昭和・私の記憶

途切れることのない吾想い
生涯の記憶を切取らん

 

肩までつかれ

2017年08月09日 | 2 男前少年 1963年~

銭湯と謂えば、背景画
今は懐かし
昭和のひとこま であらう
 

Photo

 

 

 

 

 

 


町の風呂屋に行くのが一般的であった、昭和39年(1964年)
毛馬町1丁目にラジウム温泉「新道湯」という風呂屋があった
夏休みは 未だ、日の明るい夕暮に よく行った
脱いだ服を 「かご」 に入れ、洗い場へ入ると
「赤い夕日が 校舎を染めて 楡の木陰にはずむ声」
「あーあ あああ 高校三年生 ・・♪」 と、歌声
父親に体を洗って貰らっている3歳程の女の子
大きな声で、しかも はっきりとした口調で歌っている
「ヘー、こんな小さい子が」
と、10歳の私は その子に感心したのである

肩までつかれ
私は 6歳の妹を連れて風呂屋へ

髪、体・・と、洗ってやり、仕上げに液体の添加粉を、額・首筋に塗ってやる

それが、いつもの工程であった

「肩までつかれ!」

「100まで数えろ!」

えらそうに言う 「あんちゃん」に 「妹」 は、従順であった

「よし、あがれ!」

ところが

湯舟からあがった妹がおかしい

顔が真っ青になって、吐き出した

浸かり過ぎて酔ったのである

「あんちゃん」の言う事はきかなければと
熱いのを じっと我慢していた妹・・・
私は、それに気が付かなかったのである
・・
妹は覚えているだらうか

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