虹色オリハルコン

オリハルコンは、アトランティス時代の癒しの金属です

民主党有志「脱原発議連」と超党派の「原発ゼロの会」が発足

2012年03月29日 | 脱原発

■菅前首相 「脱原発議連」を設立

2012年3月28日 東京新聞

 菅直人前首相ら民主党の有志国会議員が、原発のない社会への道筋を示す勉強会「脱原発・ロードマップを考える会」を設立する。二十八日に約三十人が出席して準備会合を開く。野田政権が、関西電力大飯原発3、4号機の再稼働など原発依存に傾斜するのにブレーキをかけるのが狙い。

 「考える会」は総電力量に占める再生可能エネルギーの比率などを年次的に計算し、脱原発の実現に向けた行程表を作成。再生エネへの投資や、廃炉にかかる費用など経済的影響も検討する。

 菅氏は首相在任中、脱原発に意欲的だったが、退陣後は表だった動きを控えてきた。だが、なし崩し的な原発再稼働容認や、原発存続路線がとられないよう、議連をつくって政府に訴えることにした。

 「考える会」には、江田五月元法相、民主党エネルギーPT座長代理の近藤昭一衆院議員らも賛同している。菅氏は「ドイツでは二〇二二年までに原発をすべて停止させる政府の工程表を決めている。日本も中長期計画を議論する場が必要だ」と話している。

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野田さん、菅さんの脱原発路線を継続するって、総理になる前には、そんなことも、そこはかとなく匂わせていたんでしょうけれど、いかんせん弱い。おしいけど、弱い。(いい人ではあるけれど。)
だから、「原子力村=欲望」というフォースの圧力(屁理屈)に、すぐに屈してしまうのだ。
頭で考えすぎると、オーバーヒートして、たいてい行き詰ってしまうものですよ。

命を守る真理は、シンプルにしてゆるぎないものです。
「命に関わるものの経営では、効率性は捨てる」ということ。
そこだけは、どうか間違えないでほしい。


また、28日朝刊の東京新聞のこの記事の下の方には、超党派の「原発ゼロの会」が発足したというニュースが。

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■超党派の「原発ゼロの会」発足 有志議員、6月に提言

 2012年3月27日 18時09分

全原発廃炉を目指す民主、自民両党などの有志議員が27日、超党派の勉強会「原発ゼロの会」を立ち上げた。政府が新しいエネルギー基本計画を策定する前の6月をめどに原発に頼らないエネルギー政策をまとめ、政府に提言したい考えだ。

 発起人は民主党の近藤昭一、自民党の河野太郎、みんなの党の山内康一、社民党の阿部知子の各衆院議員と公明党の加藤修一参院議員。阿部氏は「思いを同じくする議員の参加をさらに募る。原発ゼロの声を国会の過半数にするためのエンジンになりたい」と述べ、各党議員に参加を呼び掛ける意向を示した。

(共同)
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やった!超党派!これが国民の願いだから。これをやらずして、何のための国会議員かと、声を大にして言いたい。

それぞれがそれぞれの形で、脱原発の道を。
民主党の近藤昭一議員は両方に名を連ねているから、いずれ一つになって、さらに大きな力、大きなうねりにしてほしい。
少しでも早く、この国が脱原発を実現し、世界に誇れる再生可能エネルギー先進国になるように、期待しています。
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ブログ開設2000日目

2012年03月28日 | 事務連絡
ブログの編集画面を開いたら、今日で、ぴったりブログ開設2000日目ということで、びっくりしました。
別に時がたてば、1000日目でも2000日目もやってくるのですから当たり前といえば当たり前ですが、ずっと書き続けられたことがうれしくて、ありがたくて。
いつも読んでくださる、数少ない奇特な心をお持ちの皆様、ありがとうございます。
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ノネズミか、ツバメか、放射線との付き合いかた

2012年03月27日 | からだ
ニュースでは、ヤクルトレディーが、いつも尋ねるお宅の孤立死を防いだという話題。

<孤立死>ヤクルト配達員、防ぐ通報 たまった新聞、不審に思い−−埼玉・入間

うちでも、週に一度、ヤクルトさんには、お世話になっています。
しんどいことがあると、つい疲れ顔になってしまう私に、「がんばりすぎずに、がんばってください」などと、若いママさんレディに声をかけられ、「ありがとよー、うれしいよー」と妙に新鮮であたたかい気持ちになったりするのですよ。
大人になってあんまり、人に励まされたりすることないし・・な。
彼女の方こそ、雨の日、風の日、暑い日、寒い日、汗かいてもベソはかかずに、いつも笑顔でヤクルト運んでくれるのに。どうか、がんばりすぎないでね。

ニュース見て思ったのは、ヤクルトさんって、ヤクルトを買う間の世間話のようなところで、いつも家にいるような老人世帯などの、セーフティウォッチャーのような役割を、いつの間にか果たしていたんだということ。
その距離感が、ちょうどいいのかもと、改めてヤクルトレディの存在を見なおしちゃいました。


 


で、どうして突然ヤクルトレディの話なんか書いてしまったかといいますと。

先日いただいたヤクルトチラシに、こんな話題があって。「免疫力を高める暮らしのヒント」これを見て思ったことなど書いてみようかと。
私たちの体にとっていろいろなマイナス要因が、暮らしの中にあふれているわけですから、免疫力を高めるって大事ですよね。
3・11以来、放射能っていう目に見えない物質も、体のマイナス要因になってしまいました。



運動と免疫力の関係。(写真はクリックで拡大)


表を見てわかるのは、運動をしている最中は、免疫細胞の一つナチュラルキラー(NK)細胞が、上がるんだけど、運動を終えると逆に、いったん下がってしまうのです。

表のように、きつい運動を終えた時ほど、免疫がぐんと下がって回復に時間がかかる。
逆に、軽い運動の時は、免疫力の低下も少なくてすみます。

だから、一生懸命がんばって、運動すれば体が鍛えられ、病気にならない体になる、という考えは、嘘
実はきつい運動をすればするほど、ウイルス感染やガン細胞を攻撃するNK細胞が減ってしまい、免疫力も下がる。免疫学の安保徹先生も、常々おっしゃっていることで、この表を見て納得してしまいました。

なお、心拍数100以下で行える軽めの運動、毎日の散歩やストレッチ、スローなジョギングなどを継続して行っている人は、安静時のNK細胞が標準より高くなるそうです。
「アンダー100」が目安になる軽い運動を習慣的に行うことで、免疫力が高まるのですね。


 


思いだしたのが、いまだ放射能汚染が続くチェルノブイリの森で、繁殖し続けるノネズミと、毎年新たにアフリカから渡ってくるツバメの違い。

チェルノブイリの今を追ったドキュメンタリー「被曝の森はいま」を見た感想として、先日、私は、前の記事で以下のように書きました。

特に、この20年の間に、すでに40世代にわたってこの森で、元気に生き抜いているノネズミの研究では、DNAの修復力という新たな視点が加わりました。しかし、アフリカから渡ってくるツバメは、エネルギーを渡りに使ってしまうため、フリーラジカル※を抑える抗酸化物質が消耗しており、ここで羽を休めて営巣することは、地獄に飛びこむようなもので、1年以上生きられないという結果。
ノネズミとツバメの教えてくれることは、放射能との付き合い方として、私にはとても示唆に富んでいると感じられます。


フリーラジカル
体内の酸化を促す因子のことで、放射線が体内の水に当たると連鎖的に発生します。
生体内で、酸化を促進して、細胞や細胞内の遺伝子に悪影響を与えます。





体内にセシウム137が大量に蓄積されているにもかかわらず、
外見にはまったく異常がなく、元気に繁殖しているノネズミ



ここにいるツバメには、体に腫瘍があったり、羽の色素がスポット的に失われている個体がある。
写真は、尾羽の長さが左右違っているツバメ。うまく飛べず鳥には命取りになる。



大きさが正常の4分の1しかないツバメの卵 



まさに、アフリカからウクライナまで長い間飛び続けるという、激しくきつい運動をした後に、この森で営巣するツバメには、異常が多く見つかり、老化が早く長く生きられない。
だから、空白になった棲みかに、毎年、新たに別の場所で生まれたツバメがすみついて、不幸はくり返される。

一方、汚染地区で普通に生まれて普通に生きているノネズミ…生物多様性が保たれているから、餌のなくなる心配もなく、人間という巨大な天敵もいない森でのびのびと生きぬいている。

つまり、ツバメが放射線の影響をもろに受けてしまうのは、彼らには放射線を凌駕できる免疫力が備わっていない、のではなくて、ハードな飛翔運動によって、免疫力を使いはたしてしまったからだと、考えられるのです。

上記青字の、最後の部分、「ノネズミとツバメの教えてくれることは、放射能との付き合い方として、私にはとても示唆に富んでいると感じられます」とは、まさにこのことを言いたかったわけです。

もちろん、人間は線量測定ができますから、動物たちと同じレベルの汚染地域に住むことはありません。
しかし、いまだ人間は住んではいけないという汚染地区でも、動物たちが生き生きと生きている姿には、正直救われるものがあります。


 


免疫学の安保徹先生も、「がんばりすぎず、楽をしすぎず」という生き方を薦めています。
「がんばろう日本」も、いいとは思いますが、がんばりすぎないということも、とても大事です。
最近話題のアンチエイジングの南雲吉則先生も「スポーツは体に悪い」とはっきり言われていますし・・。
(加えて、鎌田實先生の言われるように、放射性のフリーラジカルを抑える、野菜や魚中心の食事も、免疫力アップにつながりますね。)

私たちの体にとってストレスとなるマイナス要因は、たくさんありますが、それらの中に、放射線というマイナス要因も含まれるという時代になってしまいました。
安全神話を連呼する原子力村にだまされてしまったことは確かに、腹立たしいことですが、それらを深く考えもせず、ずっと容認し続けてきた、日本人全体、反省すべき点は多々あります。

21世紀を生きる私たちが、今やらなければならないこと。
それは、もうこれ以上の汚染が起こらないように、原発や核を、潔く手放すこと。
と同時に、より賢明に放射線と付き合う方法を、学んでゆくことなのだと思います。

それにしても、鳥は大空を自由に飛べていいなあ、なんて思うけれど、実は自力で空を飛んで旅をするって、本当に大変なことなんですね。
アフリカからの長い旅路の果てにたどりついた場所が、ここにしかないのなら、ツバメにとって、とてもかわいそうです。


★関連記事
 鎌田實さんにきく放射性物質との向き合い方と、「被曝の森はいま」
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原発なしでもまかなえるby菅前総理

2012年03月25日 | 脱原発
菅前総理の日記より。
この記事タイトルの通り、専門家の意見を聞いた上での菅さんの研究によれば「必要な電力は、省エネと、再生可能エネルギーなどで原発なしでもまかなえる」ということ。
菅さんは、首相を辞めた後、精力的にヨーロッパなどの環境先進国で再生可能エネルギーの視察をしてきた。


2012/3/24 脱原発への道(ロードマップ)
テーマ:ブログ

私は、3.11の原発事故を総理として体験し、内閣として「脱原発依存」に舵をきった。

 まず、2030年に原発比率53%となっていたエネルギー基本計画の白紙からの見直し。そして、2020年代の早いうちに再生可能エネルギーの比率を20%以上にすることを提言した。

 そしてその実現には、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度が必要と考え、私の内閣の最後の仕事として再生可能エネルギー促進法を昨年8月に成立させ、いよいよ、今年の7月からスタートする。

 しかし、いつまでに原発からの脱却を図るかというロードマップ(工程表)までは、私の在任中には決められなかった。ドイツは2022年までに、現在17基ある原発を全て停止させる方針を政府として決めている。

 原発の安全性のチェックを徹底するのは当然だが、それに加えていつまでに原発依存をやめるのかを明確にする必要がある。専門家の意見を聞いた上での私の研究によれば、 必要な電力は省エネ、再生可能エネルギーなどで十分まかなえる。



菅さん、もう少し続けられたら、今頃、脱原発のロードマップに取り掛かっていたんだろうなあと、残念に思う。
原発を再稼働させなければ、電力が足りなくて効率が悪くなると圧力をかける経済界。
歩調を合わせるように、着々と再稼働を進めたい原子力村。

忘れてはならない。

  命に関わるものの経営においては、効率性は捨てる

ということ。

省エネも考慮に入れれば、原発なしで電力はまかなえるという、前総理。
どちらがパワーの選択かは、一目瞭然。

今までもずっと数々の「やらせ工作」で原発推進へと誘導してきた原子力村でしたが、原発再稼働が難しくなった時、村を挙げての「やはり電力足りなくなった工作」を行う可能性を危惧しています。
嘘は、必ずばれてしまう時代に入っています。
村の皆様、あなたの内なる良心に従ってくださいますよう、あらかじめ、心よりお願いします。


★関連サイト
 原発推進へ国民分断、メディア懐柔 これが世論対策マニュアル(しんぶん赤旗)

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菅さんの今日の一言と原発再稼働について

2012年03月23日 | 脱原発
菅前総理のブログを毎日チェックしています。
更新が早いのは、伝えたいことがいっぱいあるのですね。
読めば読むほど、菅さんについてゆきたい私です(笑)

3月20日の一言。23日の一言。ぜひ、ご紹介したいです。太字は私の編集です。



 
2012/3/20 脱原発・ロードマップ  

 福島原発事故から一年余り、本格的に脱原発のロードマップを考える時期が来た。

ドイツでは2022年までに原発を全て停止させ、2050年には再生可能エネルギーで80%のエネルギーを供給するというロードマップを決定している。

 ロードマップは、単に脱原発の時期だけでなく、省エネも勘案し、それぞれの時点での総エネルギー量、総電力量、再生可能エネルギーの比率など、実現可能な計画が必要。そうすればCO2の削減率も算出可能。脱原発と並行して、放射性廃棄物の処理や原発廃炉の見通しも立てる必要がある。

 更には、再生可能エネルギーへの投資や廃炉にかかる費用などの経済的な影響も併せて検討する必要がある。海外から化石燃料を大量に買うのと違い、多くの費用は内需につながり、経済効果も期待できる。



2012/3/23 残された時間

 原発を運転すれば、高レベルの放射性廃棄物が生まれる。これまで、核廃棄物の問題は、原発の運転上の安全性とは分けて議論されてきた。 しかし、福島原発事故では、原子炉外のプールにあった使用中の核燃料が、最も危険な存在となった。

 事故当時、福島原発4号炉は定期点検中で、原子炉内の核燃料は、原子炉の外で、建屋の中にある、使用済み燃料プールに移されていた。このプールが地震で壊れたり、冷却できずに水が蒸発してしまうと、核燃料はメルトダウンを起こす。プールは原子炉の外にあるため、メルトダウンを起こすと、大量の放射性物質が直接外気中に放出され、広範囲の避難が必要になるという最悪のシナリオが、当時一番心配された。

 そこで、核燃料プールに水をに注入するため、自衛隊のヘリコプターを出動させた。その後安定的な水の注入が可能となり、プールの補強も行って、危機的状況は回避された。

 原発の議論をするうえで、使用済み燃料など核廃棄物のことを分けて考えることはできない。脱原発のロードマップ(工程表)を考える時も、核廃棄物の持って行き場がない現在の状況を考えれば、残された時間が少ないことがわかるはずだ。



国会中継は、枝野さんが出ているところ以外は、むなしくなるので見る気がしないし、もはや民主党も、全体支持はできない。けれど、菅さんの言われていることは絶対支持したい。
脱原発へのロードマップ・・・民主党議員の中には、脱原発に前向きな人たちも大勢いらっしゃるでしょう。野党にも。
どうかその力を合わせて、菅さんのこの具体的なロードマップの提案を必ずや具現化してください。お願いいたします。

過去、原発推進派は一様に、核廃棄物のことをタブーのようにして、あえて触れないでいました。
しかし、ここに言及せずして原発は、あり得ないものなのだから。
誰よりも身をもって、使用済み核燃料の危険を実体験した菅さんだから。
この言葉に込められた重み、痛みをどれだけの国会議員、官僚が理解しているのだろうか・・・涙。

菅さんをやめさせた勢力は、辞任させることで勝ったと思ったのだろうか。
だけど、原発維持に、実は誰も勝者はいないはず。
だって、核廃棄物は、やがて人類の抱えきれない負の遺産として、気の遠くなるような歳月にまで影響を及ぼしてしまうのだから。

今の総理は、菅さんのようにはっきりと言ってくれないばかりか、再稼働に向けて先頭に立つなどという。
おまけに総理になった途端にTPPだの消費税増税だのと、あなたは読売新聞の論説委員か!と、思わず突っ込みを入れたくなるような発言。彼にとってあの原発事故は何だったのか、優先順位を間違えているのでは?

原発再稼働派の皆さんは、あの天変地異を経験してもなお、昨日と同じ明日がずっと続くなんて、どうして信じていられるのか。
原発自体よりさらに危険な使用済み核燃料の行き場も、なくなっているのに、この地震大国日本において、原発再稼働は、非現実的なファンタジーにしか思えない今日この頃です。いくらメルヘン好きな私でも、これはいただけない、のだ。
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鎌田實さんにきく放射性物質との向き合い方と、「被曝の森はいま」

2012年03月21日 | からだ

もう、10年以上「らでぃっしゅぼーや」という野菜の宅配システムを利用しているのですが、今週届いた野菜と一緒に、「らでぃっしゅぼーやの放射性物質への取り組み」という小冊子がついてきました。

中には、東北・関東・甲信越の全産地全品目の検査を継続していること、基準値は国の新基準値の2分の一であること、第三者機関で分析検査されていることなど、今までと同じように説明が書いてありました。
昨年、静岡茶から国の基準を超える放射性物質が検出されたけれど、明らかにしたのが、このらでぃっしゅぼーやの自主検査であったこと。
自主規制値を超えた場合は、会員さんには届けないのに、生産者からは買い取る仕組みだということ。
消費者と生産者をつなぐ企業として、両方を守る、素晴らしい姿勢だと思います。

印象に残ったのは、諏訪中央病院名誉院長の鎌田實先生の「放射性物質とどう向き合うか」という記事。
ご存知の方はよくご存じと思いますが、鎌田先生は、20年間にわたり、ベラルーシの放射能汚染地域の救援活動に携わっていたお医者様です。
とても納得できたので、一部ご紹介します。

 
もしも内部被ばくしてしまったら、どう対処すべきか?、ベトカの町で医療支援を行っているナージャ先生は、利尿効果の高いハーブや、ペクチンを多く含んだリンゴ、ベリー類を薦めている。セシウムを体外に排出しやすいからだ。
ぼくがお薦めしたいのは、野菜を多く摂ること。特に抗酸化作用の高いβカロチンを含むニンジンやカボチャなどの緑黄色野菜や、リコピンたっぷりのトマトなど。魚にも、放射性のフリーラジカルを抑える働きがある。セシウムの半減期は30年だけど、生物学的半減期があることも覚えておいてほしい。セシウムが体内に入ったとしても、徹底的に安全な食品を約3か月食べていれば、多くの場合尿から出て、正常化するのである。これもチェルノブイリで見てきたことだ。


フリーラジカル
体内の酸化を促す因子のことで、放射線が体内の水に当たると連鎖的に発生します。
生体内で、酸化を促進して、細胞や細胞内の遺伝子に悪影響を与えます。



  


学者と言われる方たちの中には、放射線を過度に恐れるあまり、いたずらに差別や不安をあおるようなことをおっしゃる方もいらっしゃいますが、むしろ、人々の心が作る、不安や恐れ(ストレス)こそが体の免疫力を低下させ、体を傷つける原因にもなっていることを忘れてはなりません。
きちんと状況を理解し、賢く選択していれば、こういう環境の中でも普通に暮らしていけるのにと思います。
キネシオロジー的にも、そういう答えです。
万・万が一、内部被ばくがあった場合でも、鎌田先生のおっしゃるように対処すればいいのだから。
あと、鎌田先生に少しだけ付け加えるなら、魚なら特に体のめぐりをよくするEPAやDHAの多く含まれる青魚を意識的に摂取するのがいいのではないかと思います。





チェルノブイリでは、最初の爆発の後、付近の動植物たちは死にたえ、枯れた松の木の色から、一帯は赤い森と呼ばれた。
しかし、放射線量が減り、緑が復活してくると、周りから、多くの種類の動物たちが入って来て、現在も繁殖している。(写真:「被曝の森はいま」より)


また、先日見た、「被曝の森はいま」というドキュメンタリーでも、立ち入り禁止区域のチェルノブイリの森では、生物の多様性に富んだ、生き生きと生きている野生動物たちの姿が見られました。食物連鎖の中で、動物たちは、みな、内部被ばくし続けているにもかかわらず。

特に、この20年の間に、すでに40世代にわたってこの森で、元気に生き抜いているノネズミの研究では、DNAの修復力という新たな視点が加わりました。しかし、アフリカから渡ってくるツバメは、エネルギーを渡りに使ってしまうため、フリーラジカルを抑える抗酸化物質が消耗しており、ここで羽を休めて営巣することは、地獄に飛びこむようなもので、1年以上生きられないという結果。
ノネズミとツバメの教えてくれることは、放射能との付き合い方として、私にはとても示唆に富んでいると感じられます。

番組では、枯れた木の伐採などの人間の介入がないことで、枯れた木も、生態系の一つとして他の生物の役に立っており、生物の多様性が守られている、ということでした。
加えて、個人的には、この森には、放射能以外では、人間のもちこんだ不自然さ…化学物質、農薬、化学肥料、人工的な電磁波などが、ないということも、重要なポイントではないかと思いました。
今後、これらの研究は進められてゆくでしょう。


  


脱原発の思いに変わりはありませんが、冷静に状況を見極めれば、真実は浮かびあがってきます。
放射能におびえるあまり、ただでさえ苦しんでいる福島の方たちをいたずらに差別して、さらに傷つけてほしくないと願っています。


★関連サイト
 原発事故402(八ヶ岳山麓日記)鎌田先生ブログ

★関連記事
 体がイエスという野菜
 チェルノブイリの森でおこっていること
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可視化された海流から見える波力発電の可能性

2012年03月19日 | 脱原発
下の映像は、ヤフーの映像トピックスによると、2年半におよぶ調査によって作られた、「世界海流MAP」。海の表面の動きだけを観測、映像化したものだそうです。

Perpetual Ocean [1080p]


海流の表面の動きだけって言いますが、けっこう、あちらこちらで渦を巻いていて驚きました。
映像を見ていると、太い流れはむしろ海龍って言いたくなります(笑)
人間はこの大いなる惑星をお借りして、住まわせていただいている・・・という気持ち、忘れないようにしたいものです。

お借りついでに、日本って海に囲まれているし、造船技術もすごいから、こういう場所で潮流のエネルギーを使わせていただくことだって、可能ではないかと思うのだけれど、って検索してみたら。

あった、あった。

三井造船は、出光興産、日本風力開発と共同で太平洋沿岸に国内初の波力発電所を建設し、2012年をめどに稼働させる計画を明らかにした[2]。東京都も協力する予定。すでに、試験海域の調査などを始めており、候補地の選定後、2011年には実証実験に着手、2012年にも出力20,000kW程度の発電所を洋上で稼働させる方針。
波力発電(ウィキペディア)


もう2012年だけど、今はどうなっているのだろう?上記ウィキによると

面積あたりのエネルギーとして、太陽光の20〜30倍、風力の5〜10倍である。

と、書かれていました。
この映像を見ていると、再生可能エネルギーの一つとして、かなり有望だということがわかりますね。


★関連サイト
 株式会社三井造船昭島研究所波力発電プロジェクト
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リーダーの責任感とは、最後は自分の命をかけるということ

2012年03月16日 | ふと思ったこと
我が家の不思議人間が不思議人間たるゆえんと言えば、その人をイメージしていると不意に、その人の心情が自分に入って来てしまうとか、そんなこともあったりして・・
(信じる信じないは読まれた方のご自由ですが)

昨年、菅バッシングの激しかった頃、おかしな話ですがこの首相の心情が伝わって来て、本人の意思にかかわらず、涙が止まらなくなってしまったことがあります。

いぜん、「」と言う記事を書きましたが、この文章の前半の部分。
これは、私の書いたものというより、うちの不思議人間に、どこかから降りてきた言葉です。


菅さんは、なぜこんなにたたかれても、踏みとどまっていられるのか

自分が辞めたら、みな、逃げてしまうだろう
もっとひどい状態に 混乱してしまうだろう
自分が叩かれても叩かれても、こうやっている姿を、
東電の人たち
原発で作業している人たち
自衛隊や警察の人たち
命がけで働いている人たちのために
防波堤になって
逃げない姿を見せているんだよ


これが自分の修業の場なのだと耐えている
でも、心では泣いている


・・・


はからずしも、菅さんが事故直後、東電に乗り込んで行った時の発言メモの出ていた以下のニュースを読んで、やっぱりそういう覚悟を持ってらしたんだなと改めて感じました。

■【死んだっていい 俺も行く】原発危機的状況に前首相 東電が発言詳細記録
▽菅氏の主な発言
 東京電力が記録していた昨年3月15日未明の菅直人首相(当時)の主な発言は以下の通り。

・被害が甚大だ。このままでは日本国滅亡だ
・撤退などあり得ない。命懸けでやれ
・情報が遅い、不正確、誤っている
・撤退したら東電は百パーセントつぶれる。逃げてみたって逃げ切れないぞ
・60になる幹部連中は現地に行って死んだっていいんだ。俺も行く
・社長、会長も覚悟を決めてやれ
・なんでこんなに大勢いるんだ。大事なことは5、6人で決めるものだ。ふざけてるんじゃない
・原子炉のことを本当に分かっているのは誰だ。何でこんなことになるんだ。本当に分かっているのか


もし原子力村の誰かが、危機感を持って原発に対して責任を持ってやってくれていたら、言わなくてもすんだ発言だったのでしょう。
原子力村の人々は、部外者の誰にも口出しさせずに、自分たちだけで原発を推進してきたのに、こんなことになったら、誰も責任を取れずに逃げだそうとした。
子どもの不始末には、親が出なければならない。親が子を叱るように、フリーズしてしまった彼らを菅さんは叱ったんだ。
一人前にやっていると大威張りで自慢していた息子の不始末を、親が叱って後始末をつけているようなもの。
一刻を争う時だった。最後の最後は、自分の命をかけて・・・それは本気だったと思う。
それが本当のリーダーの責任感というものじゃないか。

私たちは、この事故の時、菅さんが総理だったことを天の采配だったと感謝こそすれ、誰も批判できる立場ではないはずだと改めて思う。
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応援しましょう、脱原発を掲げる中小120社

2012年03月15日 | 脱原発
日本の経済界・大企業が、政府に原発再稼働を促している中、中小企業約120社が、脱原発でやってゆくという声をあげてくれました。

3月15日の東京新聞の1面トップにて。

エネ自給実践へ 中小120社 脱原発ネット

 経済界のトップたちが「経済活動の安定には原発の再稼働が必要だ」と足並みをそろえる中、全国の中小企業や団体の経営者らが脱原発を掲げ「エネルギーから経済を考える経営者ネットワーク会議」を立ち上げることになった。まずは約百二十社が参加し、二十日に都内で設立総会を開く。単に脱原発を唱えるだけでなく「原発がなくても経済は回る」ことを地域からの実践で証明していく考えだ。

 同会議には鈴廣(すずひろ)かまぼこ(神奈川県)、セゾンファクトリー(山形県)、LLC場所文化機構(東京都)、出雲殿(愛知県)など全国の企業経営者ら約百二十人が世話役として参加。それぞれの地元で仲間を募り、会員企業を増やしていく。アドバイザーには首長や飯田哲也・環境エネルギー政策研究所長、哲学者の内山節さんらが加わる。

 「ネットワーク」では、勉強会や地方視察などを通じて、再生可能エネルギーの先進事例を調べて情報を共有。自治体と連携してエネルギーの自給自足体制を目指す。脱原発によって健全で持続可能な社会ができる具体案も発信していく。

 呼び掛け人の鈴木悌介・鈴廣副社長は「一基ずつ原発が止まるたび再稼働を求める“経済界”の声が大きくなっている。『私たちの考えは違う』と訴え、行動しなければならない」と設立の趣旨を説明している。

 経団連、経済同友会、日本商工会議所などの主な経済団体は、生産や設備投資などの経済活動には安定的な電力供給が不可欠という立場から、原発再稼働が必要との姿勢だ。

 経団連は昨年十一月のエネルギー政策に関する第二次提言で、「安全性の確認された原発の再稼働が非常に重要」と言及した。日商も今月一日、電気料金値上げを抑制する観点からも再稼働が必要と訴えている。



余談ですが、年末にいつも、鈴廣(すずひろ)かまぼこを送ってくださる方がいらっしゃるのですが、これがおいしくて、お正月前から、ついつい食べちゃうんですよ。
ビールと板わさで。
でも、これからは、いただくのを待つじゃなくて、積極的に鈴廣かまぼこを購入することにしました。


「エネルギーから経済を考える経営者ネットワーク会議」
 主な参加・企業名 (東京新聞より)

帯建工業(北海道)
セゾンファクトリー(山形)
イースクエア・LLC場所文化機構・NPO銀座ミツバチプロジェクト(東京)
鈴廣(神奈川)
星広告(千葉)
サカエ(静岡)
ハラックス・出雲殿(愛知)
ヤマト物産(岐阜)
フジエンタープライズ(三重)
小園工業(大阪)
しまの会社(愛媛)
荒濱建築工務店(鳥取)
エスポワール(鹿児島)
 


今は120社であっても、これからもっともっと増えてゆけば、絶対に、脱原発の大きな力になるはずです。

★参考サイト
 エネルギーから経済を考える経営者ネットワーク会議・設立の趣意
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草の根、静かに激変中

2012年03月13日 | 脱原発
12日夜、NHKbsで、見たルポルタージュ番組



いい番組でした。デビッド・スズキは、環境サミットで伝説のスピーチをしたセバン・スズキのパパですね。
「森は海の恋人」気仙沼の畠山さん親子や、非電化工房の藤村靖之さん、ナマケモノ倶楽部の辻信一さん、環境エネルギー政策研究所の飯田哲也さんなど、好きな人や、気になる人たちが次々と、ビンゴゲームの目のようにつながって、もうわくわくしどうしで。
この震災で、草の根レベルで日本は変わってゆくだろうこと、うんうんとうなづきながら見てました。
「復興」とは、単純に元に戻すことじゃないはず。
震災をきっかけにして、安全なエネルギーにシフトすること、古くて新しい日本の助け合うという文化を思い出すこと、ちょっと迷い道に入っていた私たちの精神性、生き方を、軌道修正してゆくことができるはず。久しぶりに、共感の嵐でした。

NHKbsは、よく再放送があるので、機会がありましたら是非。


 


そして、3月11日の東京新聞の新聞記事もよかったので、私の機嫌はすこぶる良いのですわ(笑)




良識ある?日本の多くの人々が読んでいると思われる天下の大新聞や、大手出版社から出ている有名週刊誌などが、意図的に菅前総理一人を悪者に仕立てて、ゆがんだ報道をしていたこと。
震災以来、報道にずっと感じていた違和感。
一部の報道では、先日の原発事故検証委員会の報告も、そうだった。

ジャーナリズムが中立性を失ったら、それはジャーナリズムに名を借りた、特定勢力のための広報機関でしかない・・・
まあ、うすぼんやり思っていたことがはっきりしたという意味では、よかったのだと思います。


混乱原因「菅」より「官」
情報あげず御用聞き
「官僚冤罪のような曲解おかしい」
「動かぬ技術系トップ ぞっとした」



上記見出しにあるように、あの日から1年目の3月11日の東京新聞「こちら特報部」は、公平な視点で、とてもよい記事を書いてくださっていた。
ようやく、ようやっと、ここまで来たのかと・・・感涙。

なので、記念に(笑)、がんばって、全文掲載させていただきます。
以下色字。太字編集は私の判断です。長いけれど、せめて太字だけでも読んでくださるとうれしいです。

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福島原発事故独立検証委員会(民間事故調)が先月末、公表した調査・検証報告書。事故後混乱した政府対応の問題点として、菅直人前首相の「性格」を挙げた。この点を根拠に、にわかに「菅叩き」が再燃した。だが冷静に報告書を読むと、最大の問題はそこにはない。問われたのは、情報を官邸に上げなかった経済産業省原子力安全・保安院幹部をはじめとする官僚たちの対応だった。(小栗康之)

 先月28日に記者発表された報告書では、事故直後の菅氏の行動が生々しく描かれる。確かに一国の首相としては、奇異に映る部分もある。
たとえば、昨年3月11日夜、東京電力福島第一原発に電源車を手配するシーンだ。菅氏自身が秘書官に「どこに何台あるか私に教えろ」と直接指示。「警察の先導者をつけてはどうか」「まだつかないのか」と言い、秘書官らが「後は警察にやらせますから」と、述べても「いいから私に報告しろ」とこだわったとある。
 代替バッテリーの必要性が判明した時には「必要なバッテリーの大きさは?縦横何メートル?重さは?ヘリコプターで運べるのか」と、電話で担当者に質問、自身で熱心にメモをとっていたとの記述もある。
 報告書は、こうした事例を踏まえ、「菅首相の個性が政府全体の危機対応の観点からは混乱や摩擦の原因ともなった」と指摘している。
 つまり▽どこまでの判断を自分がすべきか、何を官僚や事務レベルに任せるかの検討をしていない▽他人に対して「強い態度で自分の主張をする傾向」があり、関係者に「心理的抑制効果」が出た--という点が問題視された。

 しかし報告書は、菅氏にすべての責任を負わせているわけではなく、むしろ高く評価している部分も少なくない。
 強い自己主張は、「危機対応において物事を決断し、実行するための正の面」があったとし、「判断の難しい局面で菅首相の行動力と決断力が頼りになったと評価する関係者もいる」とも紹介している。
「首相がこうしたトップダウンスタイルで12日早朝に福島第一原発への視察を強行したことが、その後の官邸による現場関与が深まっていく原動力となった」と絶賛している部分さえある。
 報告書は、菅氏を断罪するトーンでは書かれていない。にもかかわらず、報告書が菅氏を対応を激しく批判しているという解釈が拡大。従来の「イラ菅」のイメージや一部報道も手伝ってか、「菅(前首相)の存在が事故悪化の根源だ」といったムードが広がった。
菅氏自身は報告書について「私が東電撤退を拒否し、政府と東電の対策統合本部を設置したことを公平に評価している。ありがたい」とコメントした。自分の言動を批判する部分については、特に反論していない。

報告書では、東電や官僚などが首相に対し、情報を上げていないことが記されている。報告書を曲解し、事故の悪化が菅氏の性格によってもたらされたとし、その分、東電や官僚が免罪されるような解釈はおかしい
 東電会見に継続して出席し、事故の真相究明に取り組んでいる日隅一雄弁護士は報告書を報じるメディアの視点について、こう異議を唱える。
 日隅弁護士によると、報告書から読み取れる重要なポイントは、官僚側が備えておくべき危機マニュアルの想定の不十分さ、東電と保安院の対応のお粗末さ、首相官邸サイドの東電と保安院に対する不信だという。
 例えば、東電は事故発生直後、首相官邸サイドのベント指示に対し、即座に対応しなかった。報告書によれば、その理由を官邸がただした際、東電は説明抜きで、「わからない」とだけ答えたという。東電と福島県がベントのために住民避難の終了を待っていたことについても、官邸側には伝わっていなかった。
 報告書は、官僚について「初期段階において、保安院を中心とする霞が関の官僚機構の対応は総じて事後的・受け身なものであり、存在感は希薄だった」と指摘。「東電、保安院、原子力安全委員会の平時からの情報共有の不十分さが認められる」と分析している。
 こういう状態ならば、首相自身が積極的に情報を得たがるのは無理もない。日隅弁護士は「原発事故という危機の中、首相が責任を持って対応しなければならないと思うのは当然だ。情報が来なければ、頭に来る。『冷静な対応』をしていれば、事態はもっと悪化していただろう」と話す。

 部下に対し、必要以上に細かく指示し、情報を求める「マイクロマネジメント」は部下の士気低下につながるとされる。トップが官僚に任せず、ずべてに口をはさむようなことも効率的ではない。しかし、これは部下がトップに従うことを前提にした議論。政治主導、官僚支配打破を訴えてきた首相と官僚側の関係は当時、最悪といえた。
 歴代政権では、故・橋本龍太郎元首相も詳細な情報提供を求める癖があり、官僚側に「課長級首相」と煙たがられたことがある。だがそれで、大した失敗につながったことはない。官僚の発言をうのみにしたり、言動が大きくブレる首相よりましかもしれない。
 報告書には、バッテリーの大きさなどを質問する首相を見て「同席者の一人は『首相がそんな細かいことを聞くのは、国としてどうなのかとぞっとした』と述べている」との記述がある。
証言したのは、内閣審議官の下村健一氏。この記述について、細かいことを聞きすぎる菅氏に対し、官邸内でも危機感が出ていたことを示す証言だ、という解釈が支配的だった。
 しかし、報告書の公表後、下村氏は自らツイッターで「そんな事まで一国の首相がやらざるを得ないほど、この事態下に地蔵のように動かない技術系トップたちの有様に、(中略)ぞっとした」という解釈が真意だと説明している。

 結局、事故を過酷化させた責任は当事者の東電に加え、「(東電に)事故の進展を後追いする形で報告を上げさせるいわば『御用聞き』以上の役割を果たすことができなかった」(報告書)とされる保安院など、原発推進官庁の官僚側にあったといえる。「菅叩き」はそうした問題の本質を覆い隠しかねない。



特に赤字で示した部分、とても重要だと思う。自分たちの立場に都合のいいよう解釈し、事実をゆがめて報道する。そして、有名新聞・有名出版社の名のもとに、それを読んだ日本全国の善男善女が、いともたやすくだまされてしまう恐ろしさ・・・。

>「菅叩き」はそうした問題の本質を覆い隠しかねない

実は、覆い隠しかねないというより、意図的に覆い隠そうとしたんじゃないかって、私には思えてならなかったから、哀しかった。

今日13日の東京新聞1面トップで、浜岡原発の全面停止を静岡県民の8割強の人たちが評価しているとの見出し。(菅さんがとめた時には、いろいろな人たちが激怒していたけれど・・国民のためには、よかったじゃないか)

菅さんが、すべてよかったのだとは言いきれないとしても。
だけど、そもそも完璧な人間なんてどこにいるのだろうか。少なくともあの時、国民を守るために必死で立ち向かってくださった。
ほかの誰でもなく、あの時、菅さんが総理大臣で本当によかったと思う2012年3月なのです。


※着々と次のステップへ
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命に関わるものの経営では、効率性は捨てる

2012年03月11日 | 心に残る言葉

命に関わるものの経営においては、効率性は捨てるのです



飯田史彦さんが光から何度も何度も、言われた言葉。
あの日、犠牲になられた方々が、身をもって教えてくださった言葉にも思えます。

3月11日  

合掌


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追悼山口美江さん

2012年03月10日 | 社会のニュースを考える
山口美江さん孤独死、遺体に愛犬2匹寄り添う(サンケイスポーツ) - goo ニュース

山口美江さんというと、90年代当時の時代背景のなか、美人で仕事もバリバリこなして、という女性の一つの理想形として、ある意味、時代を象徴する人でもあったように思います。

昨年の元キャンディーズの田中好子さんとか、自分とほぼ同世代の女性が、突然に、ゆかれてしまうのは、なんともいえないものがあります。

「認知症」のお父様の「介護」を終えた後は、心に穴が開あいてしまったと話されていたそうですが、「孤独死」という亡くなり方、それやこれやのキーワードもまた、現代を表す象徴にも思えてきます。

でも、わんちゃんが2匹そばに寄り添っていたということですから、旅立つとき、まるきり一人じゃなかったのですね。
7日の夕方には、わんちゃんの散歩をしている姿があり、その後亡くなったとみられ、8日午前に発見されたということ。
早く、気づいてもらえてよかった…。

ご冥福をお祈りいたします。

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菅さん天職

2012年03月07日 | ふと思ったこと

思った通りといいますか、菅前総理は、今月になってホームページもリニューアルされて、いよいよ再生可能エネルギー、自然エネルギーについて本腰になって取り組む覚悟であるようです。
思えば、藤井元財務大臣が病気を理由に辞職されて、突然の財務大臣任命。菅さんにとっては、畑違いの場所での仕事は、はっきりいって痛々しかったです。

しかし、これからは、菅さん本来の最も菅さんらしい、魂の喜ぶ仕事をされることになって、よかったなと思います。
私は確信を持って言いますが、この方向に進むことは、まさに天職ではないでしょうか、菅さん。

きっと、この方向で日本の新しい道筋がつくことでしょう。
微力ですが、協力させていただきます。

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枝野さんが菅前首相の視察を擁護

2012年03月03日 | 脱原発
枝野経産相:菅前首相の原発事故直後の視察を擁護 

枝野幸男経済産業相は1日の衆院予算委員会で、東京電力福島第1原発事故翌日の昨年3月12日早朝に菅直人首相(当時)が現地視察したことについて「(官房長官として)首相を政治的に守る観点からは体を張ってでも止めるべきだったが、事故を早く収束させる観点からは間違っていなかった」と述べた。
 枝野氏は「東電からの十分な情報がなく、責任を持って判断できる人間が現地に行き、情報が上がってくるラインを作ることが必要だった」と指摘。「(批判される)政治的リスクを除外すれば、原子力について若干でも基礎的な素養のある菅首相が(行くのが)一番望ましいと思った」と述べた。ただ枝野氏は、現在の野田内閣で同様の事態が生じた場合は「経産相として『私が行く』と言う」と述べた。自民党の梶山弘志議員への答弁。【笈田直樹】

毎日新聞 2012年3月1日 20時20分(最終更新 3月1日 20時33分)


たまたま、この枝野さんの答弁をリアルタイムでテレビで見ていたのですが、枝野さん、理路整然…事実を立体記憶されているようにも感じた。

批判されるのは承知の上で、総理が出向かなければどうしようもなかったというくらい、日本の原発対応のお粗末さが、今回の混乱を招いたわけなのだから。
本当に反省すべきは、危機対応の甘さをつくってしまった、日本の原子力行政を担った当時の官僚とか自民党の政治家の人たちだったわけで、命がけで後始末している人たちを批判する資格も互角もないだろうと。
泥縄だったというなら、誰がそうせざるを得ない組織・仕組みをつくって来たのか。

その後、出てきた斑目春樹委員長(原子力安全委員会)の答弁がすべてを物語っている。
この期に及んでも、斑目さんの当事者意識のなさ、責任感のなさは、あまりに哀しい。
活字になった言葉は、もっともらしい文章になっているけれど、実際話しているご本人を見ると、なんだか変だ。
まるで夢の中で生きているような…比喩でなく本当に頭に霞がかかっているような…。
こんな人たちが原発を管理していたなんて、恐ろしすぎる。
菅さんじゃなくても、怒鳴りたくなるでしょう。ましてや、日本の命運がかかっている、まさにその時なのに。
げんに、質問した梶山議員でさえ、最後には、斑目さんに完全に怒っちゃってたし…


東電や原子力安全委員会なる組織が、ちゃんと機能して危機感を持って、官邸に的確な情報をあげられていたら、菅さんだって怒鳴ったりしなかったろうし、わざわざ、行かなくたってすんだんだから。
もし、あの時、東電が撤退してしまったら、東京が日本が終わっちゃうかもしれなかった…それでも、人からなんて言われようと、信念を持って菅さんが必死でこらえて踏みとどまっていたから、まだ今の日本がある。
あの危機的状況下においては、自分のメンツなんかより、国を守る事を選ぶ、それは政治家として当然の態度ではないか。
そして、枝野さんもそれを理解していたから、

首相を政治的に守る観点からは体を張ってでも止めるべきだったが、事故を早く収束させる観点からは間違っていなかった

と、言われたのでしょう。それは緊迫した中で、一刻を争う時には、それしか選択肢のない判断だったのではないでしょうか。

なお、記事の最後を補足するなら、なぜ総理が行ったのかという質問に対して、枝野さんは、「政治的な判断のできる人がゆく必要があった。総理か、官房長官か、経産相か・・・その中で、多少なりとも原発に対する知識がある前総理が望ましかった」というような内容のことを話されました。それで、明日、同様のことがあったらと聞かれて、今度は経産相である自分が行くと、そのような意味でいわれたものです。
しかし、こんな修羅場は、2度と繰り返してはならないのです。
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