イボタノキ(水蝋の木)の花
<モクセイ科・イボタノキ属>
山野に生える落葉低木。
枝は灰白色・
葉は対生し、長楕円。
5月~6月、
本年度の枝の先に白い花が総状に多数咲く。
果実は
長さ7ミリの楕円形で黒紫色に熟す。
イボタノキの樹皮には
イボタロウムシがつき、イボタロウが採れる。
落し文(おとしぶみ)
オトシブミ科の甲虫
画像は、野茨の落し文
体長は、3~10ミリ
頭部が細長い。
夏、広葉樹の葉を丸めた中に産卵して、
地上に落とす。
落とさずに、葉にくっついているものもある。
中の幼虫は、
内面を食べ育つ。
↓風で右下の方に写りこんでいる。
エゴの木に落し文
<俳句歳時記>夏
落し文(おとしぶみ)
<鶯の落し文・時鳥の落し文(ほととぎすのおとしぶみ)>
落し文端やや解けて拾へとや 皆吉 爽雨
落し文さだめのままに吹かれ落つ 松下 昌司
落とし文懸想は白をつくしけり 河野多希女
解きがたくして地に返し落し文 井沢 正江
ひそやかに拾いて解かず落し文 薮内 柴火
イイギリ(飯桐)の花
<イイギリ科・イイギリ属>
山地に生える落葉高木。
樹皮は灰白色で
太い幹を車輪状に広げる。
葉は互生し、卵円形で裏面は白っぽい。
4~5月、
枝先に長さ20〜30センチの円錐花序をだす。
雌雄異株
花弁は無く、萼片は5個で緑黄色。

☆果実は秋に見事な赤い実をつける
キンケイギク(金鶏菊)
<キク科・ハルシャギク属>
アメリカ原産のキク科の一年草。
葉は羽状複葉、小葉は楕円形。
夏、
鮮やかな黄色い頭花をつける。
周囲の舌状花は黄色で中央部は紫がかったものがある。
ちなみに↓は、ハルシャギク
☆毎年こぼれ種であちこちのプランターや植木鉢に
勝手に咲いてくれる元気のいい花たちです。
ヤマボウシ(山法師)
<ミズキ科・ミズキ属>
各地の山野に生える落葉高木。
樹皮は暗朱紅色。
葉は対生する。
6〜7月、
小さな花が、2〜30個集まった球形の頭状花序をつくる。
白い花弁のようにみえるのは4個の総萼片。
果実は
球形で赤く熟し食べられる。
<俳句歳時記>
山法師(やまぼふし)の花
<山帽子・山桑>
山法師妻籠は雨に変わりけり 松本 陽平
遥か見るとき遥かなる山法師 篠崎 圭介
花ちりばめ人呼ぶごとし山法師 三ケ尻湘風
山法師咲いて山向く風見鶏 ながさく清江
スイカズラ
<スイカズラ科・スイカズラ属>
別名キンギンカ
山野にはえる半落葉つる性植物。
初夏、
芳香のある白色または淡紅色の
唇形花を開きのちに黄色に変わる。
黒色の液果を結ぶ。
葉が冬でもしぼまないので忍冬の名がある。
<俳句歳時記>夏
忍冬(すいかずら)の花
<吸蔓(すいかずら)の花・金銀花(きんぎんか)>
蚊の声す忍冬の花のちるたびに 与謝 蕪村
すいかずらなだれ咲くとき世のかげり 村井 国男
忍冬の花のこぼせる言葉かな 後藤 比奈夫
すいかずら恋の迷路に入りしかな 坂巻 純子
しろがねの雨脚ながしすいかずら 山内 侘助
エゴノキの花
<エゴノキ科・エゴノキ属>
別名チシャノキ
雑木林などに普通に生える落葉高木。
樹皮はなめらかな暗紫色。
夏に
白色の五弁の花を下垂する。
果実は小卵形球状で熟すと裂けて褐色種子を現す。
☆この実をすりつぶして川に流すと魚が死ぬと言う・
<俳句歳時記>夏
えごの花(えごのはな)
<山苣(やまぢしゃ)の花・ろくろぎ>
点鬼簿のわが名確かむえごの花 坂本 巽
えごの花散るや肋に乳房垂る 青木 薔子
えご散って真珠めく夜を深眠り 伊藤 和
夕空の碧まだ昏れずえごの花 畠中じゅん
えごの花敷きつめてより穢はじまる 丸山しげる
ニワゼキショウ
<アヤメ科・ニワゼキショウ属>
日当たりのよい道端、
芝生などの中に生える北アメリカ原産の多年草
茎には扁平で緑の二個の狭い翼があり、
高さ10〜20センチ。
葉は剣状で、
ふちには細い鋸歯がある。
茎の上部にへら形の苞が1~2個あり、
その間から細い花柄を散形状にだす。
花は
淡紫色(白色もある)で、次々に花を咲かせる。
和名は庭石菖。
↓は、白色の花もかたばみの黄色い花も見られる。
シロバナエンレイソウ
(ミヤマエンレイソウ)
<ユリ科・エンレイソウ属>
山地のやや湿った場所にはえる多年草。
茎は高さ20~49センチで
基部はりん片葉につつまれている。
葉は広卵形で3枚が輪生する。
茎の先端から花柄をだし、
白い花をひとつつける。
外花被片3個は緑色。
☆那須塩原湿原にて。
ムシトリナデシコ
<ナデシコ科・マンテマ属>
ヨーロッパ原産の1〜越年草。
茎は直立し高さ50センチほどで、
葉は卵形で白粉を帯び、
対生し、基部は茎を抱く。
晩春、
茎頂に紅紫色か白色の花を密生する。
☆花のつく節の下に粘液を分泌し、
小虫を付着させるのでこの名がついた。




















