浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

都議会の百条委員会

2017-03-20 09:31:52 | その他
 今日の『中日』(東海本社版)、一面が東京都議会の百条委員会の記事。浜鍋もと副知事からは、有効な証言を引き出せなかったようだ。

 石原都政時代の都政は、財政の私物化、ほとんど都庁に出勤しない都知事、東京何とか銀行の問題など、いっぱい問題があったのに、都議会は追及してこなかった。ろくでもない政治をしていた石原を都知事にした東京都民。今になって、豊洲移転を追及しているが、もっと早くに追及することはできたはず。

 議会が議会としての責務を果たしてこなかったツケが今来ているのではないか。

 築地市場の移転問題、豊洲への移転は、東京都それに都議会も、その方向で動いていた。都議会は、その動きに棹さすようなことをしてこなかった。石原都政が行うことを漫然と見過ごしておいて、今になって騒ぐ。だから、浜渦もと副知事等に、今頃何を言うかと居直られているのだろう。

 都議会は、今までその職務を果たしてこなかったので、もと副知事等にバカにされているのだ。おそらく、もと副知事等は、議員に対して「あんたらも同じ穴の狢だったのだ」という意識をもっているのではないか。

 どこの議会でも、議員は、行政の行うことをチェックすることはほとんどせずに、地元への利益誘導や口利きだけに奔走している。行政が議員に渡す資料などほとんど見ていない。議員が、敬老会の挨拶で、「私共行政に与る者として・・・」という発言に驚いたことがある。それほどに、議員は自らがなすべきことを自覚していない。

 私は東京都民でないから、市場がどこに行こうと関心はない。

 都議会は、この問題に関して出てきたことを解明することはできないだろう。それほどに、議会には力がなく、また行政からもバカにされているのだ。議員も「センセイ、センセイ」と呼ばれて、「おれはエライのだ」などと思っている、そういう議員には行政を追及することはできない。そういう議員を選出している東京都民もまた同じ。

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