幸せ芝居

日々是☆日~デジカメ花写真雑記~

セントラル劇場

2017-02-10 | Weblog



原作を読んだ訳ではないが、ミステリーは好きな方なのでこの映画を観た。セントラル劇場は繁華街のビルの二階にある待合室も小さなアットホームな映画館だ。丁度この日はメンズ1100円の日だった。(シニア料金でも入れるから同じなのだが。)

さて、映画の方はというとあらかじめパンフレットで登場人物の人間関係を見ていたので難しくはなかったたが、場面が時間的に前後して描かれるので戸惑うが原作に忠実に作られたせいだろう。

いわゆるアルコール依存症の女性の妄想で始まるのだが、見終わればこの程度のストーリーはテレビドラマでもありうるのではと思った。しかし、制作費もかけず作られた映画にしては映像表現がすばらしくレイチェル役のエミリー・ブラントの迫真の演技が良かったかな。

後半でレイチェルがある女性の友人と出会い話しを聞かされるところから犯人像は推測され、またそのようになっていったのだがラストは二重の結末になっていて衝撃的といえるかもしれない。哀しい女と愚かな男の在りようを若い人、特に男性に観てもらいたいと思った。




『ガール・オン・ザ・トレイン』 予告編 95秒