虹色オリハルコン

オリハルコンは、アトランティス時代の癒しの金属です

チョコボール

2008年07月07日 | 子ども・子育て&絵本が好き
子供のころ、よく捨てられた子猫を拾っては、家に連れ帰りました。
だけど、実は、母親は動物嫌い、父親は自分以外のことには興味を持たない人。
連れて帰っては、怒られて・・・

あるとき、だめだとわかっているのに、「嫌だ嫌だ」と、強引に家の中に入れてしまったら、私が寝てる間に外に出されてしまったのです。
朝、雨戸を開けたら、縁側の上で、子猫が死んでいました。野良犬にかまれたようなあとがありました。
(・・・このときのことを思い出すと、今でも子猫に申し訳なくて、涙が出てきます。)

それから、子猫をみかけても、家に連れて帰るのをやめました。



大人になって、結婚して、まもなくのこと。
公園の木の下に、小さなダンボールが、ふたをした状態でおいてありました。
何気なく、片方のふたを開けたら、空っぽ。

なんだ・・・と思って、もう片方のふたを開けたら、小さな小さな、猫がいました。

あ、捨て猫だ、
と気がついたら、とっさに腹が立ってきました。
何でこんな小さな子猫を捨てるの?
まだ、乳離れもしてないのに、死んじゃうじゃない。

箱を持ち上げたら、子猫の下から、チョコボールが3〜4個、ころころって転がって出てきました。
子猫はチョコボールなんて食べないのに。ばかだなあ・・・・

ふと、自分の子供のころのことがよみがってきました。

おうちに連れて帰って、だめだって言われて、元の場所においてきなさいって言われて、何にもできないから、せめて自分のおやつのチョコボールをいれて、ねこちゃんごめんって、その場を立ち去った子・・・が、いたんだって、はっと気がつきました。

この子猫は、それから我が家に連れて帰って、そのまま13年間家族として暮らしました。
家で最後まで見届けて、それから、虹の橋を渡って、魂のふるさとに帰ってゆきました。

チョコボールを入れた子は、もう大人になっているでしょうね。
この文を読んでくれるはずもないでしょうけど、チョコボールの子に、いつかどこかでお伝えしたかったんですよ。
あの子猫は、元気でやんちゃで、私たちに幸せをいっぱいくれました。チョコボール、入れてくれてありがとうって。

★写真「(C)SozaiRoom.com」
ジャンル:
癒し
キーワード
チョコボール いつかどこかで
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4 コメント

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はらはらどきどき (ラック)
2008-07-07 19:40:47
はらはらどきどきしました。
よいお話をありがとうございました。
物、動物、人、全て (sable de sesoko)
2008-07-08 00:59:11
の出会いって必然な気がします。
出会うべくして出会ったって・・・。

どんなに苦しい人間関係だって、どんなに耐え難い環境だって、今の自分に必要な試練なんだって、私は前向きに捉えたいと思っています。

試練をくれてありがとうって。

チョコボールが繋いだ愛情の連鎖ですね。
来るべくして金木犀さまの所に来たんですね、その子猫は。
とても幸せな日々を過ごせたに違いありません。
ラックさん (金木犀)
2008-07-08 13:23:31
ラックさん、コメントありがとうございます。

記事の中の幼い時の出来事が、今でも思い出すとつらくて、すぐ涙目になってしまいます。
ずっと涙目で書いたせいか、文章がちょっと変なのは、ご容赦ください。
sable de sesokoさん (金木犀)
2008-07-08 13:35:59
コメントありがとうございます。

>どんなに苦しい人間関係だって、どんなに耐え難い環境だって、今の自分に必要な試練なんだって、私は前向きに捉えたいと思っています。

そうですね。
私も、起こることは、全て必然だったんだと、ごく最近、身近な出来事でわかったことがありました。
今があるのは、自分の過去の積み重ねがあるからこそ。全てはつながっているのですよね。

私も、sable de sesokoさんのように、試練をくれてありがとうって、いえる自分になりたいです。


あの子猫は、でっかい大猫になって、亡くなってしばらくしてからも、私どものそばにいて、それから、むこうの世界に帰ってゆきました。
・・・・何せ家族に見える人がいるので、こういう時ありがたいです(笑)

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