はんどろやノート

ラクガキでもしますか。

雁木でガンガン!!

2007年05月11日 | しょうぎ
 漫画「ハチワンダイバー」の中にでてくる「二こ神」というじじいキャラがいる。(昨日の画中にも描いたが。) この爺さんは「雁木(がんぎ)」という戦法を得意としている。雁木については、2月13日記事「少女の指タクト」の中でも述べたように、プロではほとんど指されない。プロがあまり使わない「雁木」を使ってアマ日本一となり、プロさえも倒したというのが、この「二こ神」老人の設定だ。そしてこの漫画の「二こ神」の指し方は、僕が書いたあの少女の指し口とそっくりだ。
 プロは雁木をつかわずに「矢倉(やぐら)」をつかう。だからプロの出す本には矢倉の本はたくさんあるが、雁木の本はほとんどない。僕が矢倉の定跡をマスターしようとしていたときに、あるおじさんに雁木を指された。僕はどうしていいかわからず負けてしまった。プロが指さないのだから、雁木には大きな弱点があるはずだが、具体的にどうすればよいのか…? そう思っているときに、雁木についての本を見つけた。
 それが「雁木でガンガン!!」だ。
 著者はプロではない。アマ強豪の小暮克洋さんだ。
 この本をよんで、僕は「これは矢倉よりわかりやすい。雁木をやってみよう。」と思い、つかってみることにした。この「雁木」という囲いは正面から攻められると弱い。しかし「角を使いやすい」という利点があり、それを生かして攻められる前に攻める、というのが小暮流雁木の特徴だ。ただ、相手が強いと攻めを封じてくる、その場合は、「相手の攻めゴマを攻める」という「B面攻撃」を用意しておく。漫画「ハチワンダイバー」ではこの「B面攻撃」を描いている。
 と、そのようなことをこの本「雁木でガンガン!!」から吸収した。
 小暮克洋さんは、東大を出てフリーの(将棋などの)ライターをしている。あまりかしこい人生じゃないなあ。人のことは言えんが。


 しかし、erikaって、何者よ? 将棋6段? 将来の夢は訪問介護事業を全国展開vv ? 前世女流棋士…はあ。 尊敬する人小池重名って…間違ってるよ、「重明」でしょ!! 尊敬してるならマチガウナ~。


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