしょう。


との事です。










年代が1879年 

日本の年号で言うと

明治12年

この頃起こった事件は

明治9年 廃刀令

明治10年 西南戦争

そんな時代にアメリカではジーンズの原型が誕生していたなんて、、、

ジーンズの歴史は深い、、、



ジーンズ好きで交流を深めるようになった

denimbaのSHINGOさんからは「実際に見てきた」と報告を受けました。

またその時の様子も色々とお聞きする事が出来ました。
















画像提供して頂きました。






この「ジーンズの原点」というべき物を参考にしつつ

現代の状況に応じた「強度と穿きやすさ」を兼ね備えた

ジーンズを作りたいと思いました。


構想から半年以上経って報告したのは

今回も生地探しに時間が掛かったからです。

中々、イメージに近い物が見つからず、、、

仕事の合間で動いてたのでじっくり探しました。

そして、やっとイメージに近い物が見つかりました。

生地のお話はまた、今度にさせて頂きます。

それでは




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