札幌の若き日本舞踊家(世紫弥)のブログぜひ見にきてね!お稽古しよう!グルメ情報も紹介します。

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尊敬できる出会い家元先生編

2007-03-31 00:39:14 | 人生の尊敬できる出会い。
家元先生に接した回数ってとても少ないのですが記憶に残ることがありとても尊敬しております。
一番初めにお会いしたのは、小学5年生のときに手習っ子を踊ったときに、リハーサルでお目にかかりました。小学生ながら、とても感じるものがあり、優しく、言葉づかいも普通の先生とは違い、丁寧で違うオーラを感じキレイな先生と第一印象思いました。子供ながらに、花園流の家元ってこのような上品な先生が家元なのだとちょっとびっくりしたのを覚えております。何食べてるんだろうって思ったくらい、華やかなキレイな先生で、日常的な雰囲気ではなく凛とした雰囲気を持ち合わせているような感じが致しました。
その後、初ざらい。浴衣ざらい、名取試験、、名取式、名披露目、など色々とお目にかかる機会があり。一番、見ていて素敵だなぁって思えたのが。踊りについて、あれこれいうのではなく、一言だけ、言ってくれることがとても嬉しく、そして、エールを送ってくれているような気が致しました。振りについてではなく、基本的なことについて一言だけですごく凝縮している言葉がとてもすばらしいと思いました。
勝手な思い込みなのかもしれないのですが。素直にそう思えました。
また、名取式のときに、すばらしい言葉を頂いて、とても印象深く覚えている言葉があります。あなたは試験に合格したのだからここまできたことは自信をもって名取として、これから勉強して、若い力で羽ばたいていきなさいというお言葉を頂きました。自分の力で、これからはやっていきなさいという言葉のように聞こえました。いつかは家元のような、雰囲気と踊りのセンスを身につけたいと思っております。家元の言葉に、踊りには品格が大事とおっしゃってたことを聞いたことがあります。振り一つみても品格がないとキレイに見えないということだそうです。
自分もなんとなく言ってることが理解できたように思いますが。そう簡単ではないのですが。家元先生の言葉を胸に頑張っていきたいと心に誓うのでした。


恩師、花園桂良先生編

2007-03-24 00:36:42 | 人生の尊敬できる出会い。
私の尊敬できる出会いは恩師であります。花園桂良先生です。
幼い頃からとても可愛がって下さっていて。とても、優しく。桂良先生がおられたから今の自分があります。
踊りをはじめたきっかけは。祖母に連れられて、桂良先生のところへ習いにいったことがきっかけになり。先生のもとで、お稽古をするようになり。
お稽古の楽しさを教わりました。先生はとても踊りが好きで表現にも滲み出ていて子供ながら感じるものがありました。お稽古では、いつも真剣にそして、優しく、暖かく、お稽古事の他に、家族のように先生は接して下さって、育ててくれたように思います。今でも先生は家族のよう接して下さってます。踊りが好きになったのも先生がお稽古事のよさや情の深さというものを身をもって教えて下さったからのように思います。
まだまだ、先生には遠くおよびませんが。いつかは先生に恩返しできるように頑張りたいとおもっております。いつかくるのかなぁとちょっと内心焦ってますが。
頑張っていきたいと思います。
先生がいたから今の自分がいるってことを忘れずこれからもっと精進していきたいと思います。



祖母と山崎先生編(生まれ編)

2007-01-30 02:47:29 | 人生の尊敬できる出会い。
自分が生まれた瞬間から出会いがはじまっている。祖母は芸事が好きな人で詩吟、琵琶を教えておりました。踊りも習っておりました。祖母はよく人助けをする人であったため、色々な人も集まってきたりもしておりました。今思えば、よく人が来る家でした。そんな中で幼い自分は当たり前の生活でしたが、その反面芸事についもごく当たり前のこととして感じておりました。また、私は祖母が好きでおばぁちゃんこで育ちました。そんな祖母のお友達に故山崎先生がおられました。いつも家に招いて琵琶を祖母はならっておりましたが。自分からみると山崎先生は優しいおばぁちゃんのようでいつも泊ることがあれば、一緒の部屋で楽しみに寝ていたのを思いだします。先生達の稽古風景を見てることも多々あり、終わったら遊んでもらおうと、稽古が終わるのをじっと心待ちにしておりました。幼いながら、稽古風景は全くといっていいほど、厳しいものではなく、淡々と進んでいたように思います。お稽古とは厳しいというイメージを皆さんもちますが、外で見ていて、そうではありませんでした。祖母が死後、山崎先生は泣いておられるのをみて、芸事と人の深さを知ることになる。その後、山崎先生は筑前琵琶の国宝になられたので。身近にそんなすばらしい先生がいたことに気づく。そんな祖母と山崎先生の長い人間関係や姿を見ながら育ち。自分も謙虚でおごらずにきちんとした技術をもった。立派な先生達に近づけるだろうかっていつも思っているのでした。そんな背中を見ながら人生の出会いになり心から尊敬できる一番の人になる。いつも優しく。芸事には真剣であり、先生ってどうあるべきかっていう。とても大事な部分を教わった気がいたします。山崎先生はとても先生を大事にする先生で習った先生をたて周りを大事にしながらお稽古を積み重ねて日々感謝しながら過ごしているように思えました。筑前琵琶をずっと守り一つのことを貫いたことで国宝になられたのだなぁと感じるのであった。先生って有り難いものだとここで学ぶことができた。私もそういった人生の出会い大事にしたいと強く思うのでした。