猫の両前脚、蛙の両前脚それぞれの指先から伸びる紐の先端に付いた途方もない数の刃が、次々とミッシェルに襲い掛かる。 ミッシェルはそれらの刃を躱してゆくが、何しろ途方もない数の刃の付いた紐が、まるで蛇のように動いて襲ってくるのである。 カノン砲で反撃する余裕は到底なく、刃に捕らえられるのは時間の問題であるように思われた。 ミッシェルは羽根を羽ばたかせ、刃から距離をとった。 バアルは思う。 (紐が届く範囲の外まで行ってそこからカノン砲で攻撃しようと思ってるんだろうが、アメジスト・ラインズ・オブ・ケーブルは最長1キロまで延びるんだ!)
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