笑いまみれ・はなこば日記

笑うことを積極的に考える女の日記
新アドレス→http://hana58.hatenablog.com/

IPPONを見た

2009年12月29日 | テレビ
ひさびさに
番組丸ごと
面白い!
という2時間特番を見ました。

M-1やキングオブコントは
大会として
テレビ番組そのものから飛び出てますし、
1番組の1コーナーで大爆笑することはあっても、
こんな最初から最後まで
充実しておもしろいことなんて
ここ最近なかったです。

この番組
「IPPON GRAND PRIX」

大喜利番組です。
ちょっと高級感あるサイバーセットで
緊張感をあおる感じで、
10人の芸人さんが
2ブロックに分けられて
戦います。
チェアマンとして松本人志。
そしてMEGUMIさんと
茂木健一郎さんと三人で、
中継席のようなところで
解説します。

芸人さんたちは
AとBの2ブロックに別れて
まずは
Aブロックの5人がお題に答えていき、
Bブロックの芸人さんが審査します。
審査はひとり2点もっていて、
10点満点で
「IPPON!」とポイントが入ります。
制限時間内で解答し
いちばん「IPPON」を取った人が
ブロック代表として
A・Bブロックで対決し、
勝者を決める。



出演者は
〈Aブロック〉
千原ジュニア
ビビル大木
チュートリアル徳井
オードリー若林
世界のナベアツ

〈Bブロック〉
バナナマン設楽統
有吉弘行
ハリセンボンはるか
バカリズム
ケンドーコバヤシ

このメンツで告知を見たとき
かなり期待できることはわかってましたが、
要は番組のつくりよ
とかなり上から目線で
えらそうに思っていました。

ごめんなさいでした。
大成功でした。すばらしかったです。

ガチの雰囲気を出したことで、
ありそうでなかった
真剣にお笑い頭脳を戦わせる大喜利番組になっていました。
雰囲気は
ダイナマイト関西に近いです。
D関は
大規模な予選を経て
無名でも一般人でも大喜利でのし上がることができる
というところが見所であったり
関西ホームの芸人さんが強かったりして、
またこの番組の主旨とは違うのですが。

売れている芸人さんが
本当に面白いんだぞ
ってことが
よく分かる番組になっていたと思います。
シンプルで
芸人さんの良さを引き出していた。
こういうのを待っていた!
豪華にする意味
って、こういうことだ。

今回すごかったのは
やっぱり優勝したバカリズムです。
発想と爆発力が頭一個抜けていました。
なかなか大喜利は
大爆笑
をとるのが難しいのですが、
バカリズムの出した回答は何度も爆笑をさらっていました。

Aブロックの
ビビル大木さんの
立場をわきまえた笑いの取り方も面白かった。
ナベアツさんも
そのスタンスで笑いましたが、
わたしはやっぱり大木さんですよ。
うまいです。
Bブロックは
バカリズムがごぼう抜きの勢いで
どんどんポイントを加算しているところへ
後半から食らいつく有吉さんが
格好よかったです。

途中、解説席にて
一般からの回答を松ちゃんが紹介するのですが、
わけの分からない回答が
苦しいほど面白かったです。
48歳のメタボ3号さんにハマリました。
そこを笑いにする松ちゃんがすごいと思います。
一人ごっつを思い出しました。

最後に
千原ジュニアとバカリズム
が対決し、
バカリズムが勝ちました。
トータルで見ると
優勝して然るべきと思いますが、
最後の問題は
ちょっぴり、バカリズムにラッキーでした。
ジュニアさんは負けてから
最後までテンション低めに見えました。
気のせいかもしれません。
でも悔しそうなのは明らかでした。
ジュニアさんの答えはどれも秀逸でした。
でも
バカリズムは天才の域です。
あんなに周囲を突き放して、
あたしなら天狗になるね。
バカリズムからは
そんな天狗臭(?)はちっともしません。

次は
春の開催だそうで、
来年の今頃、
すべてのチャンピオンを集めて
チャンピオン大会をするそうです。
楽しみですね。

次はいよいよ笑い飯西田さん?
麒麟川島さんやインパルス板倉さん、
ジャルジャル後藤さん、モンエン西森さんも
出て欲しいですね。
や~
夢が広がります。

最新の画像もっと見る