『自由党』を支援する道民の会(浜菊会)

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森友学園の工事担当―藤原工業の謎

2017-04-05 14:51:04 | 政治
藤原工業が森友学園の未払い工事費用を払うよう、提訴したという報道があった。


支払期限を過ぎた約4億円分の支払いを求めるものである。小学校工事費用と廃土処理費用の合計額で報じられているので、いつの、何の費用なのかはよく分からない。


報道や証言は、ほとんど一定しない。時期により変遷が見られる、ということである。


・3月10日
>http://www.sankei.com/west/news/170310/wst1703100043-n2.html

藤原社長は取材に対し、正規契約では支払いが4分割になっていると明かし、「これまで2回支払われたが、まだ11億円ほど受け取っていない」とした。


・3月22日
>http://www.asahi.com/articles/ASK3Q5JJJK3QPTIL027.html

藤原工業の社長は22日、取材に応じ、仮差し押さえ申し立ての理由について、建設現場の産廃土の処理費用5千万~6千万円の滞納があると説明。小学校の建築事業費については「約4億6千万円が支払われたが、約11億円が払われていない。なんでこんなことになるんだろうとがっかりしている」と話した。

 建築事業費の契約書は、同じ日付で約7億円から約23億円まで金額の異なる3通りが国や府などにそれぞれ提出されていた。藤原工業は今月10日、府の聞き取り調査で「15億5520万円が正しい」と説明している。



・3月30日
>http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170330/k10010930591000.html

藤原工業の藤原浩一社長は取材に対し、「私の認識としては、正しい契約書は15億円だと改めて説明させてもらった。実際にかかった費用は、税抜きで21億円ぐらいになっていることや、23億円の契約書は、森友学園と設計会社の依頼で作ったことも合わせて話した」と述べました。



4月3日
>http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170403/k10010935541000.html
大阪の学校法人「森友学園」が建設していた小学校の施工業者が記者会見し、未払いの工事代金が15億円以上に上る見通しを示したうえで、近く学園側に支払いを求めて裁判所に訴えを起こす方針を明らかにしました。
学校法人「森友学園」は、今月の開校を目指して、大阪・豊中市の元の国有地に小学校の建設を進めていましたが、先月に認可の申請を取り下げ、その後、工事は中断しています。
これについて、建設工事を請け負った大阪・吹田市の「藤原工業」が3日に記者会見し、未払いの工事代金が15億円以上に上る見通しを示しました。



まず、3月10日以降に、これほど大問題になっているにも関わらず、しかも認可取り下げが報じられたのは、同じ日であったわけです。その後に、追加工事費用とかが新たに発生したとは想定しにくいでしょう。上記記事から、社長の証言は、

ア)支払は4分割
イ)未払いは11億円
ウ)4億6千万円は支払われた
エ)3月15日仮差押えは産廃土処理費5~6千万円の為
オ)30日には「実際にかかった費用は21億円」と増加


これは、どういうことでしょう?23日頃までは債権額が11億円となっていたわけです。ところが、その後には何故か膨張しているわけです。未請求分がよく分かっていなかった、ということでしょうか?


年間売上高約30億円、総資産16億円規模の会社で、未払い工事費が15億円以上も発生していたら、どうですか?社長は夜も眠れないし、潰れるのを覚悟しませんかね?


しかも、工事をここまでやってこれたのは、藤原工業が資材仕入とか発注先の各会社に対して支払を継続してきたからできたものでしょう?手形とか未払工事費で一部は払ってないのかもしれませんが、通常は全額完成引き渡し時に各発注先に払う、などということは想定できないでしょうね。下請けは資金繰りが厳しいことが多いはずで、半年以上も工事費入金を待っていては潰れてしまいませんかね?

となると、藤原工業が負担してきた「森友学園が払っていない工事費用」というのは、相当大きいということになりますね。本当にそんな巨顎の資金繰りが可能だったのでしょうか?

それはおいといたとして、問題は債権総額が変遷していること、です。

特に、仮差押えをした後なのに、金額が不正確というのは、どういうことだと思いますか?

15日には、裁判所が仮差押えを認めたと報道されてますね?
そうすると、藤原工業は仮差押えを実現する為に、裁判所に対して疎明資料を提出してますよね?
何故、その書類には、正確な債権額が記載されていなかったのか?例えば10億円の契約書が存在するとして、会社に支払われていない、ということをどうやって裁判官に立証したのでしょう?契約書だけでは、本当に払われていないかどうかが、不明でしょう?

口座の入金記録とか、森友学園の分割支払の金額と期日の確約を示す文書とか、そういうものがあったわけですよね?
ならば、森友学園側に対する債権額が一定しない、ということは、考えにくいですね。


だって、相手は明日にでも飛ぶかもしれないんですよ?
そんな相手なら、必死で帳簿を改めて、債権額を割り出すし、今後下請け企業等に払わなければならない資金をどうするか、考えないとまず不可能でしょう。
もし、藤原工業が今後払う必要のある森友学園関連の工事費が5億円とか10億円もあったら、余剰現金が10億円とか残ってるわけがない(他の受注分はそれはそれの見合いで出てゆく)ので、死にもの狂いで対処するでしょう?


もう一つ、謎が。仮差押えの場合、供託金を払う必要がありますよね?
今後、森友学園から10億円超も入金がないにも関わらず、供託金を数千万円?とか払うことになるわけですよね?
喉から手が出るほどに、払出現金が必要な場面で、裁判所に供託金を出す余裕があると?


これに関して、重要なことが分かりました。
証人喚問は見てなかったので、全然知らなかったわけですが、重要証言があったようなのです。


それは、自民党の西田昌司参議員の発言です。
>http://tactical-media.net/%E7%B1%A0%E6%B1%A0%E6%B0%8F%E8%A8%BC%E4%BA%BA%E5%96%9A%E5%95%8F%E5%85%A8%E6%96%87-%E5%8F%82%E8%AD%B0%E9%99%A2/

『あなたが工事を発注した藤原工業がですね、あなたの幼稚園含め仮差し押さえ、私も謄本をあげてみました。3月15日されてますね。11億円が工事費未払いだったということですね。なぜ未払いになっているんですか?』

『11億円は銀行から借り入れでお金を借りて払うということだったんですか?』

『森友学園、塚本幼稚園。ここにも今、現在、小学校を建てる前も負債はあったと思いますが、何億円ありましたか?』

『3億円の負債が残っているんですよ。そして総資産枠というのがありますね。この総資産は一体、どれくらい、あなたの保育園、幼稚園はありますか。学園全体で。』

この西田参議員の発言により、

・謄本を確認した
・債権額は11億円
・森友学園の銀行負債残高は3億円

ということです。
西田議員が幼稚園の土地建物の謄本を確認している、ということですわな。これは公開情報なので、是非とも開示してほしい(報道機関の人たちは、どうして調べないの?)

銀行負債が3億円ある、ということは、銀行の抵当権が設定されているはずですよね?
これが非常に気になる。

藤原工業は、何の為に仮差押え登記をしたのか?
債権回収の為、ですよね。それは分かります。けれども、銀行が抵当権を設定しており、上位にあるわけですから、森友学園の土地建物を処分できる権利は、藤原工業にはまずやってこないのではありませんか?

だって、競売で3億円も回収できるとは到底思えないわけで。
だとすると、先に書いた通り、仮差押えを実行する為に、弁護士費用とか供託金の費用だけが多く嵩む結果となり、債権回収には全く役立たないとしか思えないわけですよ。

銀行が担保回収して、殆ど何も残らずに終わり、それを債権者で分配しても、殆ど無益では?だって、3億円も回収されてご覧なさいな、残り物なんてほぼ無きに等しいでしょう?それなのに、どうして仮差押えなんかを?どの方面からの入知恵ですか?


本当の債権額というのは、やはり謎ですわな。
裏の「本当の工事価格」というのがもっと低くて、今後藤原工業が払うべき費用=未払工事費用が少ないなら、倒産危機を心配せずに済むかもしれない、というのは思いますね。


続いて、重要な記事がこれ。

4月3日
>https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170403-00000515-san-soci


学校法人「森友学園」(大阪市)の小学校建設工事を施工した藤原工業(大阪府吹田市)が、工事代金の滞納を理由にこれまで仮差し押さえした学園の幼稚園や系列の保育園などに加え、新たに学園理事長だった籠池泰典氏の自宅の仮差し押さえを大阪地裁に申し立て、認められたことが3日分かった。藤原工業の代理人弁護士によると、地裁が3月31日付で決定を出した

代理人は「追加工事や学校用地から発生したごみ処理費用を含めると、学園側に対する債権は16、17億円に達している」と主張。近く籠池氏や学園を相手取り、損害賠償など債権相当額の支払いを求める訴訟を起こす方針。

 同社側によると、工事の契約金額は15億5520万円で、これまで学園側から約4億5000万円を受け取ったが、昨年10月以降は指定期日にも支払いがない。鉄骨の追加や建設用地から出た産業廃棄物の処理費用などを足すと、代金の総計はすでに19億円超に達しているという。

 同社の藤原浩一社長は取材に対し「学園側からは工事代金のうち7・5億円について、完成後に大阪府からの『私学助成金』で支払うと言われた」と改めて説明。助成金申請用に必要だと籠池氏に頼まれ、正規契約とは別に「請負代金7億5600万円」とする契約書を作成したとした。代理人は「私学助成金という名目の補助金は存在しないことが分かった。だまされて契約したということだ」と強調した。



まず最も重要なのが、この記事の基になっているのは、代理人の弁護士が開いた会見での発言、ということである。素人ではない。社長個人の発言ということでもない、と。


提訴の請求額が4億円と減っているのも、よく分からない。まさか、オレがツイートに書いた、大成建設の例で説明した「未払工事費用」の総資産に対する割合とかから、算出したということでもあるまい?www


代金総額が、何故か仮差押え登記以後に、膨張している、と。西田議員が謄本を確認して11億円と国会で発言したのも、間違いってことですね?
仮差押えの時、代理人は寝惚けてたの?w


これ以上に、あまりに嘘くさいのが、籠池個人の資産を仮差押えした、という発言。
これって、本当なの?

どうやって?
裁判所が、これを認めたと?本当ですか?


一般論として、森友学園は学校法人であり、その法人が破綻したら、法人資産は全部差押えられたり競売にかけられたりして、債権回収が行われるでしょうね。けれども、代表者の個人資産は、差押えをすることができんのですよ。法人の債務は、あくまで法人の範囲内であって、その社長とか代表者個人が、法人債務を引き継ぐべき義務はないはずなんですわ。


しかし、何と、代理人弁護士さまが、個人資産の仮差押えを実行し、裁判所がこれを認めた、と言ったんでしょう?
籠池元理事長が個人的に銀行借り入れをしていた、とかなら、分かりますよ?けど、学校工事代金の債権に対して、個人資産の仮差押えってのは、流石に無理筋では?


だとすると、何故、藤原工業は、このような不可解な行動を重ねるのでしょう?
しかも、代理人弁護士が、裁判所が認めた、と言ったんですよね?


なら、籠池の登記簿謄本を報道各社は確認するよう、お願いしますね。
本当に、藤原工業の仮差押えが籠池の自宅等に登記されているのかどうか、を。


塚本幼稚園の土地建物についても、登記を確認すべきです。融資銀行が割り出せるはずです。
銀行が回収に動かない、特別の理由があると思いますか?


あまりに謎が多すぎですね。



ここからは、全くの架空の話を。

例えば、本当の工事費用が7.5~8億円で、補助金をせしめるべく、金額を膨らませて契約書を書いたとすれば、半額の「7.5億円が助成金」説が正しいとすると、工事代金は丸々浮かせられる、ということになるわけですわな。実質負担無料って、ケータイ会社の変な宣伝みたいなもんでw

工事会社には、いくらかの見返りが払われるとして、そういうのはゴミ処理の有益費とか、サステナ補助金とかをかき集めると3~4億円が捻出できてしまう、とか?

   収入             支出

 助成金  7.5億円      裏工事費 7.5億円(実際にかかる費用) 
 有益費  1.3億円      その他  1.5億円(リベート的な?)
 補助金  1億円


となると、何か行けそうな気がしてきませんかね?ww小学校が”開業”できそう、みたいな。

まさしく頭金ゼロで、タワーマンション購入、みたいな大技?
それとも、自己資金ゼロで不動産オーナーに的な?


半金で工事着手、完成時残金、とかだと、残り3~4億円の回収ってことなら、それはまあ倒産危機には至らないかもしれず、心配度も低いかもしれんしな。助成金7.5億円は開学してからの話ってことだったんでしょうね、多分。それはどうやって入ってくる予定だったか不明だけど。

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