11月7日(土)
鉄道写真について日頃からアドバイスをいただくことの多い、大阪在住A木氏が今年になってから愛知県の清洲に足繁く通っています。
何が彼をそこに惹きつけるのか・・・、
それが知りたくもあり、一度私も現地を案内してほしい旨、依頼しました。近所にある稲沢機関区公開イベントのある日をチョイスして・・・・。前夜の金曜日、仕事をテキパキ終わらせて、早めに帰宅。簡単に身支度して、予約していた夜行バスで名古屋に向かいます。徳島~名古屋は夜行便としては中途半端な距離なのか、途中のSAでの時間調整が長く感じられます。あまり熟睡できたとは言えませんが、JR名古屋ターミナルビル横に午前5時40分にバスが到着し、長い一日が始まります。
A木氏は早朝のフライアッシュ貨物列車を撮影するために、すでに自家用車で現地に来ています。私も、JR名古屋駅から岐阜方向に2つ目の清洲駅で下車します。清洲駅北側の踏切付近まで走り、すでに撮影モードに入っているA木氏と合流。挨拶を交わす間も無く最初のお目当て、フライアッシュ貨物列車が岐阜方向からやってきました。
←早朝にもかかわらずISO感度を上げていなかったので、暗い画面に・・・。横の、A木氏はちゃんと感度を上げていて、成功していました。当たり前の ことがちゃんとできない自分に凹んでしまいます。
が、そんな憂鬱な気分も長くは続きません。この時間帯、次から次へと上り貨物がやって来て、最初の失敗を引きずっている暇なぞありません。夢中でシャッターを押し続けます。機関車もバラエティーに富んでいて、飽きることがありません。
これだけ、機関車のバリエーションが多い線区はここの他には、鶴見・武蔵野近辺くらいか?
やがて陽も高くなり、側面に光が当たらなくなってきたので、ここでの撮影は、切り上げる事に。
珍客もありました。キヤ97系気動車。レール運搬車。
東京メトロの甲種輸送も遭遇。
引き続き、稲沢機関区公開イベントへ向かいます。コインパーキングに車を止めて会場へ。
ここでは、少々落胆してしまいます。機関車の展示方法に難ありです。その壱.電気機関車のパンタグラフを下げたままの展示!レストランで冷えてないビールが出されたような気持ちになります。その弐.EF64-1000はそばの陸橋の影に全身覆われています。ちょっと移動させれば良いのに・・・。その参.今年は、コンテナ50周年というこ とでコンテナの展示に力が入れられていますが、いくつかのコンテナに被るようにテントが設営されていて撮影はしにくかったなア・・・・。どちらかというと、地域の方々との交流に主眼を置いているような感じですが、そういった意味では成功しています。昼飯として職員さん?の焼く、焼きそばをいただきました。おいしかったです。とは言え、現場の方々は休日に出勤していただき大変だったと思います。こういうイベントを開催していただくだけでありがたい事です。ここで、JR貨物公式カレンダーをGETできたのは幸いでした。
さて撮影後半戦は、JR清洲駅ホーム上から。ホーム真ん中付近で次から次へとやってくる貨物列車を撮影し続けます。
日の出から、陽が傾くまで、終日、貨物列車の撮影ができました。心は満腹状態です。
満足!満足!
そしてA木氏が清洲に通う理由が分かったような気がします・・・・。
帰りは、A木氏の運転する自家用車で氏の住む枚方市まで便乗させてもらいます。今日は、ホントにお世話になりました。