９月１８日 ６年ぶりの入港という「砕氷艦しらせ」を見に行く。昨日の雨が嘘のように晴れ渡った空だ。
１６日にＴＶで放送していた船体ではそれほど大きく思えなかったが、実物は意外と大きかった。全長１３８ｍ 全幅２８ｍ 総トン数１２、６５０トン 乗組員数１７５名。決して優美な船とは言えないが、砕氷艦であるから当然のことだろう。
コスモスが風に揺れていた。この時点では、公開されている船内をみるつもりはなかった。
迷いながら受付に行くと公開時間の期限が迫っていたのだろうか行列もなくすぐに入れそうだ。簡単な手荷物検査と金属探知機のようなものでチェックを済ますと入船出来た。
船上より撮影。大村駐屯地からデモンストレーションに来たジープだろうか、けっこう人気で乗ったり写真を撮る人が多かった。
甲板のヘリポートと格納庫。２機入るそうだ。
格納庫の天井。
南極の氷。正確には氷山の氷。子供達が盛んに触っていたが、友達に自慢したりして良い思い出になったことだろう。
アンカーを下ろすロープ。まじかで見ると迫力がある。
女性隊員さん。これより先は４階まで登らねばならないと案内している。
これを読むと改めて船乗りの過酷さを感じるが、氷の海に投げ出されたらひとたまりもなかろうと思う。
上部見張所。
４階、操舵室より艦首甲板を見下ろす。
４階から水辺の森公園を見下ろす。あとは下りで楽だ。
食堂。簡素で余分な装飾は施してない。
隊員の居室。一般隊員のものと思われる。
風呂と洗濯場か。
旭日旗には、少し抵抗を感じるのだが。
まずは、隊員さん達の無事を祈って船を後にした。
【南極地域観測協力行動】しらせ氷海を行く ～海上自衛隊～
自衛隊には国防以外にもこういった使命もあるのだと感心しましたし、そのご苦労にも頭が下がる思いです。船内見学は私に見せても猫に小判だったかも知れません。コスモスの写真が撮れたほうが嬉しかったですからね^^;。