パートのおじさん日記

都市近郊の山里散歩、網膜剥離、タクシー許認可、脱被曝、アレルギー、男の手料理、ツーリング、ドライブ、車内泊、パートなど

卵子の凍結保存ですか... 今日のあさイチから

2016-11-17 09:36:45 | 日曜大工
今日のあさイチで、卵子の凍結保存の現状について放送されてましたね。女性は育児の為にキャリアが保障されない恐れがあり、出産育児をためらってしまうことがあるとのこと、こっれは大いに賛同できる意見ですわ


そもそも女性に限って必要とされる育児とは、母乳を与えることに究極的には限定されるわけで、本来ならそれさえクリアできれば、産前産後の体力的に厳しい時以外は大きく仕事に支障が出る事はないと思うのですがね。男性ならば病気やけがで数カ月間の休暇が必要になるのと、何ら変わりはないと思うのですが、これが女性となると会社側も変わってしまうのですね


これにはいくつもの要因があって、これがすべてという答えはもちろんないのですが、その中の一つに仕事に対する日本人独特の価値観というものがあるのじゃないかと思うんです。男は仕事が第一、家庭の為、家族の為に一生懸命に働くことが美徳と感じてしまう、そんな文化が脈々と息づいているのではないかと


どこの国でも同じですが、昔から男が狩や漁に出て女性が家を守る。狩のリーダーになれば分け前が多くなり、必死になって獲物をたくさん採ろうとする。今はサラリーマンになって、仕事をたくさんして成果を出し、認められて出世してゆくのは、昔のそれとあまり変わっていませんね。女性は家にいて働き手を育てるのが一番の仕事であって、狩に出たりすることはないので、出産後は育児に励み立派な男子を育てあげる


しかしながら、今は男子だけが仕事をする時代ではないので、欧米では早々と男性も女性も平等な働き方をしていますよね。それに比べ日本では、まだまだ女性は家で家事をするもの。というのが男性だけでなく女性にも脈々と流れていると思うのですが、その一端は自分の義母から読み取れます


私は今仕事をしていませんので、視力以外は健康な男子ですから、掃除洗濯炊事などはまったく問題なくこなせるのですが、私がそのような家事をこなしていると事あるごとに「すまないねぇ」と声をかけてきて、仕事から帰ってきた女房には「あなたも夕食の準備くらいしなさいよ」と言います。義母は70歳を過ぎたばかりで、終戦まじかに生まれた世代ですから、ほぼ戦後世代と変わりはない育ち方をしてきたようです。その年代の人々は、男女を問わず女性は家を守るべし的な価値観で凝り固まっているのが、とても身近に感じられます


ですから、そのような考えの方々が世の中の中枢から一定程度いなくならない限りは、今の日本は変わりようがないのではないか?と思うのです。そして日本人も、もっと仕事以外のことに価値を見出せる世の中にならない限りは、出産育児に踏み切れない女性が減ることはないではないか?と思ってしまいますわ


長くなりましたが、要は「日本人も欧米人並みに自由に生きましょう」ということですな。仕事の中でアイデンティティーを見出したり、奉仕の精神を満足させるのではなく、もっと仕事以外の他の場所でそういったものを探すのが良いのではないかと思いますよ








ではでは
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