汗かき・デジパチ・散歩道

毎日の散歩道の風景、花などを写真で載せる。趣味の菜園,囲碁、コーラスなど、心にかなったことを記述する。

スイス旅行(7)

2008-10-21 14:37:00 | 
素晴らしかったクラインマッターホルンを後にしロープウエイで1本下った駅がトロッケナーシュティークだ。そこからガンディックヒュッテを目指して歩き始めた。この辺りから見るマッターホルン。重機などがありこんな高いところで工事をしている。歩き始めて10分ぐらいの処で素晴らしいポイントに出会った。リッフェルゼイの逆さマッターホルンはとても有名だが、ここは雪渓から流れ出た水がたまって綺麗な池になっていたのである。スイスをトレッキングして思うことは何処を歩いても明確で判りやすい道しるべがありとても助かることだ。ガレ場の道ばたにはこんな可憐で白い花たちや名も知れぬバイオレット色の花などが出迎え、目を楽しませてくれる。目の前にはほんのちょっと前までいたクラインマッターホルンの姿が目前にクッキリと現れる。旅行前ツェルマットの案内書によってガンディックヒュッテを知り、今たどりつこうとしている。3000㍍をかれこれ小一時間ぐらい歩いたところに目指すガンディックヒュッテが表れた。酸素が平地より少なくチョット大変だったが気分はとても爽快だ。このヒュッテでの昼食は周囲の山々に囲まれた素晴らしい一時の至福となった。ここから遙か彼方下方にツェルマットの村が見える。山小屋に別れを告げまた歩き始めた。このスイスの国ではヒュッテのあるところには必ずと言っていいほど赤に白十時の国旗がはためいているのも特徴的だ。



スイス旅行(6)

2008-10-21 14:20:29 | 
 とうとうクラインマッターホルン到着だ。クライン(klein)とは独語で「小さい」の意、つまり小マッターホルンと言うことだ。ビューポイントへ登るエレベーターから一歩出た頂上からの眺望は言葉で言い表すことが難しいほど素晴らしい。高度3883㍍から見えるマッターホルンの姿をやや暫く眺めていた。今日は好天に恵まれ、頂上にうっすら雲があるが全く気にならない。
 日本の山頂には山岳信仰の鳥居や小さな社(やしろ)等があるが西洋の場合殆どが十字架だ。この山にも十字架を背負ったキリスト像があった。麓(ツェルマット)に向かい右側にはブライトホルン(4165)のどっしりとした姿があった。よく見ると雪山トレッキングを楽しんでいる人たちで賑わっていた。そのやや右側(イタリア側)を見るとモンテローザと思われる山群が白い雪を頂き輝いていた。モンテローザとは名のみ聞き知っていたがその姿を実際にこの目で見たことが嬉しく感動した。
 マッターホルンに向かってすぐ左側隣には鋭角的なグランコバンの姿が美しい。この画像の中央奥にはモンブラン(仏領)の姿があるはずだが今日は残念ながら雲に閉ざされていた。角度を変えてマッターホルンに向かい右側の山々の眺望がまた素晴らしい。更にその隣にはドム(Dom4545M)を中心としたヴァリス山群の悠然とした雄姿を目にすることが出来た。明日訪れるヴェンゲン(Wengen)はこの山のちょうど向かい側に位置する。
 眼下には大勢のサマースキーヤーで賑わっていた。