HALクリニックの診察室から

Human Active Life…新潟で心臓血管外科のクリニックを開設した医師のひとりごと

医療の情報共有とIT… 一番は、ドクターの決意!

2017-01-25 13:43:10 | 医療
 最近は情報のIT化は医療の分野でも進んでいます。
IT化していろいろな場面での医療情報の共有が進めば、
医療の効率化が図れます。




かつては病院内での診療科が違えば、他の科の診療内容が
分かりませんでした。
今では電子カルテや画像情報の電子化によって、患者さんの
医療情報を見ることができます。
それによって、診療科を越えた情報共有が可能になりました。
一方、医療機関が違うと、他の医療情報は見ることができません。
患者さんの情報は問い合わせをして連絡してもらうだけですので、
日常の情報共有ができません。

もし、全ての医療情報がクラウドなどで共有できたら、
他の医療機関、他の診療科の情報を知ることができ、
診療がスムーズにいくようになります。
医療の効率化も進み、医療コストも抑えることができそうです。

ただ、現実には電子カルテはいろいろな規格があって
相互に情報共有することが難しいです。
1人の患者さんに膨大なデーターが生じるので、情報管理も
大変です。


でも、医療情報の共有ができれば、クリニックから病院に
患者さんを紹介するときに、クリニックの電子カルテや
検査データを紹介先の病院から見ていただくことで
クリニックでの経過を知ることができます。
逆に病院からクリニックへ紹介していただくときに
病院での詳細な経過やデータを見ることができます。
当院では、心臓や血管の病気の患者さんが多く、
いろいろな治療のために患者さんがクリニックと
病院を往き来しているので、とても便利になります。




クリニックの電子カルテや画像データが病院とシームレスに
共有できたらどんなに素晴らしいかと感じます。


将来的には、情報共有は医療レベルを上げることにも
繋がることが期待できます。
そのためには、「電子カルテは面倒!」とか
「自院だけで診療は十分!」とか医師が思っていると
システムは上手く動きません。
情報を共有するということは、自分の診療をオープンにする
ことであり、ドクターにとっても恥ずかしくなることも
あるかもしれません。
医師たちが情報と心をオープンにする意識を持つことから
始める必要があります。
僕自身は、そういう情報の共有が進むことを願っています 
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