らんかみち

童話から老話まで

子犬たちに罪はないのに

2014年01月27日 | 暮らしの落とし穴
 先日歩いていて見かけた子犬たち、兄弟は全部で5匹のようだ。モコモコしたぬいぐるみ調だったり、ツルツルした毛並みの違いはあるけど、どいつも鼻の回りが黒い。どうやら、散歩に連れてきた雄犬が自由に走り回って種付けしていったらしい。

 犯人ならぬ犯犬の目星はついているといっても証拠はない。遺伝子鑑定でもすりゃ真相は解明できるだろうけど、「責任をとれんから、うちの雄犬を気が済むようにしてくれ」と開き直られたらどうしようもない。今さら雄犬の飼い主を咎めても、生まれたものはしょうがないってこともある。

 子犬の引取先がないか、犬が好きそうな人に声をかけてみたんだけど、「純粋な豆柴だったら別だけど、雄の犯犬が知れているだけに……」と、皆さんからの答えは芳しくない。
 豆柴の母親を見ると結構な年寄りに見えるんだけど、生めるだけの若さはあるんだ。ということは、雌犬を避妊手術もせずに外で飼うってのもどうよ。「今度から手術をする」らしいけど、もらい手が現れなかったら子犬たちの運命はどうなるんだろう。

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