虹色オリハルコン

オリハルコンは、アトランティス時代の癒しの金属です

バイオ燃料は環境破壊

2008年08月19日 | 地球環境・温暖化・気候変動
今となっては、ブッシュ政権が温暖化対策の切り札と出してきた、バイオ燃料の生産は、森林伐採など環境悪化させる原因であるばかりでなく、穀物価格の高騰を招き、それが結局は、自分の首を絞めているというお粗末。

トウモロコシ高騰で米バイオエタノール生産業者も収益悪化(ダイヤモンド・オンライン) - goo ニュース
(以下青字、記事一部抜粋)
トウモロコシ高騰の背景には、6月に米国中西部で起きた洪水や、新興国の経済成長による需要増、投資・投機資金の流入などもあり、バイオエタノールだけを責められるものではない。だが、米国のエタノール生産向けトウモロコシ需要はこの2年で約2倍に増大、需要の30%以上を占めるに至っており、高騰の大きな要因であるのは事実だ。それが自身の苦境を招くとは、皮肉な構図である。

トウモロコシ高騰でバイオエタノール生産業者も悲鳴(『週刊ダイヤモンド』編集部 河野拓郎

今年3月にはこんなニュースも。バイオ燃料の製造過程でも環境汚染が起こっている。

   
   Photo: Creative Commons

バイオ燃料製造の副産物による環境汚染:報道が相次ぐ(WIRED VISION) - goo ニュース
(以下青字、記事抜粋)
3月11日(米国時間)付の『New York Times』紙の報道によると、バイオディーゼル工場に近接するアラバマ州郊外の分譲地、リバー・ベンド・ファームの住人が、付近を流れるブラック・ウォリアー川の水が悪臭を放つ黒い汚泥に汚染されていることに気付いたという。
汚染は許容レベルの450倍に達し、約3.2キロメートル下流まで続いていることが明らかになった。
油とグリセリンが混じり合ったこの汚泥は、バイオディーゼル生産過程で副産物として生じたもので、水中の酸素を急速に吸収して魚を殺す。さらに、原油タンカーの『Exxon Valdez』号がアラスカ沖で起こした原油流出事故と同じくらい、鳥にとっては致命的な影響を及ぼす。
こうした問題に直面しているのはアラバマ州だけではない。1月には、ミズーリ州の実業家が大陪審の決定により起訴されている。廃棄物によって2万5000匹の魚を死滅させ、絶滅危惧種に指定されているフクレツバサカワボタンガイの個体群を絶滅させたという理由だ。
3月10日にも、エタノール用トウモロコシの生産増加によって、メキシコ湾で、海洋生物が窒息死するほど酸素濃度が低い酸欠海域「デッドゾーン」が拡大する、と予測するブリティッシュ・コロンビア大学の研究結果が発表されたばかりだ。



理想的な未来を描くなら、奇跡のリンゴを作った木村秋則さんの畑のように、地球の循環でそのまま稼動すること(干潟や熱帯雨林、海の環境などの保全と回復)が、最終的には一番望ましいと思う。自然は、誰にも平等に恩恵を与えてくれるし、人からお金などとらない。

ブッシュ政権の打ち出す「経済は全てに優先する」という経済至上主義がまずありきで、一部の人間の利益誘導のためにCO2削減のお題目だけ唱えても(実際は削減にもなっていない)、結果はこのような有様である。
自然は、まったく正直だと、痛感する。
ジャンル:
経済
キーワード
バイオ燃料 バイオエタノール バイオディーゼル アラバマ州 ブッシュ政権 デッドゾーン メキシコ湾 ブリティッシュ コロンビア大学 絶滅危惧種 原油流出事故 週刊ダイヤモンド 温暖化対策 ブラック・ウォリアー 米国中西部 ミズーリ州
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