ハンダエンのお茶屋日記

日本茶専門店「東京繁田園茶舗」のブログ

茶正月

2015-04-20 11:05:55 | 産地情報

鹿児島県 霧島の茶園から、“茶正月” のご挨拶を申し上げます。

4月11日より16日にかけての、新茶・手摘みの様子をお届けします!

 

 ご覧ください、この瑞々しい若葉のミドリ!

 

 

↓は玉露の茶畑。

玉露の産地といえば 福岡県八女京都が有名ですが、

ここ 南国鹿児島でも玉露の畑があちこちに見受けられます。

 

「寒冷紗」という黒い布で茶畑を被い 太陽光を遮り、玉露はじっくりと育てられます。

支柱を立て、柔らかな新芽を守っています。

 

 生育に時を要するため、弊店での玉露の新茶入荷は6月中旬以降です。

 

 

↓ お次は3年前に植えた 「さえみどり(品種)」の茶園。

腰の高さまで順調に成長し、今年から収穫が始まりました。

 

畑から場所を移して、お次は“手揉み”の様子を。

↑ この台は“焙炉(ほいろ)”といいます。

台の表面には丈夫な和紙が貼ってあり、

内部にはガスを引いて(昔は炭火)、台上が熱っせられる仕組みになっています。

この上で新茶を揉んでゆきます。

そもそも「なぜ揉むのか?」と申しますと、

揉むことによって葉の表面に傷をつけているのです。

 

お茶の葉は比較的しっかりしているので、

ただお湯を注いだだけでは成分が抽出されません。

そこでこの“揉む”という工程が必要になってくるのです。

茶産地の労働歌?に ♪ しっかり揉め揉め ♪ というフレーズもあるように、

この作業を4-5時間も行うという、それは大変な作業です!

(通常一般のお茶は機械で行われています。)

この手揉みの技術、なんと流派もあるのです!

 最後の仕上げの段階では、相撲の土俵入りよろしくキメの所作もあったり。

↑ かなり “よられ”て 細くなりました。

 

このように生産者が丹精込めて作った新茶が 次々と入荷して参ります。

どうぞ若葉の雫をお愉しみ下さい!

 

店主

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