浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

日本の原子力関係者の認識

2017-06-09 21:56:13 | その他
 今日の『北海道新聞』のコラム。

プルト君

06/09 10:30

かつて日本の原子力PR用ビデオが、米国政府から抗議を受けたことがある。高速増殖原型炉もんじゅを開発していた旧動力炉・核燃料開発事業団(動燃)が制作した「頼れる仲間プルト君」▼「プルトニウムは水と一緒に飲み込まれても、ほとんど吸収されず、体の外に出てしまう」。そんな説明が入り、子どもがプルトニウム入りの水を飲み干す場面が流れる▼原子力大国の米国も、さすがに行き過ぎと感じたのだろう。エネルギー省長官が「誤った認識を持たせる」とビデオの回収を求めた。国内でも批判を受け廃盤となったが、一部はインターネットで見ることができる▼発がん性が指摘される放射性物質を、あたかも危険性がないかのような印象を持たせる神経は信じ難い。この一件で反省し、少しは安全意識が高まるかと思っていたが、そうではなかった▼動燃の後身である日本原子力研究開発機構で作業員がプルトニウムを吸い込んだ。1人は国内では過去に例がない量という。健康被害が出るかもしれず、被ばくされた方の胸中は察するに余りある。保管状況を確認中の事故というが、顔全体を覆いもせず、手作業をさせていたのには驚くばかりだ▼プルトニウムの名は、ローマ神話の「冥界の王」に由来する冥王星から取ったのは有名な話である。扱い方を誤ればエネルギー源になるどころか、暗闇で牙をむく猛獣そのものになる。2017・6・9


 今回プルトニウムを吸い込んだ方は、どうなるのだろうか。
ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 『読売新聞』は終わっている | トップ | 琵琶湖で大津波が発生するのか? »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
ブログ作成者から承認されるまでトラックバックは反映されません。
  • 30日以上前の記事に対するトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • このブログへのリンクがない記事からのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。