女子ゴルフの最新世界ランキングで、上田桃子が前週の21位から15位に順位を大きく上げ、17位の宮里藍を抜いて日本勢のトップになりました。現在賞金ランキングも1位、賞金女王はほぼ当確で、名実ともに日本女子ゴルフのトップに立ったように見えます。新しいヒロインの登場で女子ゴルフ界はますます盛んになるかといえば、私にはそうは思えません。
中央調査社か毎年行っている「人気スポーツ」調査によると、若貴時代には50%以上の人が好きと答えた大相撲がここ数年は20%程度に低迷しています。この期間の横綱は強い朝青龍。確かに強いけど自分が勝つことだけしか考えていないように見え、好きになれません。ちなみに人気力士トップは一応朝青龍(但し2007年1月時点、サッカー問題が浮上する前)ですが、2位が高見盛というのも、ファンが強い力士だけを求めているわけではないことを物語っています。
宮里藍がデビューしたとき、そして石川遼くんが出現したとき、ゴルフファンは大歓迎をしました。それは単にゴルフが上手だというだけでない、ファンに訴える何かがあったからだと思います。横峯さくらが初優勝したとき、藍ちゃんが祝福するその笑顔は自分のことのように嬉しそうでした。上田桃子が負けて悔し涙を流した話はよく聞きますが、誰かが勝った時に藍ちゃんのように喜んだという話は聞いたことがありません。
最も好きなスポーツ選手でも20位以内に入っているゴルフ選手は9位の宮里藍しかいません。ちなみに上位はほとんど野球選手です。タレント価値という意味での“藍&さくら超え”には、まだ懐疑的な関係者が多いというのも肯けます。