離れ人ママキの、奇妙な放浪と生活。

現実と非現実が錯綜し入り混じる。狂気と妄想のカレイドスコープ。

波打ち際から( 2017 夏 )とりあえず終わり

2017-08-09 07:47:51 | 日記

午前3時ごろに目が覚めた。前の晩は8時には寝てしまったから、よく寝たようだ
明るくなったら、テントをたたみ、食べ物を買いに行かなくてはならない。一番近いセブンイレブンまで、往復4キロはある。
朝早いうちに行かないと、暑くなったら行けたものじゃ無い。
明るくなるまで、まだ少し時間があるのでコーヒーを淹れることにした。
フロートに腰掛けてコーヒーを飲んでいると、星空が広がっているのに気がついた。
今日は晴れてくるのだろうか?夜明け前の一番暗い夜空を見上げていた時だった。
一閃、非常に明るい流れ星が銀河を横切った。どのくらい明るかったというと、一瞬まわりが明るくなったほどだった。砂浜が白く浮かび上がた。
あまりのことに僕は呆然として固まってしまった。どのくらいそうなっていたかわからないけど、かなりの間そうなっていたみたいだ。再びコーヒーカップに口をつけた時、すっかりコーヒーがぬるくなっていたから。
今日はまだ始まってもいないわけだけど、たとえこのあと冴えないこと事ばかりだったとしても、あんな素晴らしい流れ星を見ることができたのだから、今日はいい日だったと思うことができそうだ。

明るくなってきた。潮はまだあまり引いてなくて、所によっては膝まで波が来たけど、強行突破して買い出しに行くことにした。この段階ではまだ、雲が目立つ空模様だったけれど、まるで熱湯に入れた氷みたいにどんどん小さくなっていき、やがて水平線の上に浮かぶ入道雲以外、すっかり消え去ってしまった。
空には、どんなものでも跳ね返してしまいそうなトロピカルブルーの青空が一枚だけ広がった。



買い物を済ませて、荷物の所に戻ると、シートのハトメに紐を通して流木に結びつけ日陰を確保した。



これは何事、あの流れ星の力だろうか?海だって穏やかだ。空腹だったけど我慢できず、服を脱いで海に入った。



シートの下の日陰に入って食事をする。お酒を飲む。ただ、ボォーとしている。暑いなと思ったら、海につかる。
何だかこんな事がエンドレスでつづいて行くんじゃないかと思えてくるほど、時間が経つのが遅く感じた。

そうはいっても、おしまいの時は容赦無くやってくる。午後になると雲が復活してきた。波も高くなり潮も上がってきて砂浜に攻め込んできた。数は多くなかったけど、遊びに来ている人達もいた。彼らも潮が上がってくるのを見ると帰り支度を始めた。朝からずっと沖に停泊して釣りをしていた船外機付きの小船もいつの間にかいなくなった。すっかり小さくなった砂浜に残っているのは僕だけだった。




まだ帰るつもりはなかった。潮が上がってくるにつれ、岸に対して平行に流れる強い潮流が生じている事に気がついていた。
水着も脱ぎすて全裸になってその流れに飛び込む。流れの中で泳ぐと魚のように早く泳げる。ちょっと泳ぐだけで遠くまで流される。何もせず手足を真っ直ぐ伸ばした姿勢をとるだけでも、結構なスピードで流れて行く。海の中を飛んで行くウルトラマン状態だ。



この潮流はやがて沖の方に向きを変えて流れて行くので、適当なところで抜けださなくてはならない。反対方向に泳ぐことは出来ない。裸のまま上がって、元の位置まで歩いていき、また潮流に飛び込む。
楽しいので、飽きもせず何回も繰り返した。もっとやっていたかったけど、砂浜に置いたデイパックの近くまで波が来るようになった。日も沈もうとしている。残念ながら帰る時が来たみたいだ。
散在している持ち物をモンベルのデイパックに詰め込んで、足元に残った最後の砂浜から出た。




それにしても、日焼けしたお尻が痛い。
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