浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

トランプという人

2017-12-07 22:28:34 | その他
 中東にさらなる混乱を引き起こす決定を、トランプが下した。ヨーロッパ諸国は、この決定に賛成していない。イスラム世界は、とうぜん怒りの矛先をアメリカへと向けるであろう。
 しかしトランプのポチである日本の首相は、これを支持し、ひょっとして日本も大使館をエルサレムに移すかもしれない。もしそうしたら、もうバカとしか言いようがない。

トランプ大統領、エルサレムを「イスラエルの首都」宣言

 今日『世界』1月号が届いた。そのなかにテリー・ウィリアムズという米国人学者の発言が載っている(241ページ)。

 ニュージャージー州の作家フィリップ・ロスが、トランプは「人間的に貧しい」と表現しました。これほど見事な描写はないと思います。『ニューヨーカー』誌のジュディス・サーマンの記事に、その発言は次のように出てきます。「リチャード・ニクソンやG・W・ブッシュの時にも危険を感じたが、二人ともトランプほど人間的に貧しくはなかった。政治や、歴史、科学、哲学、アートについて無知で、繊細さやニュアンスを認識も表現もできず、良識や上品さが欠落し、知っている語彙数はわずか77語で、英語というよりマヌケ語と呼ぶにふさわしい」と。


 こういう人間が大統領になるなんて!?しかし、日本でも同じような者が首相になっている。

 日米とも愚かなリーダーを持ち、世界を危機に導いている。 
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【本】稲葉佳子・青池憲司『台湾人の歌舞伎町ー新宿、もうひとつの戦後史』(紀伊國屋書店)

2017-12-07 10:09:24 | その他
 書評で見て読みたいと思った。すぐに図書館で借りようとしたところ、すでに三人が予約していた。おそらく一度しか読まないだろうと思い、買うのをやめて待った。昨日借りて読み始め、今日読了。

 学生時代、新宿付近にはよく行った。といっても歌舞伎町にはほとんど行かなかった。東口、西口はよく行った。東口の風月堂という喫茶店、らんぶるという名曲喫茶など、そして西口「しょんべん横丁」の鯨カツ定食。あとは紀伊國屋書店。

 だから歌舞伎町のことについては、書かれていた店など、ほとんど知らない。新宿コマ劇場など入ったこともない。しかし駅西口の雑多な飲み屋などが並んでいるところは知っている。

 その西口の戦争直後のマーケット風のところは台湾人が多く店をかまえ、さらに彼らは歌舞伎町へも進出していったのだそうだ。なるほど、なるほど、という感想と、若干懐かしい感じの気持ちを持ちながら読み終えた。

 本書が、紀伊國屋書店発売だということもなるほどである。

 最近は、東京へ行っても新宿は乗り換えするくらいで、駅の外に出たことはない。おそらく大きく変わっていることだろう。

 著者の一人、青池氏は浜松出身だそうだ。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

これも理不尽

2017-12-07 09:21:38 | その他
 理不尽がまかり通る日本。

接見禁止、窓なし独房 籠池夫妻の長すぎる勾留に元裁判官も疑問視
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

テレビを見ない自由

2017-12-07 08:49:29 | その他
 テレビは見ない。

 しかしNHKの集金人は、カーナビにワンセグでテレビが見られるようになっているから、払えという。何という理不尽な要求だろう。車を購入したときに、既にカーナビはついており、そのカーナビは、確かにテレビは見られるようになってはいるが、停止しているときだけ見られるようになっている。

 私は、運転中は録音した音楽をかけているが、テレビは見ない。テレビを見ない生活が長く続いているから、見ようとも思わない。

 最高裁は、NHKの主張を丸呑みで、いかに権力べったりの裁判所であるかを明確に示した。昔、「まだ最高裁がある」ということばがあったが、今はもういかなる裁判にも頼ることはできない。裁判官のほとんどは、ヒラメ裁判官であり、上昇志向のみが彼らの原動力である。

 NHKはすべての人間はテレビを見るものだと思ってるようだが、そうではない。

 わが家は、だいたいきれいな音楽が流れている。その音楽を聴きながら、静かに本を読んだり、考えごとをしたりするというのが日常である。テレビはそうした日常を、おそらく邪魔する存在でしかない。

 テレビを見ない自由というものはないのであろうか。

 私は、仕方なく、自動車販売会社に行って、カーナビでワンセグが見られないようにしたいが・・・といってくるつもりである。

 日本は、どんどん理不尽がまかり通る国になってきている。

 権力を背景にした理不尽が、日本を席巻しようとしている。

 
コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする