心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

再びの竜安寺

2017年08月10日 | 名所めぐり(京都)

桂春院の拝観を終了して

本日の妙心寺ともお別れです。


時間がまだ少しあるので

もう一か所どこか行こうと言うことで、

私は、等持院を提案し、友人は竜安寺を希望。


どちらも桂春院から近いのですが、

私はどうせなら一度も拝観したことがない等持院と思ったのですが、

確かに竜安寺も拝観したのは4年ほど前で

再び訪れるには頃合いと言えば頃合いではあります。


話し合いの結果、もめることなく

竜安寺に決定の運びとなりました。


ではと妙心寺北総門の方へと向かい

竜安寺参道と彫られた石柱に従って行軍開始。


嵐電の竜安寺駅を過ぎての

龍安寺参道商店街で

素敵な喫茶を発見したので行軍途中に一休み。


喫茶 たつどう

つくばいアイス最中

店内には店主なのか、店主の奥さんなのか

はたまたアルバイトなのか女性が一人。

お客は、たまたま私達だけ。


そんな状況がそうさしたのか、

東男に京女で互いの雰囲気がピッタリとあったのか、

お店の女性と話が弾み、

その中で記憶に残る面白い話をご紹介。


このお店のつくばいアイス最中が(上の写真)

関テレの番組「よ~いドン。」の一つのコーナーの

となりの人間国宝さんでリポーター円広志さんの回に

紹介されたと言うこと。


そして、もっと興味深かったのが、

その女性が言うには

蓮の花は、早朝につぼみがポンと音を立てて咲くと言うこと。

そして、その女性は実際にその音を聞いたことがあり、

蓮の花が咲く季節、何年も毎日早朝に出かけて、

ようやく聞けたそうです。


竜安寺にしてなければ、こんな面白い話を聞けなかったので

これだけでもう竜安寺決定が成功となりました。

ポンって、ポン!か~。


竜安寺へ

以前のルートは、仁和寺から「きぬかけの道」を歩いて

竜安寺の山門に辿り着いたので、

この場所は、以前来たルートとは違っているので初めてです。

(前は、奥に二人立っている所の左側から到着)

何門だろう?

 

竜安寺は、鏡容池(きょうようち)を含む竜安寺庭園全体が

名勝庭園、竜安寺方丈庭園が特別名勝に指定されています。

そして、世界遺産の一つです。

 

竜安寺 山門

 

竜安寺 鏡容池

竜安寺の山門を入るとすぐ左側に鏡容池と呼ばれる広大な池があります。

その昔は、この池で公家が船を浮かべて歌と舞と音楽を楽しんでいて

石庭よりも鏡容池の方が有名だったそうです。

 

 

竜安寺方丈庭園に続く参道

 

鏡容池と弁天島

竜安寺の鏡容池にも蓮がびっしりとですが、

法金剛院の蓮とは種類が違うようです。(この感じは、睡蓮かな?)

ちなみに喫茶たつどうの女性が、蓮の花が咲く音を聞いたのは

この竜安寺の蓮です。

 

何枚も池の写真が続ていますが、

それだけ大きな池で、龍が住んでいてもおかしくないかな。

そう言えば、天竜寺にも大きな池があるのは

竜神(水神、海神)と関係があるのでしょうか。

 

 

竜安寺 庫裡と参道と参道の両脇の竜安寺垣

 

竜安寺 庫裡玄関を入ってすぐの

4年前と同じところでハイポーズ(屏風になんて書いてあるのか分かりません。)

私の記憶に間違いが無ければ、

前回の時に、ここ庫裡と方丈を繋ぐところに

1mくらいの豊臣秀吉の木像が無造作に置かれていたんですが、

今回は見当たりません。

 

竜安寺方丈庭園 石庭(特別名勝&世界遺産)

南禅寺の方丈庭園は、「虎の子渡し」の庭園と呼ばれていて、

ここ竜安寺の石庭も別名「虎の子渡し」の庭園と呼ぶそうです。

 

大勢の外国人の観光客も石庭の前で、

腰を下ろしてゆったりと石庭を眺めています。


今までの京都巡りの中で

何故だかこの石庭が一番心が落ち着きます。

廻廊に座って瞑想する訳でもなし、

ただぼんやりと石庭を見ているだけなのですが

一番落ち着きます。


同じように座って動かず

ぼんやりと石庭を眺めている外国人も多くいますが、

同じような感覚を感じているのでしょうか。

それとも

コレノ ナニガ イイノカ ワカリマセン。

WHY ジャパニーズ・ピープル。」と

あれこれと考えを巡らせているだけなのか。

 

竜安寺 石庭

石庭は、4年前と姿が何も変わらずに私を向か入れてくれ、

今の私は、石庭にはどのように見えているだろうか。


どれくらい座っていたでしょうか。

今回もかなりゆっくりとさせてもらいました。

 

青いTシャツを着た外国人、遠き所から来てどこに帰るのか分かりませんが、

交わることがあるはずがない二人の人生が、

竜安寺と言う場所で触れるように交差したなんて考えるとロマンを感じます。

でもまあ、

日常でも電車に乗れば同じようなことを何万回も繰り返しているのですが。。。

 

仏殿と方丈の間にある庭

 

 

方丈の裏側

 

これもまた有名な竜安寺の”吾只足ることを知る”の「つくばい」で

徳川光圀(水戸黄門)による寄進とされています。

つくばいは、4年前にも写真におさめたの良いかとも思ったのですが、

せっかくなのでパチリ。

 

奥に石庭の壁が見えます。

のんびりと寛いだ石庭を後にして、

鏡容池の周りの竜安寺庭園を拝観

 

 

鏡容池と方丈庭園の間にある庭園の景観

 

鏡容池の西側の散策路と景観

 

修学旅行を入れて生涯3度目の竜安寺訪問を終えました。

最初は、興味もなく良さも全く分からず、

2回目は、その良さを感じることが出来て、

3回目も、同じような感じ。


ん?4年前の2回目と今回の3回目の感じ方は同じ。

もしかして、石庭から見た私は、

だったかも。


 

帰路 阪急嵐山駅へ

写真を見るとまだ明るいので

もう時刻は午後6時になっていて、

お山のカラスが鳴いてないけれども帰ります。

 

一日が短く、私達の巡行のペースは、

一か所に大体1時間半から2時間位の滞在となるので

一回の名所巡りで訪問できるのは3,4か所です。


それからすると小学の2泊3日の修学旅行、

大阪城に立ち寄って京都へ、

京都は、嵐山(渡月橋界隈)、金閣、銀閣、清水、

二条城に平安神宮(庭園なし)。


奈良は、東大寺に法隆寺。。。

京都、奈良の記憶漏れがありそうなのですが、

不思議に良く回れたなと思います。

 

 

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