虹色オリハルコン

命にエネルギーを与えるパワーの力

命からエネルギーを奪うフォースの力

どちらを選ぶかは自分次第

蓮舫民進代表と稲田防衛相の辞任

2017年07月29日 | パワーかフォースか


蓮舫 623P


蓮舫ツイッターより
https://twitter.com/renho_sha/status/890489883122294784

私はずっと、前に進むことが強さだと思ってきました。
今回は、一度立ち止まり弱さを認めることも強さだとの判断をしました。
厳しいご意見も全て真摯に受け止め、民進党のためではなく、我が国の民主主義を守るために安倍政権の間違いを正すため、1議員として出直します。学び直します。


蓮舫さんの、代表辞任会見。
正直な自分の言葉で、自分を客観的に見て、今の状況とこれからのことを鑑み、判断したのだろう。
「弱さを認めることも強さ」そうですね。弱い人はそれができないのですから。

辛いこともあったよね。まるで鬼の首でも取ったかのように国籍問題を責め立てる人々。
内側からも、外側からも、気づまり感が出てきた。
「民進党のためではなく、我が国の民主主義を守るため」これも、胸を打ちます。
大事なのは、党のメンツじゃない。大事なのは、国民と危機に晒され続ける日本の民主主義。


会見のあと、辻元清美さんが、ちょっと痛々しかったと言われていた。
以前にもまして多様性が否定され、人と違うことに対して偏見の目で見られるような閉塞感が、ここのところ急速に多くなってきた。安倍政権が作っている空気のようなものかもしれないが…
某勢力からの執拗なデマや攻撃に晒され続けている辻元さんだからこそ、おそらく気持ちはよくわかったのではないか。

蓮ちゃんは、華奢で小柄で可愛らしい人だし、意識レベルの視点なら、本来はとても優しい女性なのだと思う。
でも男社会の中で、女を利用することはしたくなかったのよね。
口を真一文字にして、「可愛げなくて上等」とばかりに男性と同じスタンスで、ここまで頑張ってきた。
にっこり笑って癒やしの存在になるなら歓迎されても、少しとんがった意見を言えば、「女のくせに生意気」「女は黙ってろ」そういう時代がずっと続いてきた。
私も辻元さんと同じ気持ちになった。今は、「ご苦労様」とだけいいたい気持ち。


でも、この決断も辞任の言葉にも、清々しさを感じるのは、蓮舫さんの意識レベルの高さから。
傷ついたけど、本当の心は、決して傷つかない。高いパワーの方は、挫折しても立ち直る力がある。
もう少ししたら、きっと今より自然体になった新生蓮舫が、顔を出してくるだろう。


それにしても。
民主党から民進党、代表になった人には、もれなく某勢力のバッシングがついて来る。
与党のときなら、為政者なのだから批判を甘んじて受け入れることは必要だが、野党の立場で権力を批判することすら、叩かれるなら民主主義は成り立たない。
いまだに民進党への「印象操作」のようなフェイクのニュースやデマが、流れてくる。
誰がいい出したのか知らないけど、民進党の次の幹事長を岡田さんに頼んだのに断られて、蓮舫さんが窮地に陥ったというのは、です。


岡田克也・民進党前代表のブログ より
2017-07-28
 
昨日、蓮舫代表が辞任を表明されました。

驚きましたし、大変残念なことですが、ご本人が決断された以上、受け入れざるを得ません。ただ、安倍政権の抱える問題は山積しています。次の代表が決まるまでは、野田幹事長ともども全力投球してもらう必要がります。私たちももちろん、しっかり支える決意です。

一部で、私が蓮舫代表や野田幹事長から幹事長就任を打診され、断ったとの報道がなされました。しかし、いずれからも打診の事実はなく、全く根拠のないことです。私は、確認の取材すら受けていません。しかも先週、代表から打診されたとの報道があったときに、事実に反すると指摘したにもかかわらず、今度は幹事長から打診があったと報じたのです。

いま、報道したテレビ局に抗議し、説明を求めているところです。どこかで聞いてきた噂話のたぐいを、検証なしにテレビニュースで流すというのでは、「フェイクニュース」と言われても仕方ありません。



蓮舫さんの辞任会見のあと、ついに稲田防衛大臣も辞任会見しました。
こちらは、文を読みながら、自己保身のような説明に終止し、伝わってくるものが何もなかった。
これでは、人心をつかむのは難しいでしょう。

稲田さんは、富国強兵、国家神道、特権階級回復、戦前回帰を目指す日本会議の秘蔵っ子らしいですから、そもそも論ですが、戦後民主主義の中での防衛大臣としての心構えが、多くの国民とずれていた、と言うか、不適格な人選だったとしか思えません。
しかし、安倍さん自身が、自分と同じ思想を持つそういう人を望んでいたのですから、安倍政権自体が、戦後民主主義からズレている存在なのだということです。
安倍さんの権力の私物化、稲田さんの自衛隊の私物化発言も、同じ構図。つまり、特権意識によるものではないでしょうか。
 洗脳防衛大臣と崩壊する安倍政権

まるで、戦前の大本営発表のように、自分に都合がよいばかりで信用できない情報に、詭弁を当てはめた無理な説明が、破綻したのでしょう。
今は、高いエネルギーの平和憲法の戦後日本です。戦前の軍国日本のような、低いエネルギーは、やがて表舞台から消えてゆくでしょう。



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6 コメント

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ひろみさんへ (金木犀)
2017-07-31 22:40:29
>仕事の概念自体の、バージョンアップが必要なんですよね。
>お金を得るための仕事しか、現代人は評価しませんが、本当にそれだけでいいの?

ほんと、それなんですよね。
世の中のために、人のためになりたい、という思いがあっても、お金を報酬として得られなければ、それがやりにくいのが、経済真理教です。
人や自然を犠牲にしても、お金を沢山稼げば勝ち、みたいな風潮の世の中は、おかしいと思います。
経済真理教の価値を変えるのは、容易いことではないですが、こうやっておかしいよね、変えたいよね、と言い続けることが変える一歩なのかもしれませんね。
ドイツのすごい女性、彼女の実行力や決断力とともに、この女性に共感できる人々が沢山いないとできないこと。
ドイツすごい。
ベーシックインカム (ひろみ)
2017-07-31 20:05:58
わたしも先ほど見て、いい案だと思ってました。
ベーシックインカムの概念って、これからの社会には必要だと思います。
生活保護、年金という形ではなく、ベーシックインカム。

富裕層が、自分たちの財産を握り締めることなく、公へ回すように、税金を納め、きちんとやってくれるようになったら、一定の収入以下の人は税金を支払う必要もないし、消費税さえも、必要ないのでは・・・と思っています。

仕事の概念自体の、バージョンアップが必要なんですよね。
お金を得るための仕事しか、現代人は評価しませんが、本当にそれだけでいいの?って感じです。
そもそも、お金がすべての価値の基準になってしまっている状態が間違っているのでしょうけれど、そこに疑問を持ったところで、お金なしで生活できないのが現状ですから、ジレンマですよね。。。

たしか、ドイツにすごい女性がいたんですよ。

「夢の生活! 15年間お金を使わずに生活するとても豊かな生き方」
http://rocketnews24.com/2011/07/11/111350/
ひそかに私も目指していますが、残念ながら、現段階では、全くできてません。。。

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私は少数派さんへ (金木犀)
2017-07-31 17:53:12
>つまり、命よりも経済が大事なのです。
>そして国民の命よりも国の威信の方が大事なんです。

本当にそうなのだろうと思います。
日本は、少数ですが高いパワーの方の割合が高いので、バランスを取っているのです。
だからよくわかっている方たちもいらっしゃるのですが、そうじゃない人が圧倒的に多く、選挙では、なかなかうまくいかないですね。
ただ、戦前の日本の国民やマスコミは、開戦当初はむしろ軍部を煽っているくらいでしたから、暴走する政府をたしなめる国民がいる現在は、少しずつですが、変化しているのだと思います。
大きな変化は、私が生きている間には、無理かもしれないけど・・・

今日、菅さんのブログでベーシックインカムについて触れられていました。
http://ameblo.jp/n-kan-blog/entry-12297391692.html

お金より命が大事、という当たり前ができないのは、家事や介護労働が、収入にならないので将来への不安から、貯蓄に走り、お金に固執してしまうのかもしれない。
生きるのに必要な基本的な金銭の保証や社会保障が充実していれば、貯蓄にこだわらなくてすむので経済も回って行くのかもしれないなと思いました。
・・・でもまあ、人によって感じ方も違うので、わからないですけどね(笑)
ひろみさんへ (金木犀)
2017-07-31 17:09:45
稲田さんの言動はともかくとして、蓮舫さんに関しての国籍云々へのバッシングは残念でかわいそうで悲しかったです。

でもね、魂の本質は、国籍も人種も性別も関係ない。
ただひたすらの愛ですから。
だから、何も傷つく筋合いもないのですし、蓮舫さんは、自分を上から客観的に見る力がある方だから大丈夫と思っています。
どうすれば一番良い結論になるか、自ら自問自答しだした答えも、私は心から評価したいです。
命を守るということの意味 (私は少数派)
2017-07-31 14:05:08
ひろみ様、
>「命を守る政治が宇宙の法則に適っている
と分かっているはずなのに」
と思いたいところですが、実は多くの人が解っていないのかもしれません。
これは日本に限らずですが、人類の多くは「命を守ること」の意味をよく解っていないのではないかと
感じています。
命を守ることの意味が解っていたならあのような事故が起きてなお原発を稼働し続ける政策を進める政府を
支持するはずがないと思うんです。(その点、ドイツは幾分ましですね)
つまり、命よりも経済が大事なのです。
そして国民の命よりも国の威信の方が大事なんです。
結局そういうレベルの人が多いからこういう政府があるのです。民度に合っているのでしょう。
そのような中で少しづつ
命を守ることの意味に気付き始める人が出て来ているらしい(これも「らしい」という程度ですが)
ことが唯一の希望かもしれません。


リトマス試験紙 (ひろみ)
2017-07-31 00:59:42
対象的なお二人ですが、辞任の経緯も
また対照的です。
マスコミが騒いで追い込んだという
部分は同じように見えましたが。。。

意識レベルの高い政治家は、やはり
現段階では大衆に理解されにくいから
目覚めのきっかけを作るために
ピンポイントで出てくるだけなのかも
しれませんね。。。
日本は本当の意味での民主主義の国では
ありませんから。。。
国民一人一人が政治家であるという自覚を
持つ頃には、意識レベルの高い政治家が
表舞台で活躍することができるように
なるんだろうな、早くそうなって欲しいと
切に願います。。。
命を守る政治が宇宙の法則に適っている
と分かっているはずなのに、保身と利権の
確保に従事してばかりの政治屋には、もう
うんざりです。。。
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