鹿の王
やっと読みました
ファンタジーものの要素あり,医療ものの要素ありで「書くの大変だっただろうなぁ」などというちょっとずれた感想をもちましたが,本当におもしろかった
上下巻,一気読みでした。
本を貸してくれたハルちゃんは,主人公ヴァンがオキという村で暮らすうち,そこの人々と強い絆を結んでいくところが好きだとのたまっておりました。
ワタクシは,医術師ホッサルとヴァンが邂逅し,それまでの仮説がピタピタと裏付けされていくところに,スカッとしました。
この本のタイトルにもなっている「鹿」といえば思い出すのはその鳴き声。
秋になると「ひゃぁぁぁー」という女性の悲鳴のような声が響き渡ります。
「鹿の声だよ」を教えてもらうまで,はいったい何事かとビックリしたものでした。
(動画見つけちゃいました)
雄鹿の鳴き声。Autumn leaves.Cry of male deer.
わたしにとってはこの,「ひゃああああー」というのが鹿の鳴き声のイメージなんですが,万城目学さんの小説「鹿男あおによし」の中では鹿は「ビィ」と鳴くと描写されてます。
違和感があったのですが,次の動画を見て納得いたしました。
鹿の鳴き声
確かに,「ビー」ですね。
サイレンみたい・・・
ずいぶん話はそれましたが,
「鹿の王」
ラストまで,ハラハラしながらだれることなく読めるのでとてもおすすめの一冊です。
鹿の王 (上) ‐‐生き残った者‐‐ | |
クリエーター情報なし | |
KADOKAWA/角川書店 |