別館 はまぐりだいあり~

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「幼小中高一貫」15年教育?

2006年05月21日 | 教育・子ども
さてさて…

初の公立「幼小中高一貫校」…北九州市が設置方針
(Yahoo!ニュース-読売新聞)

まずは、記事全文コピーから。
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 北九州市は、幼稚園から高校まで15年間にわたって系統的な教育を行う
公立「幼小中高一貫校」を設置する方針を固めた。

 2010年度をめどに規模や運営形態などの全体像を打ち出す。文部科学省
によると、幼小中高の一貫教育を実験的に実施しているのは広島県と奈良県で
計2例あるが、いずれも3年間限定の実施で、常設の公立「幼小中高一貫校」
の創設が実現すれば、全国で初めてになる。

 北九州市では05年2月、市教育長の諮問機関が、幼児期からの集団生活の
ルールを学ぶ重要性や、心身の成長が著しい小学校高学年~中学校の課程の
相互乗り入れなどを評価し、幼稚園から高校までの一貫校の必要性を答申した。
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まず、どうやって入学試験を実施するのか。
そして、本当に教育的効果が期待できるのか。
この2つの点が、非常に気になります。

15年一貫の教育ということは、もちろん最初の卒業生を
送り出すまでに15年かかるということ。
1学年のデータだけで評価は出来ないでしょうから、
さらに数年分 (3年と言わず、もっと ?) が必要になるでしょう。

何となく、壮大な教育学的実験のような気がします。

15年という歳月は、相当長いもの。
あまりに実験的に過ぎると思ってしまうのも、やむを得ない
ことだと言い訳しておきましょう。
……反対しているのとは、少し違うのです。

進学させる側にしても、ちょっとリスクが高い様な ?
前例がほとんどないようなので、是非とも慎重に計画を
立案していただきたいものです。


それにしても、「一貫」って、そんなに良いのでしょうか ??
最近、(目新しくは無いはずなのに) よく耳にするもので……

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