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RBAの短期オペが物語るものとは?

2007-08-23 11:50:10 | 為替
各国の中央銀行(日本は日銀)は市場において
公開市場操作を行います。
これをオペといいます(Open Market Operatio)

最近ではECB(欧州中銀)やRBA(豪州中銀)の
金額が話題となってました。

RBAの数字に注目してみると先週1週間の
資金供給額の平均は約25.50億豪ドル。
ちなみに先週末の18日には38.70億豪ドルを
供給し大きな話題となっていました。

そして今週に入ってからの金額はというと

20日に33.40億豪ドル
21日に34.50億豪ドル
22日に46.78億豪ドルの資金供給を実施していた模様。

通常、いわゆる金融市場の混乱前はRBAの資金供給額は
18億豪ドル前後といわれています。

RBAは一部の短期市場金利に上昇圧力を抑制する目的で
通常の2倍以上の金額が供給されていた事がわかります。

そして今日の資金供給額は18.75億豪ドル。
通常程度に戻ったようです。

この数字が何を物語るのか。

ドル円の115円回復も昨日あっさり超えたことも踏まえて
今朝はオセアニア市場の取引開始とともに豪ドル円が94円を回復。
NYダウの動きに連動していた為替市場に活気が出てきたようです。

今日はまもなく日銀総裁の金利政策の発表を控えてます。
あまり円安が早く加速してしまうと、利上げに前向きな
福井総裁から強気なコメントが出てしまいそう。

せっかく回復基調にある市場が各国の要人コメントで
一瞬にして反転してしまう時期。注目ですね。

いずれにしても、今週が大きな山場(谷場?)となって
もらいたいです。




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1 コメント

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金利据え置き! (hamahige)
2007-08-23 12:38:34
日本銀行は、金融政策決定会合において、金融政策の現状維持を8対1で決定した模様。

このあと15時半より始まる福井総裁のコメントに
注目ですな。