日替わりトーク

☆過去現在未来☆

犬猫共存

2007-05-28 09:26:00 | Weblog
今度の土曜日にお見合いするワン子は、飼い主自身が保健所に 「処分してください」 と持ち込んだ10歳のロングヘアー・ダックスフントの女の子です。 可哀そうに、声帯まで取られて掠れ声しか出ないという、その経緯を聞いただけで涙が出て、その飼い主をコテンパンに懲らしめてやる空想をした! (踏んだり蹴ったりしたい!)

1970年に、ニューヨーク州の元亭の実家に仮住まいをしたが、言葉は不自由だし、誰も知っている人はいないし、当時はリスや野ウサギも出没する木々が多い村のような所で、都会育ちは一層寂さを感じていた。 心配した元亭は、犬大好き家族から来た私のために、ダックスをペットショップから購入してくれた。 大喜びして、ワン助をとっても可愛がり、おかげで私も元気になっていった。

そのワン助はキャンピングカーでNY州から遥々オレゴン州までの横断の旅も一緒にして、どこにいても陽気で活発であった。 ところが、1972年に生まれた赤ん坊と私の間にムリヤリ割り込もうとしたので、初めて厳しく叱責したら、額に皴をいっぱいよせて物凄く悲しそうであった。 でもそれからは、意を決したらしくベビーシッター犬に変身し、ヨチヨチ歩きを始めた息子を追いかけて、危険地域に入るとオムツを引っ張って保護してくれるようになった。

1973年にハワイに移住したときは犬を空輸したが、検疫でなんと4ヶ月も空港内施設に留められ、こちらの都合で可哀そうな目に遭わせてしまった。 そして1975年に再びNYに戻らなければならない時、もう犬を飼うのは無理と感じたので、新聞広告で成犬譲渡先を募集したら、日系3世のご家族が引き取りを希望してくださった。 丘の上の立派な一軒屋に住み、2人の子供が居る、見るからに優しそうな方々に安心して愛犬ダックスをお渡ししたが、今でも忘れられないほど別れが辛かった (本当にごめんなさい)。

若い時は思考回路が未熟なうえに身勝手であったから、今思い出すと 「キャーっ」 と叫びたくなるほど恥ずかしいことや失礼なことを数々してしまったが、せっかく家族の一員として向かえた犬を保健所に持ち込むような 「非道」 なことは、断じてしてこなかった。 

お見合いからトライアル (お互いの相性が合うかどうかのお試し期間) をしたうえで、うちのコとなるが、一番心配しているのが人間よりも愛猫との相性であります (前回に失敗したので、母にはお手伝いしてもらうだけで、私が犬猫を共存させる)。 性格も大人しいワン子と聞いているけど、仲良くしなくても良いから猫を追い回さない性癖であることを、心底願っているのですが (猫にも、犬が来ることをコンコンと説明している)。

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