大きな被害が発生した場合の初期段階では、公的機関等の対応力を
超える事態も考えられ、その様な混乱の中落ち着いて適切な応急活動が
出来る様にする為には、常日頃から災害に対して十分な訓練を
実施しておく事が重要と成り、また自分だけでは対処出来ない時に
頼りになるのは隣り近所の人達なので、災害時に備えた防災訓練には
是非隣り近所の人達に声をかけて一緒に参加して、防災について
勉強しようと云う趣旨で、爺やが住んでいます町内では、
昨年から始まりました、町主催の防災避難訓練が
本日の午前7時に大きな災害が、発生したとの想定で実施され
予め各家庭に配布されていた「避難者カード」に、各家庭での被災状況等を記入し
家族全員が無事な世帯は、玄関等の確認し易い場所に
白いタオルをかけてから、各班毎に決められた集合場所に集まり
班長に各家庭の「安否確認票」を提出し、班内の災害の状況を確認してから
交通安全等に気を付けながら、町内の集合場所と成っている公園迄
各班毎に歩いて行き、各班長は「安否確認票」に依る
安否確認結果と救援の要否を、町内の災害対策本部へ報告し
要援護者が有る場合には、町内の救護班が出動して救助に向かい
テント内へと案内し、参加者は公園内の広場に各班毎に整列して
本部の指示に従って各々行動し、その後煙体験車に依る
煙体験や消火器の取り扱い説明と消火体験、小型ポンプに依る放水訓練や
組み立て式トイレの展示・使用説明、非常食(アルファ米)の炊き出し等を行って
予定より少し早い9時半過ぎに、第二回目の町内防災非難訓練が終了し
爺やが住んでいる地域では、東海・東南海・南海地震が何時発生しても
おかしくないと云われ、また最近では九州の北部地方や愛知県の五条川流域では
大きな土砂災害や水害が発生し、災害の発生は或る日突然にやって来ますので
本日学んだ貴重な防災避難訓練結果を、災害時には生かしたいと思っています