猫屋敷の無駄ブログ

現在、我が家は猫3匹。もう猫屋敷とは呼べませんけど。。。

2014年8月15日高雄

2014年08月20日 | 海外旅行
二日目は、日本が海外初輸出した高速鉄道に乗って、高雄の日帰りツアーです。
でも車体のみ日本製で、電気系統はフランス製。フランス人技師もついこの前まで常駐してたらしい。当初すべてフランス製に決定してたのが、工事着工後に大地震に見舞われ、トンネルが多く地震が多い国土に、ヨーロッパ製は向かないってことで、当時の李登輝総統が日本製に変更したらしい。しかし、そんな寄り合いにしても大丈夫なんでしょうか?それにこの前テレビで、日本の新幹線安全システムこそ世界一って、池上さんが言ってたのになぁ。
日本製はなんでも高すぎです。安倍さんが頑張って世界各地に高速鉄道売り込みして回ってますが、安全や品質にお金を使う国って、なかなかないもんです。それだけの価値はあると、もちろん私は信じてますけど。
この台湾版新幹線、高速鉄道略して「高鉄」は、台北~高雄間を1時間半で結んでおります。おかげで、このルートの飛行機路線が赤字化して、すべて撤退してしまったとのことです。
同様に、高雄市内まで路線が通じると、途中降りる人がいなくなるので、わざと高雄市外の左営までしか通してない・・・とガイドさんが言ってたけど、真偽のほどは定かではありません。

まずは、蓮池潭観光。龍の口から入り龍塔のてっぺんまで登り、虎の口から出てくると、ちょうど午前11時でした。日本との時差1時間。「敗戦69年目の黙祷!」と私が言うと、甥っ子二人も即座に従いました。まだまだ素直なお年ごろ。(笑)



それから、高雄85大楼。
私はこの建物見ると、台湾ドラマ「痞子英雄」を思い出します。日本の大丸デパートが撤退したせいか、随分とさびしい建物となっておりました。
展望台から先日爆発事故を起こした凱旋路のほうを眺めると、肉眼でもその一帯が異常に静まりかえっているように思えました。ガイドさんの話では、前日まで高雄は大雨が続き、陥没した道路に水がたまり、町の中に川が出現してたらしいです。「今日はうって変わっての好天気で、皆さん運がいい。」と言われました。

昼食は「紅毛港」という海鮮料理店。ツアーについた食事ということで、なめてかかっておりましたが、なかなかに美味しかったです。次回自由旅行でまた行けたとしたら、この店にまた行こうなんてひそかに考えております。
ツアーの中の一人の男性が言ってたんですけど、高速鉄道の窓から見た田んぼや畦道の風景が、日本とそっくり同じなのは、やはり日本の農業技術を継承してるせいだと思う。東南アジアにいくと、苗の植え付けがいかにもバラバラと適当であんなに揃ってない。。。だそうです。初対面というのに、結構話はずんだりして、ツアーもなかなか楽しいもんです。中華の円卓ってのが、話がはずむ原因だったのでしょうか?それとも台湾の明るい空気のせい?前回韓国の板門店ツアーの人たちとは、ほとんど会話しなかったなぁ、なんて思いました。

食後はフェリーに乗って、旗津へ。フェリーというから車が乗り込むのかと思いきや、乗るのはスクーターばかりの小さな船。おそらく車は、島南端の海底トンネルから行くのでしょう。
清朝時代から続く古いお寺、そのお寺を中心とした屋台街、たくさんの海産物店、海水浴場などがありました。
このいか焼きは、日本のと味が違ったけど、えらく美味しかったらしいです。だもんで翌日夜市でも、M男はいか焼き見つけたら、即お買い上げしておりました。



再びフェリーに乗って戻って来てから、フルーツかき氷。ただし今回、ツアー客が30名以上いるため店に入れないってことで、バスの中でいただきました。かき氷用の持ち帰り専用容器は、ドラマで見て知ってはいたけど、実際実物を見たのは初めて。日本じゃ、かき氷の持ち帰りってありえない。

それからツアーの定番、おみやげ屋に寄って、再び新幹線に乗って台北に帰りついたのが夜7時でありました。

夜は、林森路の繁華街へ。
私の台湾の夜の定番、ビールとしじみのにんにく漬けを求めて台湾料理店へ。
林森路の真ん中に立って、右の「梅子」と左の「青葉」とどっちがいいか、二人に選ばせようとしてたら、見知らぬ一老紳士が突然振り向いて、ニコニコ嬉しそうな顔して、しかも日本語で「アオバッ!」ってお答えになった。(笑)
ほんに台湾は、人の心があったかいところであります。


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