浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

岩国の米軍基地

2017-01-19 08:40:17 | その他
 岩国にステルス戦闘機が到着したというニュース。

http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00347405.html

『東京新聞』記事は、

F35、岩国に初配備 米の軍事拠点化進む   2017年1月19日 07時02分
 米海兵隊のF35最新鋭ステルス戦闘機が十八日夕、配備先の岩国基地(山口県岩国市)に到着した。米国のアジア重視戦略「リバランス」の一環で、米軍が国外に配備するのは初。岩国には七月以降、厚木基地(神奈川県)から原子力空母ロナルド・レーガンの艦載機約六十機も順次移駐し、軍事拠点化が一層進む。

 政府や米軍などによると、岩国配備のF35は垂直離着陸が可能な計十六機。レーダーに探知されにくいステルス性能に加え、弾道ミサイルの発射を探知できるレーダーを備えている。

 FA18戦闘攻撃機、AV8ハリアー垂直離着陸機との交代で、今回は十機、他六機は八月に到着する。今秋にも佐世保基地(長崎県佐世保市)に配備される強襲揚陸艦「ワスプ」の艦載機として運用される見通し。沖縄県でも飛行訓練を行う。横田基地(東京)にも飛来するとみられる。

 今回の十機は一月上旬、米西部アリゾナ州の基地を出発し、アラスカ州の基地を経由。十八日午後五時半ごろ、最初の二機が岩国に着陸した。

 F35は昨年十月に米国内で飛行中に出火し、米海軍安全センターが最も重い「クラスA」の事故に登録した。山口県の村岡嗣政(つぐまさ)知事と岩国市の福田良彦市長は受け入れ容認の判断をいったん留保した後、防衛省から事故原因や再発防止策の説明を受け、同十二月に配備の受け入れを表明した。

 空母艦載機の移駐は日米両政府が二〇〇六年に合意した在日米軍再編計画に基づき実施。一四年夏にはこの計画を踏まえ、普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)のKC130空中給油機十五機が岩国基地に移駐。同基地には現在、六十~七十機の米軍機が配備されている。


 岩国が米軍の重要拠点になりつつある。沖縄と岩国、米国の軍事戦略の最前線だ。沖縄では「オール沖縄」で強い反対運動が構築されているが、岩国はそうではない。岩国市民は、軍事拠点化に反対していた井原市長を落選させ、拠点化を黙認する人を市長へと押し上げた。

 井原市長の時代、日本政府は不当な兵糧攻めを行った。「この市長なら政府は「兵糧」(つまりカネ)を送りませんよ」と。

 つまり、平和や正義より、カネなのだ。どこでもそうだが、札束を見せられると人間は弱い。カネと名誉を求めて、漂流する。
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