はなむらさき不定期便

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つづくんじゃよ。

表紙に居たバカ弟のゴスロリはどこに? ジャンプ感想39号(その1)

2005年09月03日 18時29分15秒 | WJ感想2005
あいかわらず、土曜更新が基本です。
早く自分の感想を書き終えて、他の方の感想をじっくり読みたい!という理想はあるんですが、現実とのギャップが埋まらないのです。
火曜日においで下さった方、ホントすいません、ようやく39号Upです。


今週は、久々に全感想に挑戦してみようかと思い立つ。
1万字超エラーを起こさない事を目標に!おそらく、ムダな部分ばかりで構成されてるであろうこの感想。いかにして必要最低限な「ムダ」で済ませるか?という事がカギを握ります。
よし、頑張ろう。



***ONE PIECE***(「モジャ!」大反響に記念・巻頭カラー)
正しくは「携帯メール&バトルアプリOP「モジャ!」大反響に感謝記念巻頭カラー!!」。長い。
携帯アプリのゲームは、ハマりだすと際限なく楽しいのですが、電池の消耗が激しいのでやりません。あと、アプリやるならパケ放題は必須だね。

これに手を出してしまうと、インフレが止まらなくなる禁断の果実「強さの数値化」!ついにやっちゃたか!という感じて登場しました。その名も「道力」
“武器を持った衛兵1人の強さ=10道力”が基本。武器の種類は問わないのかとか、基本が武器を持ったことを前提にしているのに、測る対象は「体技のレベル」とはこれいかに?とか。
ツッコミ所は満載なのですが、あくまで“遊技”、お遊びだと割り切ってしまおう。というか、早いトコこの設定は忘れよう。
というか、全てはスパンダム弄りのための壮大な仕込みだったんだ。そう考えると、スパンダムさんへの、作者の並々ならぬ愛着すら感じられます。

門番に巨人族が登場したり、人外魔境うごめく魔境、エニエス・ロビー。その裁判長たる“3つ首のバスカビル”さんも、その名の通り3つ又の首を持つ、巨大なお方。
一人でトリオなツワモノです。うーむ。こっちに来てからというもの、新キャラが皆お笑い系とは。コレいかに?


***NARUTO***
冒頭のカラクリvsカラクリが、圧巻。でも口では説明しづらい…。
なんていうか、私がカインに求めていたバトルがここにある感じ。
そして感じてしまう事が一つ。サソリの「赤秘技・百機の操演」は数こそ多いが動きは単純・チヨバア様の「白秘技・十機近松の集」は技も多彩で、動きも複雑。
どう考えても、チヨバア様の実力が上なのですが。おまけに“チャクラを完全に抑え込む封印術”まで持っているとなると、むしろチヨバア最強伝説。
こうなってくると、カンクロウの立つ瀬が無くなりつつあります。カンクロウ本人の預かり知らぬ所で格下げが進行中。なんてカワイソウな奴だろう。

サソリの本体について、ちょっと考えてみた。
この前、バラバラになった時“蠍”と書かれたコアから、何か血管のようなモノが生えておりましたね。
そして今回、サソリの取った策は、そのコアを別の傀儡に移し、背後から奇襲を掛けるというモノ。以前、使っていた本体(封印術でがんじがらめ)はモヌケのカラ。
と、言う事は奴の本体は“蠍”のコアの中にギュッと詰まって居るんじゃないでしょうかね?そんでもって、別の本体に移ると同時に、凝縮されていた目玉やら脳みそやらがニュル~っと行き渡るとか…。
考えるだに気持ち悪いので、この位にしておこう。

そしてよもやのサクラ致命傷。腹部貫通で解毒薬がどうこう言ってる場合ではない。
対象自分限定な超回復能力があるのではないだろうか?と予想してみます。(そんな便利な技はどうかと思うけど。)


***BLEACH***
実は、一護の胴体断絶よりもショックだったチャドの腕もげ。よかった、回復してくれて。
とりあえず、ホッとしたのでした。それと同時にチャドの優しさに痺れる、憧れる。
織姫の技は時間回帰とか空間回帰とか、ミランダ的な何からしい。珍しいので藍染さんに持って帰ろうか?と、ヤミーくんがおっしゃっております。甘いね。井上さんと石田くんには、既にマユリ様がツバつけてるから。
実は「私は、拒絶するっ!!」という掛け声があまり好きではないんです。なんか暗いじゃないですか、拒絶するって。
織姫のモノローグって、結構暗い。普段の明るさとか天然ぶりは、案外無理をしているのでしょうかね?
そして、実にヒーローらしく遅れてやってきた男・一護。イキナリ卍解で実力の程を見せ付けてやって欲しい…所ですが、一護まで「ゴミ」とか言われたらどうしよう?
ガソリン並にインフレ絶好調になってしまう。というか、ガソリンをなんとかして下さい。まさに天井知らず!


***アイシールド21***
負ける気がまったくしていなかったこの試合。「どちらがボールを獲るか?」という一点のみ着目していたら、そんな単純な勝負では無かったのが実状でした。
ボールはモン太がもぎ取るも、試合を制したのは先に地面に到達した鉄馬。思わぬ所で「メンバー殆どが詳しいルールを知らない。」という弱点を露呈した形になりました。
よもや、おバカさんがアダになろうとは。あまりにあっけない幕切れに、正直ちょっと呆然と致しました。負けたって気がちっともしないのはなぜ?
それもそのはず。敗者復活戦があるらしい。急転直下の展開に、あたいまたも呆然。全国大会出場枠は、3位までって事なんでしょうか?
モン太のせいであやうく失格になる所で、助けに入ったのが鉄馬だった!という点に、スポーツ漫画らしい爽やかな友情を感じます。物凄い勢いで鉄馬ファンが増えた事でしょう。
ていうか、もう鉄馬様大好きだよ。終わってみればガンマンズ戦でもっとも印象に残ったのは、鉄馬様の優しさだった…。


***ボーボボ***
毎週の密かなお楽しみ、田楽劇場がついに完結。最後の女王様の元ネタが分らない。が、結構セクシーだ。
過去のシリーズのボスがゲストとして登場するのは、もはやこの漫画の常識となったワケで。ツルツルリーナ3世がご登場しております。
よりによって一番使えないであろう部下を連れてきた時点で、まっとうな活躍は期待出来ない気もします。でも、ブルースって確かありとあらゆる武器を出す技を持っていたのよね。
サポートに徹すれば使えるやつなのかもしれない。というか、むっつりとは対極の位置にいるオープンすけべだ。清々しさすら感じます。3世の掛け声にすら応えず、エロ小説を読みむさぼる徹底ぶり。こういう所が気に入られているのかしら。


***ムヒョ***
仮面の男の名前が判明。その名もティキ。愛称がティッキーでない事を祈りたい気持ちです。歴史の教科書に登場しちゃう位の有名人だそうな。
800年前もの永きにわたり暗躍してきた反逆者。私、てっきりコイツはエンチューと契約した魔界よりの使者だと思っていたのですが…。元は人間だったりするのか?

いよいよその姿を現そうとしてる敵組織に、殺しのリスト…。展開は非常に少年漫画チックなのに、乙女チック描写は忘れないのがこの漫画。
リオ先生の日記に「帰ってきたら、一緒に木苺摘もうね。」と書き込んじゃうビコたんの健気さが乙女チック。
ムヒョの願いはエンチューを助ける事だった…てのも、なんだかとっても乙女チック。ムヒョが素直に口に出さない事を、代弁するのがロージーの役目になってきたようで。(前回の「助けに行くから!」宣言しかり。)
本格的に一心同体、阿吽の呼吸な名コンビになりつつあるのね。と、そう思うのでした。

時にヨイチよ。揉むのはセクハラの域を越えて、犯罪だ。妄想だけにしておいた方がいい。
そしてペイジよ。ポエミィ過ぎる。今井さんの質問をスルーしないでやって下さいな。


***銀魂***
ウンコを握り締めるヒロイン…。ウンコに対し、こんなにフレンドリーなヒロインはアラレちゃん以来です。
サブタイトル『少年はカブトムシを通し生命の尊さを知る。』で、遠ざかり行く子供達と大自然の距離を嘆き、江戸にはいないはずのフンコロガシを登場させる事で、崩れ行く生態系に疑問を投げかける。うん、夏休みの最後に相応しいね。未来に伝えたい漫画だよ。
真選組の皆さんが、ガン首揃えてなに馬鹿な事をしているんだろ?と、思ったら将軍様のカブト虫を探しているのね。
カブトのクセに「瑠璃丸」なんてご大層な名前からすると、玉虫色に輝くレアな奴なのだろうか。レアな生物といえば、ハタ王子。コイツのアドバイスがあれば、瑠璃丸ゲットに一歩近付くような気がするのですが、登場はあるのだろうか。
というか、いい大人がアレだけ揃っていながら、実践した虫取り方がハニーとなりすましとマヨネーズとは。江戸の治安をあずかる警察組織があんなんでいいのか?それともあれか、真選組の皆さんが近藤についてきているのはあれか。面白いからだってヤツか?
ハチミツにまみれたままの近藤に、もはや誰もツッコまない。もう、この人はありのままで皆に認められているんですね。


***REBORN!***
ヤンキー漫画の王道的展開が突如襲来。隣町ボーイズが遠征にやってきました。
急にシリアスになって戸惑っております。よもやペンチで歯を抜く…なんて恐ろしい事をする外道が現われようとは。
そして、心のどこかでボコボコにされたヒバリの姿を期待しています。一度ケチョンケチョンにされてくれると、ちょっと好感度が上がりそう。
というか、この展開でヒバリがやられなったら、それはそれで凄いんですが。


***太臓もて王サーガ***
サブタイトルが『渚の「………」』
「うしろゆびさされ組」というユニット名はおろか、今の子供達にはおニャン子クラブすら通じないのでないかと不安になります。
おニャン子はおろか、東京パフォーマンスドー(穴井夕子が所属)、大阪パフォーマンスドール(篠原涼子*訂正彼女も東京でした!はさにんさん、ありがとう!
)、桜っ子クラブ(加藤紀子)、チェキっ娘に、ねずみっこクラブ…アイドルは色々デビューしたけれど、まともに売れたのはおニャン子とモー娘。位だったなぁ。なんて思ったり。
ていうか、このタイトルは20代以上が標的だとしか思えない。もう、ロックオンされまくりです。私(もうすぐ26歳へのカウントダウン)。

干物でつくったヒモビキニは、なんか痛そう。悩殺というか、頑張る姿がむしろ涙ぐましい。
ところで近頃は「着エロ」なるジャンルがあるそうで。私が目にしたそれは、フグの剥製(お土産もの)をビキニ代わりに、貝殻で股間を隠したお姉さまのグラビアでございました。
エロっていうか、ネタって感じ?ギャグにしか見えませんでした。ってかグラビアのシチュエーション自体が大体そんなん。
話はガラっとかわりますが、宏海とあいすってなんかイイ感じ。怒られるのは分かっているくせに、軽口叩く宏海がなんかカワイイのです。
オチの下品さ、どうしようもなさが相変わらず大好きです。ちょっとパンチが弱かった気がしますが、格キャラの持ち味はよく出ていた感じ。コイツら一堂に会すると、濃いなぁ。大木弟はすっかり女装が板についたカマボコになりそうな予感。


***Mr.FULLSWING***
2色カラーで頑張っちゃった分、本編が白さ際立つ仕上がりに。セブンブリッジは肌にトーンなキャラが多くて大変だ。
ついでに、オカマっぽいキャラが多くて大変だ。紅印くらい開き直ったオカマの方が、むしろ気持ち悪くない感じ。
古家君は胡散臭い京ことばと、襟元が広く開いたユニフォームでキモさ全開です。
どうでもいいけど、最初の登場コマで「1年 古家日会」と紹介されているのに、バッターボックスでは「2年~」とコールされているのは何故?ダブリですか?


***みえるひと***
アズミちゃんのママの背中に生えた巨大な手。それは我が子を求める気持ちが具現化した物だった…。
オバケの特徴って、やはり死んだ時に背負った未練が色濃く反映されるのかしら?
しかし、その手の使い道はといえばただ振り回すだけなのでちょっとツマラないなぁと、思ったり。
いろんな所で「もう一押し足りない!」感じがする漫画です。いい話にしようにも、どうにもモノ足りない。
霊の世界にどうにも融通利き過ぎ…ってのが気に入らないのでしょうかね。


***タカヤ***
扉のアオリが、どことなくBLちっくだと思った。よくわからないけど「溶け合うように、僕たちは」のあたりがなんか、それっぽい。
男同士の真剣バトル、そして拳を交わした者だけが分かち合う、熱い友情…ってヤツに、昔の乙女はぞっこんだったものさ。
気が付けば、子悪魔的な魅力をふりまくヒロインが売りの漫画が、乙女心にアピールしそうなバトル漫画に転身していたよ。
しかも、久々にトーナメント開催ですか。もう、こうなったらやったもん勝ちの世界です。
そうさ、光GENJIも唄ってる。「やりたいこと、やったもん勝ち~♪」って。
そのお陰なのか、勢いだけは大した物です。
登場人物の心境に、一切共感できないのは困ったものですが。


***バカin the CITY!!(金未来杯エントリーNo.3・センターカラー)
未だ、ジャンプにこのジャンルが根付いた試しがない4コマでの挑戦。
すでに、代原として何度か本誌にもお目見えした事がある大西浩二さんの作品です。

「あててんのよ。」の輝きが今ここに!
とだけ言いたい。あやかりたいのか、もはやタカヤの優勝が「あててんのよ。」によるものだというのは、周知の事実なのか。

一発必笑の破壊力は無いんだけど、ふと思い出してニヤける程度の微妙な笑い。
アダルトなネタも結構イケル口のようですので、気がついたらビジネスジャンプ辺りで連載していそうな匂いの漫画です。



*案の定、1万字エラーに引っ掛ったので、分割に!「着エロ」とかが限りなくムダだったのか…!
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6 コメント

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コメントさせていただきます。 (はさにん)
2005-09-04 01:52:31
>おニャン子はおろか、東京パフォーマンスドー(穴井夕子が所属)、大阪パフォーマンスドール(篠原涼子)

違う違う、花村崎さん違うよ!篠原涼子は吉本チックですが東京の方ですよ。大阪の方は…、メジャー級がいないなー。

古谷文乃(センターじゃなかったかな?)

武内由紀子(WEST END + YUKIのYUKIです。)

稲葉貴子(太陽のシスコムーンで出てくるまで所属していたなんて知らなかった人です。)

重元直美(次長課長の河本の嫁さんです。)

分かる人いました?

関西ローカルのダウンタウンの番組のテーマソングだった「満月の夜だから」が結構好きだったなー。なんて、ジャンプに関係ないコメントを残しておきます。
えっ!?OPDじゃない? (花村崎)
2005-09-04 23:57:13
>はさにん様 ご指摘ありがとうございます!!

しまった!!どういうワケだか大阪だと思っておりました。TPDのほうだったんですね。



OPDのメンバーにここまで精通なさっているなんて!凄いっす!稲葉直子さんは、太陽とシスコムーンと言われて始めて思い出しました。彼女が所属していたんですねぇ。

うーむ。完敗。そしておそらく日本でもトップクラスの知識を誇るOPD博士に乾杯です!



ジャンプに関係なくってもいいじゃない!たまには思いっきり脱線してみても!(と、いってWJ感想そのものが脱線ぎみな私。)
Unknown (phoo)
2005-09-05 01:55:13
ONE PIECEの“道力”を見て、格闘(?)漫画の代表作ドラゴンボールのスカウターを思い出しました。

そしてスカウターの示す戦闘力が莫大なものになり、いつしか使われなくなっていったことも・・・。

きっと道力も長持ちはしないだろうなぁ。大体数値のスタートがドラゴンボールよりも高いですし(^^;

今はただ、全て忘れて眠りたい・・・。 (花村崎)
2005-09-05 23:35:27
>phoo様

スカウターの時は、それはもう画期的な発明だと漫画界が騒然となったものでしたが、あっというまに測定不能で爆発する始末でしたね。

しまいにゃぁ、ザーボンさんのスカウターがザー!ボンっ!!という駄洒落にしか使い道がない有様。(そんなネタがJBSにあったような…。)



実はまだ、今週のジャンプを手にしていないんですが、道力は今週も引きずっているんでしょうか…。不安でなりません。長持ちどころか、一週で消え去って欲しいものです。



あと、スカウターが思い浮かんでしまったのは、きっとBLEACHにベジータとナッパが襲来したからに違いないですよ!
樺地の目が (penncapchew)
2005-09-06 00:47:04
気になります。手塚ゾーンがなんなのかサッパリわかってない私ですが、樺地EYEの威力は良くわかる気がします。花村崎さんが気になってしまう理由もよくわかります。私はマユリ様のことばかり考える今日この頃です。



ほんとどうでもいいことですが、穴井嬢は学校が同じで、体育の授業だけ一緒でした。月曜の朝イチ、しかもバレーボールとエアロビというよくわからないラインナップだったのにばっちりフルメイクで来ていました。なんとなく私の書き方が微妙なのは多分気のせいですヨ・・・!
気のせい… (花村崎)
2005-09-07 01:08:50
>penncapchew様

純粋すぎるがゆえに相手の技をすべて吸収する…という説明もなんなのかサッパリですが、あの瞳をみれば全てがわかる!!…気がします。吸い込まれそうな瞳って事ですかね?

マユリ様はぶっちゃけ素顔よりもお面のほうがイケてると思わずには居られない私ですが、penncapchew様はいかがお過ごしでしょうか?

穴井嬢と学校が同じってスゲェ!メイクばっちりって、やっぱ芸能人はスッピン厳禁なおつもりですかね。

そこはかとなく、微妙なオーラがただよう件については、スルーの方向で行かせて頂きます。

そういや、穴井嬢は確かゼイラムやってましたな。微妙にジャンプ絡み。

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