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誰が教えてくれたのか 忘れたけれど折鶴を
無邪気だったあの頃を 今は願いごと
折ってたたんで裏返し まだ覚えてた折鶴を
今あの人の胸に 飛ばす夕暮れ時
「私は待っています」と 伝えて
いつでも綺麗な夢を
いろんなことがあるけれど それは誰でもそうだけど
悔いのない青春を 詩って歩きたい
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誰に教わったわけじゃなく 忘れられない面影を
これが恋と気づいた そよ風の季節
会って別れて会いたくて 白い指先折鶴に
人に云えない想い 託す夕暮れ時
「私は大好きです」と 伝えて
小さな夢が燃えてる
泣いて笑って明日また それはいつでもそうだけど
青空の心で あなたを愛したい
千葉紘子 折鶴
昭和46年(1971年)
私が少年の頃から今尚、擁き続ける
私の想う 「私の時代・昭和の女性」
が集約された詩であらう
歌は時代を反映すると謂う
昭和40年代後半
「私の城下町」 「お祭りの夜」
の、小柳ルミ子
と
優しい乙女心が謳われた
それは、今でも、私の心に残る