昭和・私の記憶

途切れることのない吾想い 吾昭和の記憶を物語る
 

ガオー

2017年02月15日 | 7 大阪ヒーロー

男は泣いたらあかん
そう、教育された

人前で泣いて、どうする
歯をくいしばって、頑張らんかい
男は、泣いても、生涯で3回だけや
男が泣く時は、理由がいる
そして、その時は、誰はばからず
豪快に泣け
そう、教えられたのである
「男は豪快に」・・を信条とする
吾々の世代、誰もが持つ、認識である


吉本新喜劇
観客の めがしら が篤く成っている

きっかけを与えたら

皆、泣き出すであらう・・そんな場面

この後、観客を泣かすのであらうか・・

舞台の中央

主役は、ハッチャン こと、岡八郎 (大柄の男である)

屋台のラーメンの長椅子を取り出し

わざわざ、長椅子の上に立つ

皆が、見上げる

「ガオー」
( ドテー、〔舞台の全員〕 )

Oka4

 

 

 

 

 

 




それは、観客の期待なのである

そして、いつもの通り の大爆笑

大の大人が、より高いところで
衆目を集めて、号泣してみせる
そこが、意味(ミソ)で
そこに、吾々は、感動するのである

コメント