ハナママゴンの雑記帳

ひとり上手で面倒臭がりで出不精だけれど旅行は好きな兼業主婦が、書きたいことを気ままに書かせていただいております。

次はクラクフ!

2012-10-20 21:40:31 | クラクフ (ポーランド)

去年はムスメとムスメの友達を連れてアグネスの所に遊びに行ったけれど、あれは本格的なホリデーとはちょっと違うから・・・ 私の最後のホリデーは、そうすると、2年前のローテンブルクだわ。 うぅ~ん、そろそろどこかに行きたくなってきたぞ。

ということで、思い立ったが吉日。 来年は6月に、ポーランドのクラクフに一人旅することにしました   ポーランドは初めてで知識も皆無なのに、なぜポーランドのクラクフになったかというと、少し前にテレビでちらっと見かけたのがきっかけです。 ドイツに似た趣のある、中世の面影をとどめた古都という感じで、一目惚れしてしまったのです。 オットーとムスメを誘ってみたけれど、観光客が集まる所への旅には興味ないオットーはパスするというし、ムスメは来年のその時期はいろいろ試験があって忙しいという。 友達を誘うことも考えたけれど、私は基本、身軽な一人旅が好き。 気兼ねなく予定を変更できるし、待ったり待たせたりもないし。 ・・・やっぱ、一人で行こう

それでここ一週間ほどは、フライトやホテルや観光名所を検索して楽しい時を過ごしました。 ただ・・・う~ん、クラクフのお勉強はしたい、でもブログも更新したい。 ジレンマに陥ったけれど、良い解決策を思いつきました   クラクフについて学んだことをブログ記事にしちゃえばいいんだ! 

ということでクラクフですが。 ポーランド南部にあるクラクフは、人口約75万人。 ポーランド第2の都市です。 17世紀に首都がワルシャワに移るまではクラクフがポーランド王国の首都だったため、クラクフを『ポーランドの京都』ととらえる日本人が多いそう。 戦災による破壊を免れたため、古い建物も多く残っているし。

仕事で時々一緒になるポーランド人のシルヴィアに「次のホリデーはクラクフにしようと思うんだ♪」と言ったら、「私もクラクフは大好きで何度か行ってるのよ。私がいつも泊まるいいホテルを教えてあげる!」 シルヴィアおススメのホテルは、ホテル・ローゴス(Hotel Logos)でした。 

    

宿泊料金は、シングル一泊が、ホテルのサイトで直接予約すると、60ポンド(¥7620)。 Hotels.com で予約すると、54ポンド(¥6858)。 ロケーションはよさそうだし、シルヴィアという泊まったことのある人のおススメだし、もう一軒との間ですごーく迷ったんだけれども・・・ そこは倹約主婦のワタクシ。 一泊の上限を「50ポンド(¥6350)まで」とゆるーく決めていたので、今回は涙をのんで?自分で良さそうだなと思った、シングル一泊48ポンド(¥6096)の Hotel Wit Stwosz (カタカナでどう書いたらいいのかわからん)にしました。 クラクフにはぜひまたムスメを連れて行きたいと思っているので、ホテル・ローゴスはその時までとっておこう。 

    

二つのホテル、シングル一泊の料金差は12ポンド(¥1524)、6泊だと72ポンド(¥9144)。 さて私の苦渋の?決断、凶と出るか吉と出るか・・・?

 

クラクフへのフライトは、これもシルヴィアに習って、今回初めて easyjet を使ってみることになりました。 我家から一番近いブリストル空港から出発できるのでラクです。 空港までオットーに送ってもらうと行きと帰りと二度面倒をかけることになるので、今回は自分で運転して行って車は駐車場に預けてみることにしました。 駐車料金は、6泊7日で36ポンド(¥4572)。 

easyjet でのクラクフへの往復の航空運賃は100ポンド(¥12700)ちょいで済みそうだったのでラッキーと思ったけれど、何とこれには、チェックイン荷物は含まれていなかったんです。 つまり、機内に持ち込める小さな手荷物だけの人のみ、この運賃。 20kgまでのチェックイン荷物は、別途に28ポンド(¥3556)かかりました。 発券手数料9ポンド(¥1143)なんてのもかかって、結局往復運賃は、133ポンド(¥16891)。 でもまぁ、これでドイツのむこうのポーランドまで往復できるのだから、安いものですよね。

 

クラクフについて調べ始めたら、大発見がありました。 かの有名なアウシュヴィッツが、クラクフから日帰りできる距離にあるんです! というか、アウシュヴィッツの最寄の空港は、クラクフの空港! アウシュヴィッツは一度は行きたいと思っていたので、これは行かないわけにはいかない。 その上・・・ 映画『シンドラーのリスト』で描かれた実業家オスカー・シンドラーの工場もクラクフにあって、現在そこは博物館になっているそうなんです。 これも行かないわけにはいかない。 実はアウシュヴィッツが、ぜひまたムスメとクラクフに行きたいと思う理由です。 ムスメが無事大学生になったら、一緒に行けるといいな。

アウシュヴィッツと広島の原爆資料館は、私がヨロヨロになる前にぜひムスメに見せておきたい場所です。 偶然ですが、つい先日BBCニュースで、イギリスの学生のアウシュヴィッツ訪問に関するニュースをやっていました。 Holocaust Educational Trust という慈善団体は、政府の協力を得てイギリスのすべての高校から2名ずつ生徒を選び、アウシュヴィッツを訪れる活動を行ってきました。 そのアウシュヴィッツ訪問が、ちょうど100回目を迎え、副首相のニック・クレッグも同行したそうです。 “百聞は一見にしかず” ・・・ まさにその通り。 ショックを隠せない男子学生あり、そっと涙を拭う女子学生あり。 「来てよかった。 教科書からは絶対に学べないことを学んだ」と、ある男子学生は言います。 

私も来年、この足でアウシュヴィッツの土を踏んで立つ日が待ち遠しいです。

 

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