笑いまみれ・はなこば日記

笑うことを積極的に考える女の日記
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超えていけ

2008年07月03日 | テレビ
笑いのハードルについて。

みんな心には笑いのハードルがあって、
そのハードルが、笑うことを妨げます。
ハードルは、すなわちタブーであり、
その高さはひとそれぞれ。
だからみんな均等には笑わないのです。

わたしは最近下ネタについて真面目に勉強しております。
そして気が付いたのですが、
たいていの人と同じように
下ネタに対するハードルが
(自分が思った以上に)高いのです。
ほとんどの下ネタは面白いと思えず、
ひきまくりです。

下ネタに限らず、
私のハードルは常に高めに設定されていて、
笑い好きと豪語するわりには、
簡単には笑いません。

たとえば、食べ物関連のハードルもめちゃ高です。

あつあつおでんでリアクションを取る芸に関しても、
鶴太郎とダチョウ倶楽部以外は許せません。
これは食べ物を粗末にしないよう、
厳しく育てられたからです。
おでんがジャーンと登場した時点で、
私の脳が
「あんなに作って、もったいない」
と反射的に身構えます。
「これだけのために、おでんが無駄に」
などと思うので、相当面白くないと笑えません。
上記の2組について、許すと書きましたが、
笑うとはいってません。
鶴ちゃんはパイオニアとして、
ダチョウさんはお約束芸を発展させた職人として、
認めている。ただそれだけのことです。(何様?)

もうひとつは、
女性の捨て身芸。
実はほとんど面白いと思ったことないです。
面白さよりも切なさが勝ってしまうのです。
最近だと、モエヤン。
切なくってしょうがない。
母親になってさらにハードルが上昇傾向にあります。
というのは、
「ユズちゃんが芸人になったらどうしよう」妄想が加速するから。
モエヤンのネタを普通の格好で普通にやってくれたら(成立しないけど)、
もう少しは笑えたでしょう。
でも、何かを捨てたあの格好。
衝撃は受けたけど、絶対に笑えない。胸が痛い。
そのせいかどうか、ネタ自体も大して面白くないと思う。
ハリセンボンの春菜ちゃんの
「角野卓造じゃねーよ」も
最初の面白さが消え、切なさが増してます。
もうあのギャグやめてほしい。

こう考えるとかなり個人的な理由ばかりです。
が、それでいいのだ。
どんなに好きな芸人さんでも
サブいことには笑わない。
それが笑い愛するもののスタンスです。
シビアな目線こそ笑いの質を向上していくのです。ゴーゴー

ただし笑ってやるもんか
とは思ってません。
とにかく超えて欲しいのです。私の中のハードルを。
超えたときには下ネタでも差別用語でも
大いに笑いたいと思います。
思えば、ダウンタウンは、
すべてのタブー(=ハードル)を越えまくってました。

話はそれますが、レッドカーペットで少年少女が賞を取ってましたね。
注目していたので、驚きましたが、嬉しいです。
彼女たちに切なさはぜんぜん感じません。
何よりもコントをやるときの嬉しそうな顔が好きです。

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